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初の南海トラフ地震「注意」を発令

2024-08-12 10:32:48 | 自然
以前自宅は風雨などの災害には強い状況であることを書き、心配するのは地震だけとしました。

8日に宮崎県南部で最大震度6弱の地震が発生し、この時自宅は全く揺れませんでしたが、気象庁は、南海トラフ地震臨時情報として「巨大地震注意」を出しました。

私の家は地震対策としても、食器棚や本棚に転倒防止の処置をしているだけですが、南海トラフとはかなり離れているのであまり心配はしていませんでした。ところが次の日の9日、自宅にかなり大きな地震が発生したのです。

突き上げるような感じがした後、かなり大きな横揺れが続きました。私は自分の部屋の棚が倒れないか見ていたのですが、かみさんは食器棚の扉を抑えていたと言っていました。

すぐにNHKの地震速報を見ていましたが、南海トラフの続きであれば西の方はかなりひどい被害ではないかと心配していました。ところが震源地は自宅に近いところで、いわば直下型の地震だったようです。

震度5弱と出ていましたが、3.11の時以来の激しい揺れだったような気がします。その後専門家が解説していましたが、今回の地震は南海トラフとは無関係で、偶然重なって地震が起きたとのことでした。

詳しい震度など出てきましたが、自宅付近は震度4ということでそれほど大きな揺れではなかったようです。ただ感覚としてはかなり大きな揺れで、これが震度4ならば6などはどのくらいになるのか恐ろしい気がしました。

ただライフラインなどは全く問題がありませんので、実際はそれほど大きな地震ではなかったようです。南海トラフ地震の「巨大地震注意」は1週間程度継続されますので、あと数日は注意すべきかもしれません。

南海トラフ巨大地震は、東海の駿河湾から九州の日向灘沖にかけて海底に延びる溝状の地形(トラフ)に沿って発生する地震です。政府の地震調査委員会は、マグニチュード8〜9級の地震が30年以内に起きる確率は70〜80%としています。

ただ政府の地震調査研究推進本部のほか、多くの地震の専門家も「緊急に慌てて何か行動すべきという事ではない」と指摘しています。気象庁によると、8日午後に起きた地震の震源は深さ31キロの日向灘で、地震の規模は推定M7.1としています。

この地域で負傷者が出て、同庁は高知、愛媛、大分、宮崎、鹿児島の各県に津波注意報を出しました。その後宮崎県で約50センチの津波を観測しました。高知県や鹿児島県でも津波を観測しましたが、1月の能登半島地震のような甚大な被害は確認されていません。

今後1週間程度は震度6弱程度の地震に注意するよう呼び掛けています。ただ私は地震情報程現代の科学をもってしても当たらないものはないような気がしています。

私が生きている間巨大地震が来ないことを祈るしかないのでしょう。


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