2025年が明けて初めてのボランティア活動日です。
10時のオープンを待っていたようにМ男さんとS女さんが来所し
「あら~、いい香り」鼻をぴくつかせながら
「今年も宜しく」にこやかに新年の挨拶を交わします。
甘酒の芳香が部屋中に漂って、正月気分満載。
例年になく雪が少ない楽な年明けだったことを喜び合い
紅白歌合戦や箱根駅伝など、ひとしきり正月テレビの話題に花が咲きました。
そのうち老健に父親が入所しているH女さんが立ち寄られ
リハビリ期間が終了した父の退所を勧められたが‥との話。
要介護2レベルで日常生活はある程度、自立しているが
自分の留守中、自宅に一人で置く訳にはいかない。
近くの老人病院に入院して貰おうかと思うが、父が了解するかどうか‥。
顔見知りのМ男さんも一緒になって相談に乗ってくれたが
取り敢えずは父親の希望を聴き、老健SWにも相談して
今後の方針を決めたいとのこと。
老いた父を想い悩み多いH女さんは、此処に来て話を聴いて貰うと
自分の考えが纏まると言う。
S女さんとH女さんが帰宅すると、間もなくY女さんが来所され
「わぁ~甘酒の香り‥、久し振り」喜んでくれました。
関西出身のY女さんから、珍しい関西の正月風習の話を聴いて
狭いようで広い日本列島を確認。
あれこれ思い出話を語り合い、互いに健康で新年を迎えられたことに感謝
あまり先を思い煩わず、流れに逆らわず、無理はせず
出来る範囲で努力して、楽しく日々を送りたいわねぇ~ が「結論」でした。
シニアの皆さん、今年も元気に前向いて頑張りましょうね。