昨日は、9月議会の初日でした。
坂井市長は、多くの補正予算や条例を提案のため演壇に立ちました。
自ら制定し、自らが審査対象となった「政治倫理審査会の結論はクロ」でした。
そのことについて、議員にも市民にも説明も心境も語りませんでした。
私は、少しガッカリしました。
市民の代表である議員やテレビを見ている市民に、政倫審の結果を重く受け止めているのであれば、その心境の一端を述べるのが「政治家の説明責任」であります。
「司法の判断を待つ」のであれば、その考えを述べることも良いのではなかったかと思うのであります。
このような、重要な事態に直面しながら「司法の判断を待って判断」と逃げ延びようとするところに市民は不満と不信を持っているのです。
「政治倫理」と「司法判断」は別です。
仮に、「司法判断」が「シロ」となったにしても「政治倫理違反」が解消されるわけではありません。
自らの考えを、自ら語ろうとしない坂井市長は、唐津市民のリーダーとしての品格と資質が問われています。