こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

安保法制(戦争法)が成立して一年

2016年09月19日 06時05分13秒 | Weblog


 昨年の9月19日の国会前は、多くの国民が「安全保障関連法案」反対を掲げて集まりました。自公政権は、その国民の声を聞かずに強行採決しました。

 国民の声は、「平和憲法をまもれ」ということでした。
日本が攻撃されていないのにもかかわらず、外国に出かけて戦争をすることは「集団的自衛権行使」であり、これまで自民党も「憲法に違反する」としていたものであります。
それを、安倍政権になって180度転換させました。

 安倍政権は、国民の世論を押さえるために、マスコミに「停波」の可能性をちらつかせ「政権に都合の悪い情報の抑制」を求め、国民には「秘密保護法」で、政権に都合の悪い情報には蓋をしました。

 7月の参院選では、消費税「10%増税を先送り」「同一労働同一賃金」「国民総活躍社会」など国民の歓心を引く事をならべ、「憲法改正」や「社会保障の抑制」には一切触れない戦術で3分の2を獲得しました。
 
 昨日は、大雨でデスクワークに区切りがついて「もしも、自民党改憲草案が実現したら?」という内容の本を読みました。
 弁護士が描く憲法改定後の世界ということで、現憲法が自民党案の憲法に変わるとこんな社会になることを描いた本です。
 弁護士の内山宙さんが書き下ろしたものです。
 本では、政権に批判的な国民を監視する社会だけでなく、社会保障が「自助共助」の押しつけで、保育は女性の仕事とされ社会は援助をしません。
 国民は、そんな事態に怒り「憲法を前の憲法に戻せ」と国会前で、非暴力のデモが盛り上がります。
 すると、政府は「待ってました」とデモの中に過激集団を混ざり込ませ、「発煙筒」を合図に「非常事態宣言」を行使して、デモ隊の鎮圧に乗り出すのです。

 本の題名は「未来ダイアリー」です。皆さんも書店で手にして下さい。
ちなみに私は、アマゾンで取り寄せました1000円です。
 
 戦争をするためには、「国民の権利と声を抑制」させなければなりません。
そのための「憲法改正」が現実味を帯びてきました。
 今日は、佐賀で「戦争法を許さない」と「ピース・フェスティバル」集会に出かけます。たぶん、雨が降ってもあると思います。

 上の写真は、今朝の佐賀新聞一面です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン