前回の「月山」のBlog記事→ 東北 月山~鳥海山~栗駒山 No1
東北 月山~鳥海山~栗駒山 No3(最終編)
タイトルの写真は「鳥海山獅子ヶ花湿原」に在る「あがりこ大王」と名の付いた「ブナ」の木で樹齢300年以上、幹回り7.6m樹高25mと看板に表示されていました。
ここの「ブナ林」一帯にあるブナの樹形は「異形」で通常ブナは幹が一本真っ直ぐに育ちますが、ここのブナは殆どが「あがりこ大王」同様 「異形」です。
此は何百年に渡る人間の活動によりこの様な樹形と成った物です。その原因は燃料の「炭」を取る為め、雪がある時期に顔を出しているブナの枝を切り炭の原料にします。しかし木を伐採するのでは無く生かせて行く為に幹を残します。どの木も丁度1,5m程の所から上が枝分かれしています。これは雪が積もった位置に相当します。雪のある時期に重い材料を運ぶにはソリを使うのです。その結果が「異形」のブナ林と成りました。以上森林ガイドさんの話でした。
写真は本日のメイン「獅子ヶ花湿原トレッキング」の為め「鳴子温泉」から「鳥海山」へ向かう途中バスの車窓から「鳥海山」を撮った物ですがご覧の様に相変わらずガスの中です。
「鳴子温泉」から「鳥海山」へは国道47号線を戻り酒田付近から国道345号線を通り日本海側へ出て国道7号線を北上「象潟」(きさかた)から「鳥海山」の北側を回り込み「獅子ヶ花湿原」へ進路を取ります。延々と数時間バスに乗り続けます。全くバスに乗る為に来た感じです・・・・・・
写真は「獅子ヶ花湿原」へ直行するのでは無くその手前に「元滝伏流水」に立ち寄ります。
朝「鳴子温泉」を出発したのが8:00時、ここへ到着したのが11:30分、なんてこった!
そこで地元のネイチャーガイドさんの案内でA、B二班に分けられ「元滝伏流水」をトレッキング、その途中撮った「ミヤマトラノオ」ま~この花は何処でも見かけますが、トラノオ種類は多く種類を特定するのは難しい。
東北 月山~鳥海山~栗駒山 No3(最終編)
タイトルの写真は「鳥海山獅子ヶ花湿原」に在る「あがりこ大王」と名の付いた「ブナ」の木で樹齢300年以上、幹回り7.6m樹高25mと看板に表示されていました。
ここの「ブナ林」一帯にあるブナの樹形は「異形」で通常ブナは幹が一本真っ直ぐに育ちますが、ここのブナは殆どが「あがりこ大王」同様 「異形」です。
此は何百年に渡る人間の活動によりこの様な樹形と成った物です。その原因は燃料の「炭」を取る為め、雪がある時期に顔を出しているブナの枝を切り炭の原料にします。しかし木を伐採するのでは無く生かせて行く為に幹を残します。どの木も丁度1,5m程の所から上が枝分かれしています。これは雪が積もった位置に相当します。雪のある時期に重い材料を運ぶにはソリを使うのです。その結果が「異形」のブナ林と成りました。以上森林ガイドさんの話でした。
写真は本日のメイン「獅子ヶ花湿原トレッキング」の為め「鳴子温泉」から「鳥海山」へ向かう途中バスの車窓から「鳥海山」を撮った物ですがご覧の様に相変わらずガスの中です。
「鳴子温泉」から「鳥海山」へは国道47号線を戻り酒田付近から国道345号線を通り日本海側へ出て国道7号線を北上「象潟」(きさかた)から「鳥海山」の北側を回り込み「獅子ヶ花湿原」へ進路を取ります。延々と数時間バスに乗り続けます。全くバスに乗る為に来た感じです・・・・・・
写真は「獅子ヶ花湿原」へ直行するのでは無くその手前に「元滝伏流水」に立ち寄ります。
朝「鳴子温泉」を出発したのが8:00時、ここへ到着したのが11:30分、なんてこった!
