古い旅行記を整理していたら‥17年前の今日4月26日は、念願のシルクロードを旅行中でした。
老人ホームを退職した後、先ず2000年9月にイタリア、2001年6月にスペイン、2002年5月に上海&西安
2003年9月にトルコ、そして2004年4月には敦煌&ウルムチ‥と
毎年1回のペースで海外を訪れ、異文化体験を愉しんできました。
因みにその他には、オーストラリアグアム
ポルトガル
モロッコ
南イタリア
イラン
中欧 クロアチア
スイス
イタリア
タイ
ロシアなどを訪れました。
此のシルクロード旅行は、例のNHKドキュメンタリー番組に影響を受けて2002年に西安を旅した際
城壁から真っ直ぐ西へ延びる大路を眺めて、あの向こうへ行ってみたいという願望から始まったものでした。
今も鮮明に甦る莫高窟の壁画や彫朔像、ウルムチ博物館で観た「楼蘭美女ミイラ」、高昌故城や千仏洞
鳴砂山でのラクダ乗り、ウイグルの羊料理、バザール散策などなど。
あの旅行で感じたウイグル族と中国漢族の難しい関係は
現在いっそう複雑かつ先鋭化しているような‥。
あの陽気で楽しかったウイグルの青年たちを思い出すと心が痛みます。
彼らにあの17年前の穏やかな日々は、もう二度と戻ってこないのでしょうか。