東京電力福島第1原発事故で、地震当日の3月11日深夜から翌12日未明までの間に、1号機の圧力容器を貫通する配管部が破損し、蒸気が格納容器内に漏れた可能性があることが25日、東電のデータ解析で分かったといいます。
1号機は地震から約15時間後にメルトダウン(炉心溶融)に至り、溶け落ちた燃料で圧力容器底部が破損したとみられるが、想定が正しければメルトダウン以前に圧力容器が破損していたことになります。
そんな大事なことが、2ヶ月以上過ぎて発表されるなんて、「東電は情報を小出ししているのでは」と思ってしまいます。
それとも、「原発での事故の実態をいまだに把握できない」状況なのでしょうか。
ハッキリしていることは「原発事故をコントロールできる技術がない」ことです。
今日は、玄海原子力発電所対策小委員会で国県や唐津市、九電への意見集約会議を開きます。
唐津市民の意見や不安を反映するものに作り上げたいと思っています。