石の塀はよく見かけますが、この家は土台に石を使って建てられています。
家は新しくなっているのですが、土台は古い石のままで先の方まで続いていました。
ここは、高槻市津之江町です。
安満遺跡に行って弥生時代の集落の事が気になり「津之江」の事を調べてみると・・・。
【津】 とは
船が停泊する所。また、渡船場。ふなつき場。港で
港をひかえて、人の多く集まる所。また一般に、人の多く集まる地域。
【江】 とは
海や湖沼の陸地に入り込んでいる所。入り江。古くは、広く海・川・堀などをいった。
この辺りでは石が土台になっている家が何軒もありましたが、これが津と江の家なのかも?
昔、きつつきって雑誌で、地名について毎回記事が出ていましたよね~
何事も、?って思ったらすぐに調べる。
自分で調べたことは、インプットされやすい。
って娘には、口をすっぱくして教育したのですが、実行してはもらえませんでした。
水の害もあったのでしょうか、あるいは、水路があって、各家が水路でつながっていたかも知れませんね。
そのあたりの事情を調べるのも面白いかも…。
これも「高槻のええとこ」景観に入れなければ…。」
私の生地は、味生村(現:摂津市一津屋)古代は海辺で、美味しい魚介が豊富に捕れた所だったから『味が生まれるから』と聞いています。
古い集落には石垣が、基礎になっているお家が、まだまだ多く残っていると思います。
お写真から見ると、野積(のづみ)と思われます。
セメントで目地をして固めるのではなく、奥の方から何層にも石を、突き固めて造られています。
今の我が家を立て替える迄は、お写真の様でした。
壁面後退と石崖の積み替えで様子がかわりました。
その時に石屋さんから、野積を教えて頂きました。
この工法の出来る職人さんは、もうあまりおられないらしいとのこと。
調べていくと・・・楽しいですよ!
ゆりさん家の裏は土台が石積みなのですか?
どうして石積みなのでしょうね?
どうだったのか
ぜひ、お聞きしたいですね~ (^^ゞ
ご存知の方がおられたのですね~
美味しい魚が獲れたので「味生村」
なるほど・・・説得力のある説明ですね!
美味しいところだったのですね~(^^ゞ
「野積」と言うのですか・・・
きれいなので、思わず写真に撮りました。
「野積」のできる職人さんがおられなくなるのは
とても残念ですね~
他でも色んな職人さんがいなくなるのを聞くと
これは、日本の損失だと思って残念です・・・。