NHK大河ドラマの影響でしょうか、『源氏物語』や『紫式部日記』の入門書として
マンガ本や現代語訳の本が、売れているそうで‥
確かに‥難解な平安時代の文学を読んでみようなんて
なかなか決心がつきませんよね。
取り敢えずストーリーだけ知りたいとか
面白いところだけダイジェスト版で読みたいとか
我儘な現代人の要求に応える、イージーブックが必要なのでしょう。
まぁ、そこからホンモノに興味を持つ読者もいるでしょうから
あながち✖とは言えないかも‥。
何しろアニメとスマホが、教育ツールって時代ですから‥ねぇ。
日本最古の歌集『万葉集』を令和言葉・奈良弁で訳した
『愛するよりも愛されたい』と『太子の少年』も、売れ行き好調とか‥
例えば、大伴坂上郎女の
「来むと言ふも 来ぬ時あるを 来じと言ふを 来むとは待たじ 来じと言ふものを」を
「くんのかい こんのかい
くんの
こんの
いや こんのかい
」と
訳してしまう可笑しさに、笑いが止まりません。
此の本の著者・佐々木良さんのインタビューが
『NHKラジオ深夜便』2月3日午前1時05分から放送されました。
今週10日午前2時まで、聴き逃し配信で聴くことが出来ますので
是非お聴き下さい。とっても面白かったですよ~