言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

何とかなる?

2015-06-15 09:30:49 | 生き残るということ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



鵜がいた!

朝、ゴミ捨ての後は、傍の川を見る習慣があります。

今日もいつものように鴨がいるかなと見にいったら、なんと、鴨もいたのですが、そこに1羽の黒い、鴨の数倍も大きい、首の長い鳥が川に首を突っ込んでいました。
首を上げた後しばらくしたら、上流の方に飛んでいってしまいましたが、あれってたしか、長良川の鵜飼いで有名な鵜だと思います。

ここに住み着いて30年以上になりますが、こんなこと初めて!

そのときは誰も川縁の遊歩道にはいなかったので、見たのはわたしだけですが、もちろんmy奥さんも、「うそよ」とひと言だけ。


確かに見たんです。

前橋南部あたりで、川で誰か見た人いますか?

鵜じゃなかったら、あの黒い鳥は何?

カラスなんかよりも大きくて、何より首が長かった。

ああ朝からビックリした。

「鵜だ!」と声に出したのがいけなかったのかなあ、すぐに気づいて飛んでいっちゃったけど。

携帯も持っていなかったので、撮影もできなかった、残念!


さて、そういうところで本題。

何か興奮しています。


興奮していると言えば、2日前の夕方、知り合いのお店で行われたライブに行ってきました。

小さな店内に約40人がぎっしり。

工夫すれば7、8坪ぐらいの客席でも40人ぐらいは座れるんですね。

昔から言われる諺があります。

「立って半畳、寝て1畳」
人の生活の場はそれだけあれば何とかなる、というような諺です。

1坪は約2畳。立つと4人、10坪なら40人かそこらが暮らせるというところ。
(昔の牢屋じゃないんだから)
何とかなるもんですねえ。


そうなんです、何とかなるんですよね。

わたしの座右の銘は一休禅師の、この言葉です。

『大丈夫 心配するな なんとかなる』

デスクの横にプリントアウトして貼ってあります。

一休禅師が死ぬ間際、弟子たちを枕元に集めて、遺言のように言った言葉です。

「この寺の経営が本当にどうしようもなくなったときに、最後の手段として、この遺言書を見なさい」と言って手渡したものです。

そのうちに、やはり経営がどうしようもなくなったときに弟子たちが集まり、とうとうその遺言書を開封しました。

きっと売れる宝物のありかでも書いている書類か、素晴らしい経営法を書いているんだろうなとばかり期待していたのですが、そこに書かれていたのが、上記の言葉です。

『大丈夫 心配するな なんとかなる』

『大丈夫 心配するな なんとかなる』

『大丈夫 心配するな なんとかなる』


その後の顛末については寡聞にして聴いてはおりませんが。

『大丈夫 心配するな なんとかなる』

なんとかなったんでしょうね。


どうしようもなくなった後でも、『大丈夫 なんとかなる』さと、楽観的になりましょう。

これは、マイナスのスパイラルにとらわれている心=精神状況を一度リセットしてみてごらん、という意味ではないかと私なりに解釈しています。

何かで困った時、様々な手だてをした後は、一度手を止めてみて、しばらくは何もしないでじっとしてみてみませんか。

いろいろ手を尽くした後は、他力本願です。


他力本願とは自身で手を尽くし切った後は、誰かが手を差し伸べてくれるものだという、本来はとてもいい言葉です。

最初から何もしないで、誰かの助けを待つというのは“他力本願”ではありません。

言葉の遣い方を間違えないように。



今日は鵜のこともあって長くなってしまいましたね。

新しいノンフィクション的フィクションの連載は、だから、明日からにします。



それから、お知らせです。

1、2週前にみなさんにお約束していた小冊子の電子出版(アマゾン・キンドル版)をアップしました。

無料でと思っていたのですが、どうやら最低価格が99セント(ドル建てなんですよ、アマゾンは)からということで、(もしかしたら無料にできるのかもしれませんが、そのやり方はまだちょっと分からないので)99セントでアップしました。
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ゆっくり成長?

2015-06-14 09:52:21 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

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夜中、と言うか早朝と言うか、3時過ぎに夕立じゃないよな真夜中だし、驟雨、にわか雨が少し降りました。
その前段階では稲光に雷も。

今朝はその余波を受けて曇り空。

昨日はけっこう晴れて暑くなりましたね。


さて、本題です。

今、育児休業中の娘が帰ってきていまして、しばらくいるんですが、もれなく4ヶ月児がついています。

あんまり子供が好きじゃないんですが、自分の娘の子供だと可愛いものです。
親の欲目でもありますが。


そのベビーの成長が毎日毎日少しずつではありますが、見ているとその違いが目に見えるんですね。

帰ってくる前に自分で寝返りをするようにもなり、その様子がLINEを通じてmy奥さんのスマホに動画として送られてきていましたが、今ではほんの少し後ろに下がるようにもなり、お尻もちょっと持ち上がるようになったというように、日々これ成長ですね。


ほんのちょっとずつの成長なんですが、このほんの少しの成長が1年経つと、今度は立ち上がるようにもなりますね。


これもやはりビジネスと同じで、日々のちょっとしたことの積み重ね、成長具合が、あるとき気がつくと大きなビジネスに成長している、ということでもあります。

この日々の小さな積み重ねが、あるからある時大きくなっていることに気づくわけです。

子供の成長と同じように、ビジネスも一瞬で大きくなることはありません。

もし一瞬で何かの加減で大きくなったとしても、その中には今までの日々の小さな成長の積み重ねが存在しない、空っぽの中身しかないので、すぐに萎んでしまいます。


わたしがまだ広告会社に勤めていた頃、クライアントであるスーパーやホームセンターでのイベントで、よく子供たちに風船をボンベからヘリウムガスで膨らまし、糸でしばってプレゼントするということをやっていました。

大勢がやってくる日曜日などは、あらかじめテントの中へ膨らませてストックしておくのですが、取り忘れたものは1時間も経たないうちに小さくなっています。

ヘリウムガスなので、すぐに抜けてしまうんですね。

いくらしっかりと縛っても、丸1日も立つと風船は完全に萎んでしまいます。

せっかく膨らんだ風船をもらっても、その寿命はわずか一日で、何も知らない子供はそれを見て泣くわけです。

そのイベントを2日間続けていると、そうしてまたもらいにやってくる祖母や祖父もよくやってきました。
「昨日孫がもらった風船が萎んじゃって………」と言いながら、もうひとつくれというわけです。

ひとつならまだ可愛いところがありますが、3つ、4つとせがむ年寄りもいましたが………。


中に何もないガスをつめただけの風船はすぐに萎んでしまいます。

中身のない繁盛も同じです。

ゆっくりでもいいから、中身を重ねながら少しずつ成長したいものですね。



それでは、また明日。

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販売は心理学?

