平成23年1月4日(火)~2月27日(日)まで開催されています。
その企画展の連続講座に参加してきました。
第1回 1月23日(日) 「ワラの民俗 ~蛇祭りと勧請掛~」
講師 : 原 泰根 氏 (高槻市文化保護審議会委員)
第2回 1月30日(日) 「神峰山寺と毘沙門天の信仰」
講師 : 橋本 章彦 氏 (京都精華大学講師)
○ 第1回 「ワラの民俗 ~蛇祭りと勧請掛~」
「綱と縄の違い、それは太さの違いです。」 と教えて下さった 「原 泰根 先生」 です。
~~~ 藁(ワラ)には ~~~
● 藁布団・履物(草履、草鞋)・雪沓・日除け・蓑・牛馬の沓・敷物・蓆(むしろ)・俵(たわら)
背負い具 等と利用され、生活に欠かせない物でした。
● 勧請掛け・蛇祭り・亥の子祭り(亥の子突き という男の子 が藁や石で地面を打つ行事)
等の年中行事もあり、ワラは必要なものだったのです。
● 今昔物語集などには、昔話のひとつとして 『一つかみのわらから物 々交換をしていって
ついにお金持ち(長者)になる 』 有名な 「一筋の藁と藁しべ長者」もあります。
このワラで作られた馬は、原先生のお父様が作られた大切なものです。
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : シラー 花言葉 : 冷静
原産地は地中海沿岸で、日本にはかなり古くから輸入されたそうです。
青や紫の星形の花が集まって咲きます。
葉と茎がヒアシンスに似ているため「ワイルドヒヤシンス」とも呼ばれています。