kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

瀬戸内海:春の味覚

2015年04月01日 | 日記
                 
 暖かい本州から桜開花のニュースが聞こえる季節、毎春恒例になった贈り物が今年も届きました。
兵庫県に住む旅友Hさんお手製の「イカナゴの釘煮」 瀬戸内海沿岸に春を告げる郷土料理です。
昨夜の電話によると、今年のイカナゴは本場・明石の産で、大型で味も良いとのことでした。
 外出から帰ると玄関フードに小包みが…さっそく開けてみると甘辛い芳香が鼻をくすぐります
生姜とクルミが入った豪華な今年の「釘煮」。お洒落な包装はHさんの細やかな心遣いで、毎度のこと
ながら心から感心してしまいます。夕食まで待てずに、ちょいと摘み食い…いやぁおいしい~
今夜はが、はかどりそうで怖いで~す
    
 此処で突然ですが、吉田兼好の随筆『徒然草』、第177段が脳裏をよぎりました。
…良き友、三つあり。一つには、物くるる友。二つには、薬師。三つには、知恵ある友…だそう。
因みに、友とするに悪しき者、七つあり。一つには、高くやんごとなき人。二つには、若き人。三つには
病なく身強き人。四つには、酒を好む人。五つには、猛く勇める兵。六つには、虚言する人。七つには
欲深き人…だそうですよ。身分が高くて高貴過ぎる人や病気知らずで丈夫な人、気が荒く勇敢な兵は
友とするに宜しくないってことよね。へぇ~鎌倉末期の歌人も現代人も、友を選ぶ基準は同じなのねぇ
コメント (2)
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