喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

平礒の大タブの樹

2012-02-09 | ブログ


 巨木にひかれることが多い。
幹の根元にいると安らいだ気持ちになる。

 平礒のホンダという所にあるタブの樹は、
その大きさで県内有数らしい。

 地元では、この樹を根本にある大きな石とともに山神様と呼んでいる。 
久しぶりにそばに寄ってみた。

 

 しばらく前の台風で枝が折られたものの、
外に向けて張り出す枝の大きさは、まるで山のようだ。
 樹齢は、何年ぐらいだろう?
 この郷の様子をずっと見つめ、見守ってきたタブの樹。

 たくさんの鳥たちもこの樹で羽を休めたことだろう。
 私も幼い頃、夏の日差しをよけるためにひと休みしたものだ。

 きっとこれからも立ち続け、見守り続けていくことだろう。
久しぶりの樹の下で、久しぶりに安らいだ気持ちになった。



 郷にはそんな場所がいくつもある。