今日6月4日が『虫の日』と呼ばれるようになったのは、どうやら1988年に
漫画家・手塚治虫の呼び掛けで設立された日本昆虫クラブが
6・4(む・し)と読むゴロ合わせから、此の日を『虫の日』に制定したとか…。
手塚少年は自分のペンネームに虫の文字を使うほど、昆虫好きな子供だったようです。
自然豊かな北海道で育ったKimitsukuですが、どうも「虫」類は苦手だわぁ。
「てんとう虫」「カブト虫」「蟻」「蜘蛛」「毛虫」…背筋がザワザワします。
まぁ『茶碗むし』や『むし羊羹』は、美味しいと思うけれど…ネ
ところで「虫が騒ぐ」とか「虫が知らせる」とか「虫が好かない」とか
いう言葉がありますが、此の場合の「虫」とは何のこと
自粛時間が長く閑を持て余しているので、ちょっと調べてみました。
古代中国の思想では、人間の体内には三匹の虫が棲みついていて
常にその人の行動を監視していると…あぁこわ
此の虫が、心の中の意識や感情を呼び起こすと考えられていたようです。
「虫の居所が悪い」や「虫がいい」も、体の中に棲む虫が
不愉快な嫌悪の感情を呼び覚ましたり、身勝手に動き回ったりすることを
意味しているのだとか…。
何やら難しいことは分かりませんが、科学万能な現代にあって
古代人の「むし」の話って、何やら教訓めいて興味深いですね