しんぶん「赤旗」は前日につづき、26日付けでは1面で、玄海町長による官官接待の模様を報道しています。
趣旨は以下の通りです。
玄海町の岸本英雄町長が町長交際費を使い、判明しただけでも経済産業省資源エネルギー庁と佐賀県などの職員を5年余で30回、約106万円分の“官官接待”をしていたことを「赤旗」が入手した町長交際費の支出記録から判明したものです。
原発をめぐる各地のシンポジウムで「やらせ」を指示、誘導してきたエネ庁職員らとの公金を使った会食は“原発利益共同体”の癒着の深さを浮き彫りにするものです。
私が気になるのは、エネ庁職員との接待が、昨年の東電福島第1原発事故後だけで4回。このうち3回は、玄海原発2・3号機の再稼働の動きが浮上した4、5月に玄海町内の和食料理店などで接待をしていた事です。
07年6月には、エネ庁とみられる中央省庁の参事官と、岸本町長と財政企画課長の3人で東京都千代田区内の高級中華料理店で4万円を支出しています。
国家公務員倫理法では、利害関係者からの贈与を禁止しているほか、国民から疑惑や不信をもたれる行為の防止もうたっており、この“官官接待”はこれに抵触する恐れがあります。
また、町長交際費から飲食代を支出することは地方財政法の趣旨からは不適切とする見解が一般的です。
しんぶん「赤旗」は次は何を特集するのか楽しみです。
昨日は、この冬最低の冷え込みで「つららと氷」が張っていました。