喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

「積小為大」  訪問者数、過去最高を更新

2012-02-12 | ブログ
 今日の佐田岬は、ぬけるような青空。

 年に比べると田舎には不便なことがけっこうある。
 なかでも医療と情報の不便さが大きいと思っているが、
光ネットがひかれ、インターネットによる情報の不便さは感じなくなった。

 佐田岬の超田舎にいても世界とつながることができる。
フェイスブックを利用するようになり、そのすごさに驚いている。
これにより山梨や京都の方とも新たにつながりを持つことができている。
 ただ、デジタルは道具であり、アナログを大切にしなければならないと考えているので、
いつかこの人たちとも実際に会いたいと思っている。

 毎日書いている喜久家プロジェクトブログも2年になった。
書くことが苦手な私にとってこれはすごいことで、よく続いている。

 自分の感性をふり返りながらも、
読まれることを意識して書いている。
相手を意識して書くということが、自分とだけ向き合う日記と大きくちがうところ。

 初めの頃は、訪問者が20人程度で、
その人たちの顔が見える人数だった。
 それが少しずつ増え始め、全く知らない方からコメントが書かれることもでてきた。
しかも訪問者数が100人を超し始めると、ほとんどの方の顔が見えない。

「毎日、楽しみにブログを読んでいます。」
と言われて、この方も読んでいてくれたんだ、と気づかされることも多々ある。

 先週の訪問者総数が、過去最高の1542人となった。
1日平均220人の方が読まれたことになる。
 2年間をかけて、10倍以上の訪問者数となった。
続けることは、何とすごいことだろう。



 尊敬する双海町の若松進一さん風に言えば、
たまに書くことは平凡なこと。
でもそれを毎日欠かさず書き続けることは、もう平凡ではなく、それを非凡という。
 つまり平凡と非凡の差は、持ち得た能力の差というよりも
「続けること」の差が大きい。
 二宮尊徳のいう「積小為大」へとつながる。

 今日もできる限り、読んでくださるみなさんの顔を思い浮かべながら
ブログを書いている。

                    岬人