kimitsuku独り言

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人生のディナーを召し上がれ…命と食の挑戦

2013年03月19日 | 日記
               
 先日のBSNHKで放送された『人生のディナーを召し上がれ』は、淀川キリスト教病院ホスピスで
試みられている癌患者の食事を取り上げていた。食事とは空腹を満たし栄養を補給するだけでなく
生きる意欲を引き出すもの。食べたい気持ちが生きる意欲を呼び覚ます。終末期の患者に週一度
本人のリクエストで好きな食事を提供しているとのレポートだった。
 元気な頃によく食べた「バッテラ」…よ~く熟成させたやつを頼むと注文した82歳の男性
貧しい時代にも安くてボリュームがあって、バッテラは旨かったなぁと美味しそうに4切れを食した。
次の機会に希望した、家族で旅したニュージーランドの思い出のオージービーフは叶わなかったが
人生の最期に好物のバッテラを楽しんで逝けたことに、満足げな奥様の喜びが伝わってきた。
「お好み焼き」を注文する人、奥さんと「すき焼き」を楽しみたい人、一人一人の人生・歴史を表わす
リクエスト食。観ていて考えさせられたことが多々あった。
 食べることは生きること、食べたい気持ちが生きようとする意欲を引き出すのだと…。
さぁて私の場合、最期のディナーは何にしましょ…
コメント (2)
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