漁民の苦悩

　玄界灘の海砂採取に絡み海砂採取組合が脱税容疑で福岡国税局から刑事告発されたと今日の新聞は報道しています。

　海砂採取の許可を出す県は「海の環境が悪化」を懸念して、地元漁業組合の同意を条件としています。
　瀬戸内海では「海砂採取で魚が寄りつかなくなる」等で採取が禁止になっています。

　漁業組合は、「同意の条件」として多額の「補助金」を海砂採取組合から受け取っているとされ、その「補助金」に依存した漁業組合の運営をしているところもあるといわれています。

　海の環境を悪化させることは、「漁獲が減る」ことに直結していることを承知しながら「補助金」に依存する構図は、「原発マネー」に頼る玄海町とよくにています。

　きれいな玄界灘で漁業ができる事を漁民お方は強く望んでおられると思います。
そこに漁民の苦悩があるのです。

その苦悩のなかで、「脱税容疑」では漁民の気持ちはやりきれないのでは。

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