些か古いけれど…1996年・文芸春秋出版…『ともだちシネマ』を読んでいる。
仕事関連ビデオを借りに行った図書館で見つけた、何ともオカシナ映画雑談本。
映画好きの女友ふたりが、バッタバッタと何でもありの言いたい放題。
“あとがき”に、好きな映画について気侭に話が出来る友が居るって幸せ…と
あるが、ホントそう思わせる一冊。お好みの映画&憧れのスターに心ときめかせ
口角泡を飛ばしつつ…多分…、心ゆくまで喋り尽くしただろう対談集。
著者によると映画というより映画スターがメインの雑談とのこと…確かに頷ける。
ふたりが情熱を込めて羅列するスターたちは、老若男女より取り見取り、一世を
風靡した有名どころから、不肖kimitsuku名も知らぬ玄人好みまで、それこその
如くで、興味深いエピソードがいっぱい。映画好きなアナタも、是非ご一読を。
映画好きでは人後に落ちないkimitsuku、ふたりに習い『ひとり思い出シネマ』を。
得意の偏見と独断で、アメリカ映画を代表する大スターをご紹介。
映画史上ベスト美女は…。いろいろ居るけれど矢張りに決定でしょう。
『哀愁』、『風と共に去りぬ』、『美女ありき』、正統派美女ヴィヴィアン・リーです。
特にスカーレット・オハラは、彼女以外に誰か考えられますぅ…NOでしょ。
私生活は波乱万丈だったV・リーだが、今も燦然と輝く大スターに異論なし。
綺麗な女優は大勢いるが、華麗で激情的で悲劇が似合うは彼女がNo,1よ。
さてはご存知、『スティング』のポール・ニューマン&ロバート・レッドフォード。
何とも格好いい詐欺師ふたりの、痛快な復讐物語。
頼りになる兄貴分のニューマンと生意気な若造レッドフォードが、息もぴったり
1930年代のシカゴを舞台に、男同士の粋を競っていた。
ふたりは以前にも『明日に向かって撃て』で共演しており、これも格好良かった。
ニューマン既に亡く、レッドフォードも老いたが、映画は永遠に不滅です
そうそう、ブラピも、ジョニデも、忘れちゃいけないよ~ん。
やっぱり映画って面白い