
6月7日に行われた、ウィーンフィル恒例の夏の夜のコンサート

昨夜のBSプレミアムで放送されました。
会場はウィーンのシェーンブルン宮殿、指揮はベネズエラ出身の新進気鋭
グスターボ・ドゥダメル、チャイコフスキーの歌劇など8曲を聴かせてくれました。
中でもドビュッシーの交響詩『海』は、数十名の管弦楽に優美なバレェダンスも
付いて、まさに


シェーンブルン宮殿の広大な庭は数万人のファンで埋まり、芝生席はワインを
傾ける姿も見られて、まるでピクニック気分のようでした。
如何にも音楽の都と呼ばれるウィーン、人々の日常生活に音楽が根付いて
いる様子は、先年オーストリアを旅した際にも感じたことです。
国立歌劇場はじめ伝統と歴史を感じさせる建造物や彫像、ハプスブルグ家の
文化が息づく古くて新しい街、カフェ巡りも楽しかったわぁ…

札幌も現在PMFの真っ最中。世界中から集まった若い音楽家が切磋琢磨し
才能を磨いています。街の其処此処でミニコンサートが開かれ、市民と音楽を
通して交流を深める光景も見られます。
まだ歴史的にも浅く、クラシック音楽が根付いている街とは言えない札幌ですが
いずれウィーンのように…、なんて空想してみるのも楽しいかも~

