昨日の投稿『古典講読』の続編です。
手元にある谷崎潤一郎 譯『源氏物語』は
中央公論社から昭和36年に発刊された全6巻もので
表紙には町 春草の装丁による平安朝文様の銀箔鳳凰が描かれており
6巻それぞれ平安装束の代表的な色彩に染められた織布を貼った
趣向を凝らした贅沢な造りになっています。
購入してから折りに触れて読み返している、貴重な我が愛蔵書です。
今回 NHKラジオ『古典講読』講座で1年間お付き合いを再開し
また新たな平安文学の面白さを味わい尽くしたく
「温故知新」を楽しみにしています。