kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

歴史ウォーク  原八景 「宮下落雁 (みやしたのらくがん)」

2011年02月22日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

八阪神社の石鳥居前です。

原地域の産土神で、祭神は 健速須佐之男大神 (たけはやすさのおのおおかみ)と
大穴持命(おおあなむちのみこと)を、お祀りしています。

神社では 「正一位 牛頭天皇」 (この社額ではありません) と書かれた社額が伝えるように
もともとは健速須佐之男大神と同一視される牛頭天皇 (ごずてんのう) をお祭りしていました。

石鳥居からは、境内を横切り芥川へと注ぐ 雲谷川 (くもたにがわ) を渡ると、左手には
有形文化財に指定の石槽があり、拝殿、そしてその奥の一段高いところに、本殿があります。


中央のところが雲谷川で、右側に見える橋を渡ってきました。

八阪神社では今に受け継がれる蛇祭りが有名ですが、その蛇まつりでは二本の門松が立てられた
的場に「蛇」の頭の部分から解いた大綱を掛け渡す場所が、この雲谷川を挟んだ正面の所です。

祭りの最後を締めくくる 「弓引き神事」 は、この場所から二人の青年が川を挟んで正面の
的に向かって交互に三本ずつ矢を的に向かって放ちます。最後には二人が揃って空に向かって
高々と「乙矢 (おとや)」 と、呼ばれる矢を放つと神事は終了されます。


八阪神社境内を、北西から南東に向けて流れる川が雲谷川です。(橋の上から東側を撮る。)
芥川と合流する川で 「宮下落雁 (みやしたのらくがん)」 が詠まれたところです。 

雲谷川 「宮下落雁(みやしたのらくがん)」が詠まれた漢詩を、口語訳しています。
雲谷川 「宮下落雁 (みやしたのらくがん)」

西から芦や萩が生えはじめ、秋が早くもやってきたかと驚く。
並んで飛んでいた雁の群れが乱れ、中洲に下りた。
目下に清らかな風が吹いて、雁も地を去りがたいようだ。
お互いに呼び合って、川のほとりに立っている。

歴史ウォークの資料より・・・(^^ゞ

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~ 
花名 : ビオラ          花言葉 : 誠実
タフテッドパンジーと呼ばれている品種をベースに作られた交配種の中でも
原種に近いものがビオラです。
コメント
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