kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

!(^^)! 映画 『クレアモントホテル』 !(^^)!

2014年11月17日 | 日記
                     
 今日もまたまた映画の話です。2005年製作『クレアモントホテル』、以前から気になっていましたが
観る機会がない侭…今夜NHKで放送されると知り楽しみに待っていました。ロンドンの長期滞在型
ホテル 『クレアモントホテル』を舞台に、夫に先立たれた老婦人と作家志望の青年の交流を描いた
心温まる佳作でした。高齢者介護の仕事に関わったことがあり、現在は自身の老後を考える立場と
して関心を持たざるを得ない、イギリスの高齢者の暮らし。
 映画の舞台『クレアモントホテル』は、日本ではいわゆる有料老人ホームに似ているでしょうか。
自立した生活を尊びつつも他者との温もりを求めるホテル住民たちの、老いの日々がユーモラス&
もの悲しく描かれており、思わず「分かるわぁ‥」身につまされる場面も多々ありでした。
 職業がら今までも海外旅行の途中で目に留まった高齢者の姿。オーストラリアでは観光ホテルの
眼下に観た幾つかのコテージ風の建物が、老人ホームでした。ヘルパーに付き添われて散歩したり
所在なさそうにベンチで日光浴する姿が見えました。チェコで見掛けた老人は寒空のした紙袋を手に
暗い表情で足を引きずっていました。モロッコでは物乞いをする老婆、中国では口汚く罵り合う老人達、
様々な老いの現実を垣間見てきましたが、翻って日本の高齢者を取り巻く現状は‥
 主人公ミセス・パルフリーの生き方に考えさせられることも多く、どうしたらあんな風になれるかなぁ‥ 
そしてKimitsukuに、「人生を明るくする係」は現れてくれるかなぁ…なぁんちゃって、相変わらず素敵な
ルパート・フレンドを楽しみつつ、楽しい夢を観させて貰った、『クレアモントホテル』でした。
コメント (2)
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