そこで地元のネイチャーガイドさんの案内でA、B二班に分けられ「元滝伏流水」をトレッキング、その途中撮った「ミヤマトラノオ」ま~この花は何処でも見かけますが、トラノオ種類は多く種類を特定するのは難しい。
この写真は「ヤグルマソウ」でこの草花もよく見かける。
伏流水から流れ出る沢で川霧が発生していました。
トレッキングルートは杉林と沢沿いの道が続きます。
写真はレンズが曇っている訳ではありません、沢霧が発生している様(さま)です。
「元滝伏流水」で水量が豊富な滝です。
「元滝伏流水」で水量が豊富な滝です。
「元滝伏流水」を見た後、戻ります。写真はここで伏流水を飲む為に休憩です。
ツアーのメンバーと真ん中の女性はバスガイドさん。
ツアーのメンバーと真ん中の女性はバスガイドさん。
滝を見てしまったら、後は見るべき物が無く戻る道すがら、植物の写真を撮りました。
写真は「ヤマブキショウマ」ショウマ類も種類が多く、何処でも見られます。
写真は「ヤマブキショウマ」ショウマ類も種類が多く、何処でも見られます。
この花は「キツネノボタン」此も何処でも見られます。標高も低い為、高山植物は無いようです。
この写真は「ヤマユリ」この花も国道沿いに割と見られました。写真は未だ開花して居ませんがもう少し標高が低い場所では開花して居ました。
さて、又バスに戻り今度は本日のメイン「獅子が花湿原」へ向かいます。
写真は駐車場にあった案内図看板で2時間程掛けてトレッキングします。ガイドさんは先程の「元滝伏流水」と同じガイドさんでA、B2班に分かれてトレッキングします。
写真は「姥ユリ」の蕾で、この場所に咲く「姥ユリ」は蕾が一つで通常の「姥ユリ」とは少し違うようです。ビジターセンターから少し奥へ入った所で大規模が群落がありました。
写真はタイトル写真「あがりこ大王」の手前に在った「燭台」と名の付いたブナの木です。
立派なブナ林ですが殆どが「異形」をして居ます。案内表記には「奇形」と書いてあります。しかしガイドさんの話では「奇形」と云うのもおかしい、そこでこのBlogでは「異形」と云う表現を踏襲しています。
写真は至る所に生えている「ホオの木」、以前にもBlogに書きましたが朴の木と栃の木の区別が結構面倒です。
写真は「ナラの木」本来「炭」にする材料は「ナラ」が一番良いのですが、この地方では余り育たないらしく「ブナ」が炭の材料になる、ブナは人間が利用するには使い道が限られ材料としては余り使えない。
ブナという漢字は「木」偏に「無」と書く(機種依存文字のため表記無し)要するに人間にとって使い道が余り無いとされてきた。
写真は「炭焼き窯」前出の様に何百年に渡ってブナの木で「炭」を焼いてきたのですが、その釜が数カ所残っているようです。現在ではここが国の天然記念物に指定されていますので人間の手を加える事は許されませんが、この地域で24所余り跡が確認されているようです。
写真は「鳥海マリモ」で、丸くなっている訳ではありませんがこの藻は浮いています。
この少し上流側では「皇太子殿下」が見学に訪れたという場所に看板が有り「殿下」がトレッキングに来てくれたおかげで、木道が整備されたとガイドさんが言っていました。
本日のメインである、鳥海山獅子ヶ花湿原トレッキングも終わり、これから今晩の宿泊地「田沢湖高原温泉郷」方面へ行きます。「象潟」(きさかた)方面へ一端戻り日本海東北自動車道へ入り秋田自動車道へ出て大曲ICで降ります。そこから国道105号線を北上して「田沢湖高原温泉郷」向かいます。又延々とバスに乗ります。。。。。。。。
最終日の「栗駒山系」方面は次回
東北 月山~鳥海山~栗駒山 No3 で紹介します。
宜しく。
さて、又バスに戻り今度は本日のメイン「獅子が花湿原」へ向かいます。
写真は駐車場にあった案内図看板で2時間程掛けてトレッキングします。ガイドさんは先程の「元滝伏流水」と同じガイドさんでA、B2班に分かれてトレッキングします。
写真は「姥ユリ」の蕾で、この場所に咲く「姥ユリ」は蕾が一つで通常の「姥ユリ」とは少し違うようです。ビジターセンターから少し奥へ入った所で大規模が群落がありました。
コースの雰囲気は写真の様な感じで、殆ど「木道」上を歩きます。
写真はタイトル写真「あがりこ大王」の手前に在った「燭台」と名の付いたブナの木です。
立派なブナ林ですが殆どが「異形」をして居ます。案内表記には「奇形」と書いてあります。しかしガイドさんの話では「奇形」と云うのもおかしい、そこでこのBlogでは「異形」と云う表現を踏襲しています。
写真は至る所に生えている「ホオの木」、以前にもBlogに書きましたが朴の木と栃の木の区別が結構面倒です。
写真は「ナラの木」本来「炭」にする材料は「ナラ」が一番良いのですが、この地方では余り育たないらしく「ブナ」が炭の材料になる、ブナは人間が利用するには使い道が限られ材料としては余り使えない。
ブナという漢字は「木」偏に「無」と書く(機種依存文字のため表記無し)要するに人間にとって使い道が余り無いとされてきた。
写真は「炭焼き窯」前出の様に何百年に渡ってブナの木で「炭」を焼いてきたのですが、その釜が数カ所残っているようです。現在ではここが国の天然記念物に指定されていますので人間の手を加える事は許されませんが、この地域で24所余り跡が確認されているようです。
写真は鳥海山の伏流水の流れ、冷たく水量も多く美味しい水でした。
写真は「鳥海マリモ」で、丸くなっている訳ではありませんがこの藻は浮いています。
この少し上流側では「皇太子殿下」が見学に訪れたという場所に看板が有り「殿下」がトレッキングに来てくれたおかげで、木道が整備されたとガイドさんが言っていました。
本日のメインである、鳥海山獅子ヶ花湿原トレッキングも終わり、これから今晩の宿泊地「田沢湖高原温泉郷」方面へ行きます。「象潟」(きさかた)方面へ一端戻り日本海東北自動車道へ入り秋田自動車道へ出て大曲ICで降ります。そこから国道105号線を北上して「田沢湖高原温泉郷」向かいます。又延々とバスに乗ります。。。。。。。。
最終日の「栗駒山系」方面は次回
東北 月山~鳥海山~栗駒山 No3 で紹介します。
宜しく。