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京都社寺歩き1

2016-10-03 10:07:47 | 旅行
2016年9月26日、27日の二日間、京都の社寺をめぐって
きました。その第一日目の様子を綴ってみました。


堀川五条のホテルを出て、最初に訪れたのは、京都の
世界遺産の構成資産の一つ、上賀茂神社でした。バス
を降りて神社の前までやってきました。上賀茂神社は、
正しくは賀茂別雷(かもわけいかずち)神社といいます。


真っ直ぐ参道を歩いてきて、この鳥居を潜った先が
広い境内でした。


真ん中に細殿があって、その前に白砂が大きく盛って
ありました。神が降臨するよりしろになるものです。


後方へ回って、楼門。前に赤い橋が架かっていました。


その橋の手前右にあった片山御子神社。上賀茂神社の祭神
賀茂別雷大神の母・ 玉依比売命(たまよりひめのみこと)
を祀る神社です。絵馬がたくさんぶら下がっていました。


楼門を潜って真直ぐが拝殿。ここでお祈りしてきました。


拝殿の前を左に行った所にあった本殿への入口。この奥
右(東)が本殿、左(西)が権殿で、ともに国宝です。
まだいろいろ見て回った後で、世界遺産金閣寺へ向かい
ました。


鹿苑寺(金閣寺)の入口です。このとき、もう雨が降って
いました。


拝観受付を過ぎるとすぐあの金閣(舎利殿)・鏡湖池が
見える所へ出ました。大勢の人をかき分け、雨にも
かかわらず、鮮やかに金色に輝いていたこの光景を
収めてきました。


池の傍を右に回って行くとあった陸舟の松。後は方丈。


金閣の後方に当たる所を歩いていて出てきた金閣垣。
後程出てくる銀閣垣と違って、組まれた竹の間にすき間
があります。


龍門滝。滝のあたる所の石は、鯉魚石。ここまでくる間に
足利義満が使った銀河泉、厳下泉などがありました。


最奥部にあった安民澤で、真ん中に立つのは白蛇塚。


茶室の夕佳停(せっかてい)。夕日に映える金閣が佳い
の意でつけられた名ですね。傍に石の腰掛・貴人榻
(きじんとう)がありました。


金閣寺を後にして、北野天満宮にきました。桐生天満宮の
本社です。


参道の道脇に天満宮に付き物の牛がありました。この後も
いっぱい出てきました。みな奉納されたものみたいです。


2つの間に橋?を架けた燈籠もありました。どういう意味
なのでしょうか?


楼門です。門を潜ると、ずいき祭りに使う導山、松栄講、
花傘や絵馬堂などを見ることができました。


中門(三光門)です。


国宝の拝殿。


その裏手に、楽の間(左)、本殿(右)。ともに国宝です。
北野天満宮はそう混み合ってなく落ち着いて拝観できました。
北野天満宮の後、相国寺へ向かいました。


バスを降りて相国寺へ進むT字路、道路を挟んで反対側は
京都御所で、写真はその今出川御門。


同じく相国寺側角の同志社大学啓明館。第二図書館みたいです。


同志社大学の建物に挟まれた道を歩いて相国寺へきました。


これは、現存する日本最古の法堂(はっとう、本堂)。内部
天井には鳴き龍が描かれています。


こちらは、法堂と回廊でつながった方丈。


方丈内の杉戸絵白象図(複製)。室内はみな撮影禁止でした
が、ここは廊下部で禁止の表示もなかったので撮影しました。


方丈を出て右手奥へ行った所の相国寺承天閣美術館。
丁度伊藤若冲展(生誕300年記念)をやっていたので、
見てきました。コロタイプ印刷で復元されたものでした
が、黙っていれば本物と見紛うばかりのすばらしいもの
でした。
相国寺の後は、世界遺産下鴨神社へ行きました。上賀茂、
下鴨合わせて賀茂社と総称され、両社の祭礼が葵祭。


