kimitsuku独り言

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アメリカ 『 自由の女神像 』

2017年01月30日 | 日記
        
 自由の国アメリカを代表するシンボルである「自由の女神像」は、1876年アメリカがイギリスからの独立を
勝ち取った100周年を記念してフランスから贈られ、ニューヨーク港リバティ島に設置された銅像です。
「自由の女神像」の正式な名称は、「Liberty Enlightening the World(世界を照らす自由の神)」で、正式名称が
示すように、単にイギリスから独立して自由を勝ち取った記念像と言うより、自由と民主主義を求めて 新天地
アメリカでの生活を希望し世界中から集まって来た移民の自由を支えた女神と言うことができます。
「自由の女神」は、七つの大陸と七つの海を意味する七つの突起がある王冠を被り、空高く突き上げた右手に
純金で作られたトーチを、左手には1776年7月4日の独立記念日が刻印された独立宣言書を持っています。
そして 人間は一切の弾圧や抑圧から解放され自由であることを象徴するように、足元にある引きちぎられた
鎖と足枷を踏みつけています。女神が立つ台座には次のような詩が刻まれているそうです。

       疲れ果て、貧しさにあえぎ、自由の息吹を求める群衆を、私に与えたまえ。
       人生の高波に揉まれ、拒まれ続ける哀れな人々を。
       戻る祖国なく、動乱に弄ばれた人々を、私のもとに送りたまえ。
       私は希望の灯を掲げて照らそう、自由の国は此処なのだと。

                       (作者エマ・ラザラスはユダヤ系アメリカ人の女性詩人)
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