


同年輩の友人たちとコーヒータイムを楽しみながら、若い頃の思い出話に花が咲きました。昔の正月や
成人式、初めての恋、初デート等など、今やセピア色に褪せた遥か遠い半生記も昔の思い出あれこれ。
互いに真偽の程は

数々の思い出話の中で最も盛り上がったのは、その頃に観た映画の話。朧な記憶を辿りながら「ほら

「あれ




ハンサムなアラン・ドロンに胸ときめいた 『太陽がいっぱい』


若く綺麗だったカトリーヌ・ドヌーブの『シェルブールの雨傘』、可憐なマリリン・モンローの『帰らざる河』etc.
唯一の男性仲間Tさんは何かを思い出そうとして苦労している様子、「あの映画、好きだったんだよなぁ~」
「ちょっとエロチックな女優だったけど、もう死んじゃったんだ」、「幾つも続編が出来てシリーズになってた」。
ガールフレンド3人で、あれこれ言ってみても「いや、違うなぁ」と、首を横に振るばかり。
ピンときたKimitsuku、もしや『チャタレー夫人』


「そうそう、それそれ、それだよぉ~。エマニュエル夫人だよぉ~、よく分かったなぁ~」





Tさんが夢中になった女優の名は、シルビア・クリステルだったのでした。その後も思い出は、あちゃこちゃ
行ったり来たり尽きることなく続いて気分は青春まっ盛り。認知症高齢者の症状緩和に効果的と言われる
回想法。興味・関心・好奇心の趣く侭に思い出し語り合うのは、予備軍の脳代謝活性にも効果ありそう…

「准」とか「超」とか高齢者の捉え方は様々なようですが、まだまだ元気なシニア同士、自助・共助・公助の
精神で頑張らなくちゃ