バスを降りて下鴨神社(正しくは賀茂御祖神社、かもみおや)
へやってきました。どうも脇参道みたいでした。


境内へ入ってすぐの所の三井神社です。玉依比売命の他
二神が祀つわれた神社です。


広々とした境内へきて、左は舞殿、右は楼門です。


いったん、楼門の外へ出て、こちらが表参道みたいでした。
周りは、糺すの森と呼ばれている広い森。国史跡です。


楼門を正面から見た処です。早くも七五三にきてる人が
いました。


中門です。その奥に本殿他がありました。また個別に
分かれた十二支の守護社がありました。自分の干支の
社だけはお参りしてきました。


こちらは右手川を渡って奥にあった御手洗(みたらし)社。
川は御手洗川。みたらし団子はここから発祥したそうです。


これは、下鴨神社を出て、銀閣寺へ向かうバス停まで歩く
途中で出てきた萩の寺常林寺です。境内にきれいに萩が
咲いていました。


銀閣寺近くまできました。見えている橋が銀閣橋。


銀閣橋袂から、熊野若王子神社傍の若王子橋まで続く
哲学の道。約2km。その先に、永観堂、南禅寺が
あります。歩きたかったのですが、時間がないので
あきらめました。


お土産などが並ぶ沿道を通って、世界遺産銀閣寺
(慈照寺)入口、総門前まできました。


総門を過ぎて、左に銀閣垣の道を行った先左へ曲がる
と中門になります。銀閣垣は前に触れた金閣垣と異なり
竹の間にすき間がなく、びっしりと詰まっています。


中門すぐの所の五葉の松。


そのすぐに国宝銀閣(観音殿)がありました。


銀閣を見ているすぐ傍にあった向月台。月を愛でるために
造られたといいます。


向月台に並んで、白砂を壇状にして直線の縞模様を
つけた銀沙灘(ぎんしゃだん)。本堂(方丈)前になります。


方丈の先の東求堂。足利義政が建てた持仏堂で、国宝。


錦鏡池を回り込んで撮った観音殿。ここからが、一番
絵になったように思います。


池の前の庭園を歩きだした近くにあった千代の槇。銀閣寺
の庭園は落ち着きのある本当にすばらしいものでした!!


そのすぐ傍の洗月泉。昔は周りにさほど木がなく、泉に
月が映ったことから、その名がついたみたいです。


庭園の斜面を上ってきて、視界が開けた所から下方を撮り
ました。左に観音殿、右に方丈、東求堂が並び、真ん中は
銀沙灘。中央向こうに京都の町並みが見えました。


銀閣寺の次は南禅寺に向かったのですが、手前にあった
永観堂・禅林寺に間違って入ってしまいました。気がついた
のですが、そのまま見学することにしました。


先ほどの銀閣寺もそうでしたが、永観堂では紅葉が始まって
いました。永観堂は紅葉で有名ですね。


大玄関から入って歩き出したすぐ傍に、放生池が広がって
いました。


先へ進むと、堂宇は鹿ケ谷の斜面に建てられいるため、
臥龍廊と呼ばれる急階段が続きました。急階段を行き
着いた所に開山堂がありました。


少し戻った所の阿弥陀堂には、有名なみかえり阿弥陀が
祀られていました。その屋根下の極彩色に彩られた梁部
を撮りました。


永観堂の前の道を歩いて南禅寺の大寂門へきました。


脇から境内へ向かい三門の横へ出ました。前に回って
三門全体を撮りました。大きいですね!! 時間がなかった
ので、上には上りませんでした。


三門を抜けて法堂の前に行きました。


法堂から右へしばらく行くと琵琶湖疏水の水道橋・水路閣
がありました。明治の初めに造られたもので、時間がなくて
もこれだけは見逃したくありませんでした。
この後急いでホテルに戻り、その後貴船の川床料理の店に
出かけました。時間がないといっていたのは、この出発時間
に合わせるためでした。


貴船川の上に組まれた川床料理の店です。右の道をバスで
上ってきました。


左源太から下流の右源太を撮りました。この時はもう風が
冷たく、寒くて上着が必要でした。店では半纏も用意がして
あって、みな借りて羽織っていました。9月末で終了、川床
を片付けてしまうそうです。開始は5月から。

ひさびさの京都、この日は欲張っていっぱい見てまわって
しまいました。それにしても、京都の蒸し暑さは格別ですね!!






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