2015-06-13 09:16:13 | アイデア・事例

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朝から蒸し暑い!
今日はまた30℃を超えるらしい。

昨日も気温こそ夏日には至らなかったけれど、湿気が多くて、蒸しっとしていました。

久しぶりに大きなショッピングモールに行ったんですが、その店内でも、ちょっと蒸しっとするお店もなかにはありました。

まあ気温との連動なので、エアコンもそれなりにしか働かなかったのでしょうね。

やはり月中の金曜日ということで、どの店も空いていましたが、それでも思いのほかお客様が多いというのが印象でした。

何か買物の目的があって行ったわけでもないのに、帰ってきたらけっこうなレジ袋でした。


さて、本題です。

モール内のたくさんのお店のある中で、主に女性ファッションのお店なんですが、やはりやっているお店がありました。

なにを?

『ブラウス・パンツ 2枚目 半額』というようなセールです。

どこでも季節のバーゲン以外ではよく目につくセール方法ですよね。

“2枚目半額”というと、お客様が思うことは、「あ、半額なんだ、安い!」とすぐに手が出そうになる、ということですね。
価格が違うと、もちろんですが安い方が半額になります。


2枚とも同価格だとすると、1枚25%引きなんですね。
ちょっと考えれば理性的に判断できることなんですが、まず『安い!』という判断がきてしまうと、どうしてもその最初の思いに脳はとらわれてしまうわけです。

本当なら、その隣りにある30%引きの商品の方が安いのにも関わらず。


不思議なものです。

定番を早く売りつくしてしまいたい場合、よく用いる手ですよね。

上記の例の『半額』というのは少ないのですが、セール時以外によくあるのが『2枚目20%引き』ですよね。

それだと単純に、1枚10%引きなんですね。

そう考えると大したことはないのに、どうしても庶民的には2枚手にとってしまうということになります。

販売のテクニックと言えばテクニックなんですが、うまく人間の心理をついた販売方法でもあります。


この方法は飲食店でもありますよね。

『ドリンクコーナー 300円 ランチの方は100円』
などというのも、同じ考え方ですね。

“もう1品”購入してもらうためのお客様の「お、得だ!」という一瞬の判断を味方にしたものです。


とにかく販売は心理学なんですよね。

心理学を極めて見ると、面白い結果が出ますよ。



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顧客への感謝の表現?

2015-06-12 10:33:11 | アイデア・事例

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ムシムシしますね。
まさに梅雨真っ最中という感じ。

昨夜はひとしきり雨が降り、しかし朝には止んでいました。

また、沖縄ではずいぶんと早く梅雨が明けてしまいました。

しかしここに来て、またエルニーニョが顕著になってきているという気象関係の言が。

エルニーニョになると、日本の南の方の海水温が低くなり、南方の高気圧の勢力も弱くなるという現象が連なるということで、今年の夏は冷夏?

まあ予報は気象庁にまかせて、と。


昨日のサッカー親善試合は、相手=イラクに戦意が感じられなくて、ただ日本の練習試合になっただけのような気がします。

たんなる練習試合であり、強化試合にはなっていないのか、と。

何か舐められていません?

明日はなでしこのワールドカップ第2戦がありますね。
こちらはガチです。

土曜日で休みだから、午前中でも見られますね。

応援しよう!



さて、本題です。

明日、知り合いの小さなお店=椅子が17脚、座敷テーブルが2脚(台ともいいますが)で、あるライブが行われ、伺うことになっています。

チケットも買わされ(?)ていますので。

で、そのチケットにはNo.が入っていまして(当たり前か)、ライブ終了後抽選会があり、何かが当るということで、結局はライブはほぼ無料に近くなるという、常連客向けの感謝イベントに近いものです。

知り合いのお寺などでは本堂でライブを開催したりすることもあり、今まで考えられなかったことが、こうして行われるようにもなってきています。

だから何かしようと思ったら、それも今まで考えられなかったようなことでも、やってみればできます。


まずは、自社、自店の顧客にあてて感謝のイベントを開催するという考えから始めてみてもいいのではないでしょうか。

何も感謝の表現の仕方は、割引や景品プレゼントなどといったありきたりのことではない、“何か”を考えることによって、お客様との距離がさらに近くなるはずです。


先ほどのお寺ではないですが、墓地でコンサートを開いたって、お墓に入っている故人も、もしかしたら喜ぶかも。
“故人と親しむコンサート”、なんてね。

それはまあ冗談の域を超えていないですが、ひょうたんから独楽(こま)、ならぬ、“冗談から独楽”的に、すごく面白いイベントも出てくるはずです。

あなたのお店や会社で、その場所を使ってライブじゃないけど、何か面白いお客様感謝イベントはできませんか?

考えてみましょうか。



それでは、また明日。

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“モウドリ”って?

2015-06-11 08:28:04 | スキルアップ

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今日は朝から蒸し暑いですね。

昨日はまったく予報通り、前橋の最高気温は31℃でした。
館林でなどではもっと上がりましたが。
室内にいる限りでは、まだエアコンのお世話にならなくても過ごせましたが、一歩外に出ると暑かったですね。


さて、本題です。

昨日の夜寝る前に「ニュース・ステーション」の最後をちらっと見たら、サッカーの日本代表FW宇佐見選手の紹介Vが放送されていました。

その中で、彼が小さな頃に実践した練習が紹介されました。


それは、誰も練習相手がいないので、自分ひとりで“モウドリ”をやって鍛えたということ。

“モウドリ”というのは、妄想ドリブルのことで彼の造語です。


目の前にディフェンダーを設定しながら、ドリブルを仕掛けるというもので、そのディフェンダーはどうしても抜けない最強のディフェンダーであるという設定だそうです。

その相手に向かってドリブルを常に仕掛けるということで、実践ではその妄想の中のディフェンダー以上のテクニックを持つ選手がいないので、実践では怖いもの知らずになることができ、現在のような形でフォワードとして活躍できる素地ができたということだそうです。


この“モウドリ”って、ビジネスの世界でも応用できますね。

最後に古館キャスターも言っていましたが、彼も必ず本番前に実践を設定して、相手がこう言ってきたらこのようにする、また違うように言ってきたらこのように対処するというように、いわゆるシミュレーションを欠かさない、ということでした。

この“モウドリ”もそうした高度なシミュレーションののひとつではないでしょうか。


わたしのようななまけ者でも、セミナーに前には1ヶ月以上も前から、椅子に座ってではなくて、立ちながら原稿を時には手に取り、時には離しながら、あたかも聴衆がそこにいるかのようにシミュレーションをします。


そうでもしないと不安で不安でしょうがないわけです。


これは接客の場面でも同じです。

やはりその日その日で、接客のシーンも違うわけですが、自分でそのシーンを想定して、想定問答集を自分の頭の中で組んでおくこともある程度は必要です。

その他のビジネスシーン、たとえば営業なども必ずそうしたシミュレーションは必要ですよね。

宇佐見選手のように、相手が最強であるという想定でそれに取り組むことで、実践の場では落ち着いた自分でいられるのではないでしょうか。



それでは、また明日。

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失敗しないとダメですか?

2015-06-10 09:09:17 | スキルアップ

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昨日は雨も夜明けとともに上がってしまい、その後は曇り空で、さすがにまあ梅雨空ではありましたね。

今朝は早くから晴れていて、快晴とも言える空です。

さっそく梅雨の中休み?

今日は暑くなるようです。
予報では、前橋でも31℃。
昨日は涼しくて、夏日にもならなかったというのに。

何か一昨日の涼しさで風邪を引いたみたい。
油断しちゃったね。


さて、本題です。

ビジネス書を読んでいると、失敗することの長所を縷々と述べているものによく当ります。
というよりも、失敗談の方が多く、その失敗の後にそれを糧に成功を果たした、というのがだいたいのストーリーですね。

まあこれは小説の語りとも一緒で、ドラマの作り方もほぼそうなっていますね。

途中から、もちろん最初からでもいいんですが、ハラハラさせた方がクライマックスでさらに盛り上がるからです。


で、ビジネス書でも同じような構成をとっていまして、何か失敗があたかもいいことなんだ、失敗をしないのはダメだというような風潮にも取れないこともあります。

そうじゃないですよね?

もちろん事業は失敗しないで、そのまま成功した方がコストはかからないわけです。

なので、失敗をあたかも助長しているかのようなストーリーテリングには、ちょっと引っかかるところもあるわけです。


論旨は、もちろん失敗したとしても、その失敗を糧にして、その失敗はどうしたら起きたのかを検証して、次へのチャレンジに役に立たせるものとして、失敗はいいことなんだということなんですけど、そのような本を読んで「とにかく一度失敗しないといけないんだな」と早とちりしてしまう人もいるということなんです。


失敗してもいいけど、その失敗を良い方向jに持っていこうというそのスピリットが大事なんだということなのに、失敗しないといけないのかという強迫観念にも似た読み方をしてしまうと、何のこっちゃ、ということになりかねないんですね。


そんなバカな読み方はさすがにしないよ、と言う方、あなたは偉い!

失敗しないとダメですか? じゃなくて、失敗してもいいんだよ、と。


まあ言ってみれば、人生なんて失敗の連続でもあるわけだから。

まさか、失敗なしに人生を全うする人って皆無でしょうからね。

結局「失敗してもいいよ」は言い訳?

ということで、また言いたいことがなんだか最終的に分からなくなってきそうなので、今日はこれまでで。




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「野菜」をキーワードに?

2015-06-09 10:10:53 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

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朝方まで雨が降っていましたが、それも止んでしまい、空も明るくなってきました。
起きがけは冷たさもあったので、長袖にしてしまいましたが、晴れてくると暑くなるそうです。

昨日は湿気もあったのですが、じっとしていると肌寒くて、夜には長袖のカーディガンを羽織ってしまいました。

いよいよこちらも梅雨入りが宣言されてしまいましたね。

これから長くて約2ヶ月、じめじめな日々が続きます。


さて、本題です。

最近はどのスーパーに行っても野菜が高くなっています。

特に根菜が水不足がたたってずいぶんと高騰しています。

ジャガイモに人参、大根は既に季節外れですので、高いのは致し方ないと思いますが、ジャガイモに人参の高いのは辛いところですね。


で、その代わりと言っちゃなんですが、先日言ったスーパーになぜか大きなトマトが一箱16個も入って1,000円で売っていましたので、それを買ってきて朝と夜に1個ずつ食べています。
大きいので食べがいがありますね。

もともとわたしは今主流のミニトマトがまり好きじゃなくて、昔よく食べた大きなトマトが最近少なくて、いつも不満だったのですが、今回買ったのは昔ながらの大粒で、本当に食べがいがあります。

最近は小さなトマトがもてはやされ、大きなものは敬遠されがちなので、多分逆にいい値がつかなかったんじゃないでしょうか。

わたしにとっては渡りに舟、な感じです。


と言うことで、最近は野菜が全体的に高騰している影響もあってか、飲食店でも「野菜」をキーワードにメニューを開発しているようですね。

ヘルシーを前面に出し、さらには高騰しているということで、その両面作戦で、人気が出ているようです。


有名なところでは、吉野家の野菜丼がありますね。

そして最近ではリンガーハットでも、野菜たっぷりチャンポンの麺抜きバージョンが出てきているそうです。

たしかにmy奥さんがよく注文する好きなメニューなんですが、my奥さんにはその量が多過ぎて、だいたいいつも残しますので、その面倒をわたしが見るということで、その分わたしの胃が膨らみ、せっかく落とした体重がまた増えるといった悲しい状況にも、そのときはなります。


で、そういったところで、あなたもお店のメニューで「野菜」をキーワードにしたメニュー開発に取り組みませんか?

サラダのチョイスなんてのは既に一般化していますので、メインメニューとしての「野菜」を使ったもの。


炭水化物と一緒でもいいのですが、それよりも「野菜」が前面に出ているメインディッシュです。

今まで1、2種しか使っていなかった野菜の数を、5つや6つにしたりしての新メニューだっていいんですよ。

あなたのお店のメインディッシュに、野菜を特別に増量させたものでもいいんじゃないでしょうか。


「野菜」をメインに出せば、もうひとついいこともあります。

それは今まであまり来なかった女性客、それもひとりの女性客も増えてくるはずです。

彼女たちの口コミ伝播力には、男どもは叶いませんので、女性客に喜ばれるメニューをぜひとも作ってみたいものです。




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選び上手、作り上手?

2015-06-08 09:29:11 | スキルアップ

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早朝の薄曇りから本格的に曇ってきました。

前橋あたりではいっとき晴れて、また午後になると曇りという予報で、雨にはならないようですが………。
ちょっと蒸し暑さがありますが、まだまだあの夏の蒸し暑さじゃないので、過ごしやすいというか。

昨日は、朝方は快晴に近い天候でしたが、午後になるとけっこう雲も出てきて、それにつれて、蒸し暑くなってきました。



さて、本題です。

自分のことをいきなり言うのはなんですが、わりと自分ではファッションの選択眼はあると思っています。

でも、絵というか、図形でも何でも、ちょっとした構図を書いても、自らがへたくそ!と言える腕前(?)で、情けない限りです。

その点では、イラストを上手に書く人、デザイナーの方などはうらやましくてしょうがないところです。


わたしがまだ広告制作会社に勤めていた時のことですが、もちろん社内外にデザイナーがたくさんいました。

そのデザイナーなんですが、特にわたしの上司でいたデザイナーは、わたしから見てもいいデザインをするなあ、というか、うまくまとめることができて、見やすいというか、そんなデザインをしていた人なんですが、いざ私服にとなると、いやはやダサイというか、センスのないファッションをいつもしていたんですね。

まあそれはわたしから見てのことですから、偏見も入っているとは思いますが、社長も時には苦言を呈して、自分のものを上げたりしていたこともありましたから、私の見方もあながち間違っていなかったと思うんですよ。



デザインを実際にさせるといいデザインをするのに、どうしてこの人はものを選ぶ目を持っていないのかなあと、しばしば不思議に感じることも多かったですね。

グラフィック・デザイナーにはそういう人が、けっこうわたしの周りでは多かったですね。

ちなみにわたしとその当時の社長のファッションセンスは、よく似ていましたね。


で、コピーライターとなると、ファッションを選ぶ時は、いいもの、センスのいいものを選ぶ人が多かったように感じます。


そうして思ったんですね。

ものを選ぶのと、作るのとでは脳内で使う才能の位置が違うんだな、と。

それぞれの発達の仕方で、選択と創作の発達度合いが違うのだな、と。

もちろん中にはいいセンスをしたデザイナーもいるにはいましたよ。
それも言っておかなくてはね。


わたしのことで考えると、わたしはひとかどのコピーは作れる自信がありますが、賞を取れるような人のように、まったくわたしとは違ったものの見方のできる人ではないという自覚があります。

どんなにがんばっても、同じ賞の同じテーマに取りかかっていても、賞を貰った人のコピーを見ると、「うわあ、うまいなあ!」といつも感心して、自分はこうした考え方がどうしてできないのかなあと、その度にがっかりします。

そうして自分の未熟さに落ち込むんですが………。


あなたも会社やお店を経営していて、そういったこと=自分の未熟さを自覚して、落ち込むことはありませんか?

でもいいんですよ。

そういった自分の未熟さを自覚できているうちは、自分を激励して、もっと高みを目指そうとする力もあるってことですから。


がんばらなくちゃね。


さて、今週からまた新しい物語を、と思ったのですが、申し訳ないのですが、今週は休ませてもらいます。

来週には新しい物語を掲載しますので。




それでは、また明日。

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自動音声案内?

2015-06-07 10:19:59 | スキルアップ

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昨日は午後になって灰色の雲が中天から周辺に流れ、よく晴れました。
陽射しはやはりこの季節のもので暑かったのですが、湿気の少ない風が肌に当たると室外でも冷たく感じました。
梅雨直前というのに珍しい秋のような天候でした。

今朝も朝からそんな感じです。
雲は昨日の続きで中天にはなく、快晴という表現がぴったりの空です。


さて、本題です。


最近は、通販専用保険とかクレジットの問い合わせ、PCのメンテナンスコールなど、電話をすると必ず最初に出てくるのが、自動音声案内です。

そうしてほとんどのところでは、数分以上待たされます。

その間同じ文言が自動で何度も流されます。


やっとつながったと思ったら、「それではご案内します」と、また最初から本人確認やら何やらで時間がとられます。

「0120」でかけるので、こちらサイドには料金がかからないとはいうけれど、それにかかった時間のコストはこちら持ちですよね、もちろん。
(細かいこというなよって? それこそ自分都合しか考えていないですよね)


最初から「時間が○○分ほどかかりますが、よろしいでしょうか」と聞かれますが、そこで「じゃあ、いいや。他にしよう」などと言われたらどう考えるのでしょうかねえ?

もちろんほとんどの人は、しょうがないけど「ああいいよ」ということでやっとやりとりが始まります。


この方式が今がスタンダードなようですが、この自動音声案内システムを採用している企業は安心してはいないでしょうか。

待たされて何度かけてもかからないよりは、この方がいいでしょうが、というのは企業側の勝手な論理です。


顧客側の発想で、かけた方が安心できる方法、待たせないでつながる方法など、イノベーションできないのでしょうか。

このシステムが最良だと思っていないでしょうか。


今のところベターである、というだけに過ぎないということに思いを馳せると、また違ったビジネスモデル、それも顧客視点に立ったものができるのではないかとも思います。


こうしたシステムの大半は、コンピュータに合わせることから始めるために、顧客視点に立ちにくいものができあがることが多いんですね。

それはコンピュータを使いこなすことを職業としている人たちが作るから、そういうことになるんですね。


そうして、自動音声案内システムに限らず、数百万円、時には数千万円にもなるITシステムを導入しても、使うのは結局のところ素人ということで、ほぼ役立たずのものになってしまっているように感じているのは、わたしだけでしょうか。


かつてコンピュータが各企業に導入され、それに伴ってパッケージシステムが導入され始めた当初、操作する人は、そのシステムに沿って入力することが当然と思われ、主体性はあくまでもそのパッケージシステムを作った企業とコンピュータであり、お金を実際に出して購入した企業とその社員は、忠実に入力になければならないという本末転倒のようなものでしかありませんでした。

私たちがこうした方がいい、ああした方がいいというのは贅沢だと思われ、社長なども、コンピュータに合わせればいいじゃないかと平気でいう時代でした。


今はそういう時代じゃないのに、一部のソフト企業ではまだそうした悪弊がはびこっているように感じられます。


システムを作る人こそ進化しなければならないのにーーー。




それでは、また明日。

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同じことをやっていても、ねえ?

2015-06-06 09:15:18 | 生き残るということ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日は午後に雨になり、夕方からは久しぶりに本降りになりましたね。
本当に久しぶりのまとまった雨でした。

今朝にはそれも上がり、早朝はまだ榛名山の麓に白いモクモクとした雲がありましたが、今はもうそれもなくなり、さわやかな晴天になっています。

昨日は半袖では寒くて、上にサマーカーディガンを羽織ってしまいました。
先日買っておいて良かった。

毎年のことですが、6月には初旬か中旬に、昨日のような寒い、もしかしたらコタツのスイッチに手が伸びそうな日が1日か2日あるんです。
おまけに昨日は北海道の山の方では雪が降ったようです。



さて、本題です。

他社と同じことをしていたら、売れないか、もしくは、良くて横ばい、悪いとすぐに売上は低下します。
他店と同じ商品を同じような価格で、同じように並べていても、売れないか、もしくは良くて横ばい、悪いとすぐに売行き不振に陥ります。


まったく、至極当然なことです。


でも、多くの企業、多くの店で、その当然起こるべきことを平気でやっています。

そして口をついて出る言葉は、売れない、売れない、売れないの2部合唱、3部合唱です。

同じことをしているんだから、さらには市場も広がっていないし、顧客の数も増えていないんだから、売上がそのままでは上がるわけがないというのが当然なんですが、そういった同じようなことをしていることには手を入れないんですね。


考えてみれば不思議なんですが、それはやはり心理としてあるんですね、特に日本人は。

人(他人)と違うことはあまりしない方がいい、という。


それなのに、人一倍競争心が強いところもーーー。

何なんでしょうね。


先日耳にしたことですが、全体的に個店の売上は今落ちているということです。

これはやはり消費増税の影響であり、今頃になってじわりじわりときいてきているということもいえます。

給料は上がったけれど、増税とちょっとしたインフレで、支出が今まで以上に増えてきていることを実感した消費者の、ささやかなあまり目立たない消費意欲の減退です。


こういった時こそ、他社、他店とは違うことに着手するべきときではないでしょうか。

本当は遅いんですよ。

消費増税の開始前からそういったことは見えていたはずで、その時から手を打っていれば、こうした情勢になっても慌てないで済んでいたのですが、そんなことも言ってられないので、今からでも遅いながら手を打つべきなんでしょうね。


かく言うわたしも手を打たなくちゃ。



さて、昨日で約3週にわたる物語も一応は終わりましたが、あなたはあの物語で、どんな収穫を得ましたか?

来週からまた新しい物語を載せようと思いますが、もしかしたら1週ほど抜くかもしれません。

でもまた開始することはしますので、ご期待感はそのまま維持していてください。




それでは、また明日。

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捨てればゴミ?

2015-06-05 11:54:38 | スキルアップ

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朝晴れていたのですが、すぐに曇ってきましたね。
夕方には雨になるやも、ということ。
気温は最近では低めで、夏日にもならないようです。

なるほど、なんか半袖ではちょっと寒い。

昨日は太田に1日いましたが、気温は高くても風が乾燥していたせいでさわやかでした。
職員のみなさんは6月になったということで、ほぼ半袖になっていましたね。
わたしはまだ長袖でしたが、来週からはわたしも堂々と半袖で。


というところで、本題です。

廃棄品の中には分別すると宝に“成る”ものがあります。
携帯なんかはその典型ですよね。

中国から輸入しなければならない希少金属も、廃棄された携帯からすべてを取り出せば、日本も希少金属の産出国になるということなどは、もうずいぶん以前から言われていることで、最近では中国もその希少金属のこととでは高飛車になっていないようですね。

クルマにしても、100%とは言わないまでもほぼリサイクルできるということで、実際にもそのようになっているということです。


さてさて、そのような環境の中で、いまだにどんどん捨てられているのが、失敗した試作品や採用されなかった企画やアイデアがあります。

アイデアや企画といった、ものとして現に手に取れないものはそのまんま捨てれば、ゴミはなりませんが、知的産物の投棄になってしまい、一度捨てればもう戻ってきませんね。

もったいないなあと思いませんか?

確かに捨てる以外何ものにもならない本当のゴミ企画やアイデアもありますが、中にはもう少し磨けば宝物に“成る”ものもあるはずです。

磨くというか、他に応用するというか。


たまには失敗したと思われるものから、画期的な発明になったというものもあります。

最近ではノーベル賞を受賞した青色発光ダイオードや、通電するブラスティックなどがそうですよね。

アイデアや企画だって、もしかしたらそのものには使えなくても、まったく異質のものに活用すれば“いただき!”というものに変化するものだってあるはずです。


いかがですか。

役に立たないアイデアや企画も一度他に応用してから、それでもダメなら、捨ててしまうようにすれば、もしかしたら思いがけないものができる可能性もあります。



さて、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』ですが、今日で最終回です。

ここからどうぞ。


「あの店は、必ず試食用にもう一品出してくれるという評判が広がれば、それも客数アップにつながりますよね」

「なるほどーー」


「ーーというところが本日のご提案内容です。
いかがでしょうか?」

「まあ納得できかねるところもありますが、おおむね面白いですね」

「どこが納得できないですか?」

「例のメンチカツとかビフカツ、………ですね。
やっぱり焼肉屋としてはすごく抵抗があります」

「なるほど、抵抗、ねえ。その抵抗が強いほど、私は成功率が高いなあと読んでいます。やってみましょうよ」

「ええまあ、みんなと相談して………」

「あ~あ、みんなと相談すると絶対ダメという意見が強いですよ。
基本的に、働いている人は変わるのはいやだというように保守的ですから。
今と違うことはしたくないんです、人間は。変わることには、それこそ誰にでも抵抗があります。
ルーティンワークで動いていれば楽なんですから。
でも変わらなくちゃ、じり貧ですよ。お客様だって飽きてきますからね、メニューには」

「そんなもんですか?」

「そんなもんです、よ。
でもまた逆に、変えたといって、絶対に何かしら文句を言う人もいます」

「たしかに」

「だから、改革というものは、トップダウンでやるべきなんです。みんなの意見を聞いているうちに、遅くなってしまいますし、せっかく尖っていたものが、なめらかになってきてしまうんです。
滑らかになってしまったら、せっかくの改革も拍子抜けになってしまいます」

「分かりました。やってみます。せっかく高いお金を払って、来てもらって、いい提案を受けたんですから」

「高いお金って、ねえ、梶本さん」

「ああ、これは失礼。そんなに高くはないですよね」

「高くないです。絶対に。
それで売上が上がれば、さらに高くはないことになりますから!」

「ハハハハッ」



本当に心から笑えるのはいつになるだろうと思いながら、本田は帰途についた。

当分はこちらから出かけてみたりしてフォローしなければ、なかなか難しいだろうと考えながら。


                       おわり


それでは、また明日。

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それは難しい?

2015-06-04 08:33:08 | 生き残るということ

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昨日の朝方は雨だったのですが、それも午後には上がり、後は曇り空。
そうして、近畿まで梅雨入り。
こちらあたりりもすぐのようですが、今日は晴れ。
おまけに暑いらしい。が、珍しく湿気があまりないので、カラッとした暑さになるそうだ。


さて、本題です。

それはちょっと無理
技術的に難しい
この設備では無理
う~ん、そこまでできないなあ

これらはすべて、わたしがこのようなものはできないのか、このように変更してみては、などと聞いて返ってくる答えです。


確かに難しいことを言います。

でも、誰でもできることであったら、最初に手を付けても、すぐに真似されたり、すぐに追いつかれてしまうだけのことです。

何の優位性もないばかりか、最初に始めたメリットさえすぐに凌駕されてしまいます。


難しいから、もしそれをやり遂げたら、誰も追いつけやしないのです。

難しいからやれない、やらない、のではなくて、難しいからやってみるべきではないでしょうか。


難しいからおいそれと誰も手を付けたがらないわけだし、だからやるんじゃないんでしょうか。


あなたはアドバイスだけだからいいでしょうが、やるのは我々なんですよ

そうなんです、やるのはあなたなんです。

わたしはやれませんよ。
わたしがやれるような簡単なことなら、誰だってやれます。


今までに様々に紹介された成功物語は、そうした難しいことへの挑戦から生まれたものばかりです。

難しい挑戦で、長い時間傾けたからある時ふいにセレンディピティも訪れるんじゃないでしょうか。

難しいことだからこそ、やりがいもあるんじゃないですか?


「そこまでできない」と言って、やらなければ、それっきりです。



さて、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』は今日が第18回目です。

ここからどうぞ。


「今さら店のメニューをひねっても、肉の産地を変えるとか、そんなことぐらいです。
このあたりではまだ例のないことは何かないかと考えて、私が考えたものです。
このお土産メニューでいいのは、今まで縁のなかったお客様にもアピールできるということです。
お店の一角を改造して、揚げるところを見せながら販売するんです。
やってみませんか?」

「………」

「最初は、店内で試食用として皆さんに提供します。良かったらお土産にどうぞと言うんです。
お土産に買っていただくとなると、その分客単価がアップするわけですよ。
そうして、店の一角で揚げるということは、食事客以外にも商品を販売できるということで、客数アップにもつながります」

「うまく、いけばねえ………」

「まあそれは梶本さん、あなた次第ですけどね。
それにもうひとつ提案があるんですが、いいですか?」

「え? またとんでもないことをーーー?」

「いえ、まったく当たり前なことです。
お客様にメニュー内容をよく知ってもらうというか、今まで口にしていないメニューにも手を伸ばしてもらえるような提案です」

「それなら聞きたいね」

「でしょ? あの、ですね。お客様がひと通り注文されたらですね、注文品以外にもう一品、1人前もいらないほんの一切れでもいいので、頼まなかった品の中から、ぜひこの品を召し上がっていただきたいという商品を、『どうぞ今日のご試食品です』と言って、注文の品と一緒に持っていくんです。
そうして今まで頼まなかったような商品の味を知ってもらうと、じゃあ次回来たときに頼んでみようかと思ってもらえることにもなりますし、気に入ったらもしかしたら、その場で追加で頼まれるかもしれないじゃないですか」

「それは、いいですね!」


                       つづく





それでは、また明日。

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大反省?

