昔から『中東の火薬庫』と不安視されているイスラエルvsパレスチナ問題ですが
今度はイランがイスラエルへ弾道ミサイル攻撃を仕掛けて‥
これ以上の犠牲を出さない為に、本格的な国際社会の働き掛けが求められます。
Kimitsukuが憧れの国イラン≒ペルシアを旅したのは、2007年9月のことでした。
その頃もイランはアメリカ大使館を襲撃したり、何やらイラクと紛争中とかで
更に不穏なことが起きるのでは‥と、TVニュースが報じていました。
もしかしたら、あの『世界の半分』と称された美麗なイスファハンの
イマームモスクが破壊されるのではないかと案じられ
今のうちに観に行こうと、急ぎ「魅惑のペルシア8日間」ツアーを申し込みました。
期待と不安が半々の旅立ちでしたが、行ってみたら
服装や行動に多少の制限はありましたが不安は全く感じず
街の人々は極めて日本に好意的で
積極的に英語で話し掛けてきたり、一緒に写真を撮らせて欲しいと近づいて来たり‥
思いがけず楽しい国際交流が出来ました。
想像以上に壮麗な 『世界の半分・イスファハンのイマームモスク』
は
眩暈を催すほどの見事なタイル装飾で飾られ
東照宮の陽明門に劣らぬ「ペルシア版-日暮し御門」でしたワ
現地ガイドによると、人々は自由な暮らしを望んでいるがイスラムの教えには逆らえず
でもラマダンの禁酒期間には、こっそり自家製アルコールを嗜んでいるんだとか‥
確かに道行く家族連れや若い女性たちの楽し気な表情は屈託なく
それまで旅したイタリアやスペインと、何ら変わらないように思いました。
宗教や歴史や文化の違いはあっても
人間が望む生活はそれほど大きく違わないのでしょう。
あの好奇心に溢れた笑顔の人々が
これからも幸せに生きてゆけるよう願って止みません。