久し振りに素敵なフランス映画に出会いました。
1973年製作の『離愁』です。
1940年当時のフランスが舞台でナチス・ドイツの侵攻で街を追われ
南へ向かう列車で知り合った男女のラブストーリーですが
如何にもフランス映画らしい情感に満ちており‥
やっぱりフランス映画ってイイわぁ~と感嘆してしまいました。
1973年というから51年前の作品なのに
どういう訳か今まで観る機会がありませんでした。
出演者のロミー・シュナイダーは、1972年の『ルートヴィヒ』
ジャン₌ルイ・トランティニャンは、1966年の『男と女』が
印象に残っていますが、此の『離愁』も余韻が残る佳作でしたね。
何年振りかで淀川長治さんの名セリフ
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね 」を思い出しました。