2015-06-03 09:16:37 | スキルアップ

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ずいぶんと久しぶりに、雨の朝を迎えましたね。
でも蒸し暑い。

気温は昨日よりも低めでも、湿気がずいぶんと高い分、汗がよく出ます。

油断していると、熱中症。

昨日は中国の客船が転覆してまだ400人以上が不明だということ。

昨年は韓国で客船が転覆して数百人の犠牲者が出て、そのときの国も対応や船長に批判が集中しましたが、今回は突然の竜巻にあってしまったということで、自然災害の恐ろしさを見せつけられました。


さて、本題です。

一昨日、昨日と、お客様を数字で考えるなということを言ってきました。

しかしよお~く考えてみると、自分も、そんなことを言っている自分も時おり数字で考えていることが多々ありました。

これは大反省ですね!

読んでいただき、納得していただけたあなたにはごめんなさい。

これからはもう一度初心に帰って、クライアントのために自分は何ができるのか、それだけを真剣に探っていくのがわたしの仕事ですね。

ときおり、特にうまくいかないときに、そうして数字で考えるということは、あなただけではなく、わたしだって考える、ということは、誰でもほとんどの人がそうなんだろうな、と。

いかん、いかん!

もしまた無意識にそんなことを連ねるようになっていたら、あなたの方から叱ってください。

素直に謙虚に、受け入れたいと思います。



というところで、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』です。

第17回目はここからです。どうぞ。



そこには
『新商品のご提案ーー焼肉店でありながら焼肉ではない新商品で客単価アップ!』
と書かれていた。

「説明しますね。
新商品の提案なんてありきたりだと思われるでしょうが、これはメニューの提案としてではなくてですね、お店で食べていただくというよりも、どちらかというと、店頭で販売したり、お土産として持ち帰っていただく新商品です。
題して『老舗焼肉屋のもう一品!』です。
焼肉屋さんなので、扱っている肉はほとんど牛ですね。
ですからメインは牛肉の手作りメンチカツと、ビーフカツ、それにビーフカツサンド、そしてもう一品はランチメニューにしてほしい牛ハラミ丼など、です。
今ある素材をもっと活かせないかなあと考えました」

「ああ………!」

「今ある意味メンチカツがブームじゃないですか。そんなところからの発想で、焼肉屋さんがラーメンを出したりしている店も出てきています。
それはなぜかというと、昼間ラーメンを出すことで、店をもっと知ってもらい、夜の来店も促そうということで、言ってみれば一種の販促です。
販促にチラシを使うんじゃなくて、実際の商品を新しく作って、それでお店の販売促進につなげるという考え方なんですね。
これだと素材そのものももとから店にあるものを使えばいいわけで、新しく投資する必要もないわけです。
もちろんおいしいというのが前提ですけどね。
素材はこちらではブランド牛を使っているわけですから、そのブランド名を頭につけたメンチカツや関西風ビフカツなどを作れば、それはそれでもうひとつの名物に育つ可能性もあるわけです。
試作だってお店の営業中でも夕方などにできると思います。
いかがですか?」

「メンチカツ、ねえ? できるかなあ、自分に」

梶本は懐疑的な感じで首をひねった。

考えていたこととはまったく違う提案なので、戸惑いもあるのだろう。

しかし、まんざらでもないような顔も垣間見えた。

本田はそう思った。


                   つづく

それでは、また明日。

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『お客様』に聞く?

2015-06-02 08:16:00 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

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昨日も蒸し暑かったですね。
それでも30℃以上にはならなかったので、何とか大汗だけは免れましたので、まあまあ良かった。
それに風も南風でしたがあったので、たすかりました。

今日も昨日と同じような天候らしいですが、昨日よりは少し気温が上がるようです。


さて、本題です。

昨日は、お店の状態を数字で考えるようになると危険信号が灯る、というようなことを言いました。

そのことでもう少し付け加えておきたいなと思ったことがありますので、今日はそのことを言いたいと思います。


なぜ数字で考えるようになると怖いのか。

あなたは、お店や会社が少し不振だなと感じるようになってきたときに、次に考えることはどういうことですか?

だいたいの方がこう考えるのではないでしょうか。

売上が落ちてきた。どうすれば、また売上を上げることができるだろうか
来店客が少なくなってきたようだ。どうすれば、来店客の数を上げることができるのか

昨日の『数字で考えるようになる」というのはこういうことです。

まず最初に頭に上るのは、店のこと、会社のことなですね。


それよりも考えなければならないことがあるんですが、それは何でしょうか。

それは、やはり大事な、一番大事な『お客様』ですよね。

どうすれば、お客様に好まれる店づくりができるのだろうか
どうすれば、お客様がもう一度戻ってきてくれるのだろうか
ですよね。


まずは『お客様』ありきなんです。

一番に『お客様』のことをあたまに思い浮かべて、じゃあこの不振はどうしてなんだろうか、『お客様』に聞いてみよう、と。

そこが、不振からの脱出の一番最初に考えるべきことなんです。


数字で不振の理由を考えていくと、さらに『お客様』を置き去りにしがちな販促を打ったりしてしまいます。


うまくいかないとき、まず『お客様』に聞いてみましょう。

というように言うと、本当に来店されたお客様に“聞く”のだな、というような短絡的な解釈しかできない方もいらっしゃいます。

そうじゃないですよね、お客様に聞くということは。


自分たちがお客様にもっとできることはないか、お客様が喜ぶことは何か、さらにはお客様に感謝してもらえることは何か、それを自分たちで考える、ということなんです。

もちろん直接“聞いて”もいいんですが、はっきり言って、そういった聞き方をすると、ほとんどのお客様は、あまり悪いことは言ってくれないですからね。

アンケートなどはその最たるものですよね。

またアンケートにすぐ走る方もいらっしゃいますが、アンケートでは、本当の言葉は出てきません。



それではここからは、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』第16回目です。

どうぞ。


今回の提案は、客単価のアップと新規客の増やし方で、そのためのアイデアを提供するというものだった。

「たくさん提案しても、どれから手をつけていいのかということにもなりますので、今回はたったひとつだけ提案をします。それでもいいですか?」

「え? ええ。まあ、ねえ~………」

「よかった。というか、今できることとしてはこれが一番いいんじゃないかと私は考えています」

「自信満々ですね」

「いや自信なんてありませんよ。どんな企画だって、実践する人の気概にもかかっていますしね。
私は提案するだけで、実践するのはその提案を受けた方、梶本さん、あなたですから」

「あ、はい」

「梶本さんがやるかやらないか、ただそれだけなんですよ。それで決まるんです」

「やれるのかなあ?」

「やれますよ、やろうとさえ思えば」

「そんなに簡単に言わないでくださいよ」

「今までにもよくあったことですが、たくさんの提案をしても、それのどれを採用して、どのようにもっていくのかということは、提案を受けた社長さんが決められることです。
私には決定権もなければ、ほんとうに実践するのかどうかということも、先方次第なわけですが、今まではいろいろ提案してもほとんど実践されないことが多くて、けっこういらだつこともあったわけで、だからこれからはたったひとつだけ、これだというものを提案して、まずそれから実践していただいた方が、結局はお店のためにもなるだろうと、まあ考えたわけです」

「………」

「ということで、今回のご提案はこれです」
と言って、本田は提案書を差し出した。


                        つづく


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数字で考えるとおしまい?

2015-06-01 09:51:10 | 接客


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朝起きがけは涼しかったのですが、すぐにムシムシするようになってしまいました。
あの爽快な気分、返してくれ!

昨日も30℃には届かなかったのですが、暑いところでは34℃にもなった地域もありました。
5月最後の日でしたが、それで今までの記録を抜いてしまったようですね。

既に日本列島は、亜熱帯地域になってしまったのではないでしょうか。
だから雨が降る時はいちどきにたくさん降るといった、熱帯に近い気候になったのではないでしょうか。


さて、本題です。

昨日の日曜日、あなたのお店では売上はいかがでしたか?
何人のお客様が入りましたか?
客単価は?

さて、上記の質問について、何かあなたはちょっと疑問に感じることはありませんか?


答えがすべて「数字」ですよね?


もしかしたらあなたは、毎日の商いをそのような数字で捉えてしまってはいませんか?

もちろん税理士さんとか会計士さんとかとの帳簿上での話では、店の状態を掴むために必要なことですが、毎日の商いを、いちいち数字で考えるようになったら、ちょっと注意信号が灯ったと考えてください。

あの人はいくらこの店に遣ってくれた、というような思いが最初に出てきたら、注意してください。


お客様はそれぞれ一人一人個性があり、それぞれに接客の違いがあります。

数字は最終的な結果でしかないもので、数字からはその個性が見えません。


一人ひとりのお客様を大切に、と本当に思うのなら、そのお客様をひとりの人として接し、自分も(従業員も)ひとりの人として接することが基本になります。

お客様を数字で考えてしまうと、その接客が画一的(マニュアル的)になり、お客様の個性を無視した接客になってしまいます。

それは、お店は傾く小さな前兆です。


逆にいうと、数字にとらわれない接客をしているうちはまだ大丈夫だということで、さらにその接客方法を磨いてほしいと思います。


う~ん、なんだか言いたいことがうまく表現できないなあ、いまいち。

ごめんなさい。

でもだいたいで分かってくれますよね。

本当の商いをされているあなたには。



さて、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』、今日はもう15回目で、3週間目に入りました。

ここからどうぞ。



「私はその方がいいと思ったから言ったまでで、そのオーナーさんは、聞いた相手が間違っていたというような顔つきでしたね」

「たしかに、ね」

「でもあれじゃ誰だってそう言うと思いますよ。
ほんとうに料理の良さを分かってもらえる大人層に来てもらいたいのなら、料理の良さはもちろんですが、内装もそういったお客様に合った店づくりにしないと、無理だと思いますよ。
矛盾していましたね」

「自分じゃ分からないところも、確かにありますけどね………」

「だから人に聞くのはいいことなんですが、自分が気に入る意見を言ってほしいだけでは、お店は良くならないですよ」

「自分の気に入った答えを期待している、ってことですか?」

「ええ、それじゃ相変わらず独りよがりの店づくりしかできないですよ」

店主が何にこだわっているのか、ある意味“拘り”という言葉を本来の意味で持っている人へのアドバイスは、本当に難しいところがある。

そのこだわりが、お店を良い方向に向けるものであればいいのだが、たいていそれはマイナスの方向にしか働かない。

本田が今まで接してきた多くのお店の状況がそれを証明している。


本田はそこで他店の話は切り上げて、本来のまんだらの方に戻った。

「まあそういうことで、自分が来てほしいと思うお客様をきっちり把握して、それに見合ったサービスはもちろん、お店の雰囲気も作り替えなければ、私はいけないんじゃないかなと思うんです。
そこにはやはり、少しはお金をかけなくちゃ。
販売促進とかそういうものにかける以前に、店づくりにかけてほしいんですね。いかかがですか?」

「なるほどね。中途半端じゃ、来てほしいお客様にその意思が届かないということですね」

「そういえますね」



こうして聞き取りと、この日にできるアドバイスはその他2、3あって、終了した。


数週間後、ひとつの提案書を持って本田はまた、焼肉店「まんだら」に出かけた。


                    つづく



それでは、また明日。

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