kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

妹の新盆に

2016年08月15日 | 日記

 春まだ浅い3月に急逝した妹の新盆を迎えました。急報を受けても俄かに信じられず…近いうちに母を
訪ねたいとのメールあり日程の調整をしていたところでした。大学時代から関西に住み、結婚して二人の
子供を育て、阪神大震災の後ボランティア活動に取り組み、地域のため頑張っている元気な妹でした。
 昨年4月に来道し一緒に母を訪ねたのが最後になりました。姉妹として暮らした70有余年、いま様々な
思い出が胸を去来します。3歳違いの妹とは、仲良く遊んだり、時には喧嘩したり、また時には母親にも
言えない内緒話を相談したり…。秘かにKimitsukuが憧れていた高校時代の先輩と妹が交際していたこと、 
「お姉ちゃん知らなかったでしょ」と言われてショックだったこと。母と3人で大阪や和歌山を旅行したこと、
母が造幣局の通り抜けで見ず知らずの方に、「これが私の娘たちなの」と嬉しそうに話していたこと、白浜
温泉にて3人で湯に浸りながら、「今まで生きてきたうちで一番 幸せ」と喜んでくれたこと等々…。
 過ぎ去ったアレコレが走馬灯の如く頭の中を駆け巡ります。縁あってこの世に姉妹として生を受け、何や
かや有りながらも助け合って過ごした長い年月を、懐かしく思い出します。パソコン遊びの楽しさを教えて
くれたのも亡き妹でした。
 新盆を迎えて想うことは、「姉妹に生まれて良かったネ、楽しかったヨ、有難う、また会おうネ」でしょうか。
今ごろ妹は悠々と大空を漂いつつ、「お姉ちゃん急がなくっていいヨ。母さんのことお願いネ」と言っている
ことでしょう。
コメント (2)
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