「定額給付金」で詐欺行為

　定額給付金について総務省の広告が新聞に紹介されています。

　給付金を受け取るまでの流れが紹介されています。そのなかで、「振り込み詐欺にご注意」と最近の振り込み詐欺を反映して「口座番号の聞き出し電話などに注意」を促す文面があります。

　総務省は、「振り込み詐欺」に注意するような配慮をしていますが、「３年後の消費税」については何も触れていません。
　麻生政権こそ、国民に「詐欺行為」をしているのではないでしょうか？
　
　こんな愚策にしか考えられない麻生政権は、日本を指導する資格はありません。

原発と金

　地方財政は、国の三位一体改革の影響や経済政策の失敗で窮地に及んでいます。

　それを逆手にとって進められているのが原発推進です。
玄海町は、朝日新聞のアンケートに「安定的な財源である原発が止まった場合に財源が逼迫するか」との問いに「著しく逼迫する」と答えています。
さらに、「稼働中の原発から収入が見込めなくなった場合、財政安定化のために、新たな原発や原発関連施設の受け入れも行政施策の選択しに入りますか？」という問いに、「選択肢に入る」と答えたのは玄海町をはじめ１２自治体で、「原発に頼らない」と答えた自治体は１つだけでした。

　地方財政を麻薬のように蝕んでいるのが「原発マネー」です。

　玄海町長の「使用済み核燃料中間貯蔵施設」誘致についても、町長の「思いつき」で発言したものとは思えません。

　私は、坂井市長に隣地の市長として「玄海町長に真意を確かめるべきだ」と迫りましたが、「マスコミの報道以外は出てこない」と拒否しました。

　それでは、唐津市議会が決議した「遺憾の意を表す決議」をしたことに「唐津市も議会と同じ気持ちです」といったのでしょうか。

　九州電力は、早稲田中高一貫校に２０億円寄付。県が進める「粒子線ガン治療施設」には特定目的会社の一つとして名をつなれて協力しています。

　今話題になっている西松建設の政治献金と同じで、「見返りを求めた」ものであります。
　構図は全く同じやり方です。

坂井市政の選挙結果を問う

　一般質問の一番目に「坂井市政」の選挙結果についてだだしました。

　坂井市長は、３万票の批判票が出たことに「何時でも批判票はある」とのべ、４年間均等ある発展のため、上下水道・情報網の整備に尽くしてきたが、そのことが「目に見えにくかった、丁寧な説明不足だった」とのべました。

　しかし、果たしてそうでしょうか、「支所が寂しくなった」「意見が反映できない」というのは事実です。市民は、そのことを肌で感じ指摘しているのです。

　坂井市長は「生活者の視点で現場主義に徹する」と結びましたが、職員を三分の一も減らす計画を持ちながら、（職員は今でも長時間残業に追われている）どうして現場に出て行けというのでしょうか？

　坂井市長の発言は、耳障りのいいことが多いのに、それが施策に反映していないというところがあります。

　坂井市長は、「障がい者支援」を掲げています。
　障害者自立支援法での応益負担軽減のために県は障がい者の自立支援策をしていましたが今年から２８００万円ほどを削減しました。
　坂井市長は、「県が止めるので市も止めた」式でその支援施策は廃止になりました。
　それなら、それに変わるものは？と聞きましたが、出てきません。

　坂井市長のマニフェストである「市民の安心第一」を確実にやって頂きたいものです。
　その実現のために、議会で追及してまいります。

新人議員

　先の市議選で初当選した議員は、４人です。

　その４人全てが議案質疑と一般質問をおこないました。
　質問の内容などは別として発言することに意義があります。

　これまでの新人議員の何人かは、「様子見」的なところから、本会議場での登壇は２回目以降が多かったのですが、「さすが」市民の代弁者としての自覚が感じられました。

説明責任

　昨日は、一般質問で、原子力行政についていくつかを質問しました。

　その一つが「安全協定」の問題です。　

　唐津市は、佐賀県と原子力発電所の安全確保に関する協定に変わるものとして「確認書」を交わしています。

　しかし、今回の「ＭＯＸ燃料輸送」でもおわかりのように、唐津市には、県から電話で副市長に「国が了解すれば県は、了解をすることにしている」と事前にあっただけで、唐津市が輸送に対して「疑義」を挟む余地はありませんでした。
唐津市は、「安全に確保」をお願いするのが精一杯のところでした。

　坂井市長は、「確認書は協定書にかわるもの」だと胸をはりますが、「確認書」の限界はこれまでの経緯を見れば明瞭です。

　「確認書」には、唐津市の説明責任を課しています。つまり、「事前了解での意見は聞かないけれど、市民への説明責任はシッカリ果たしてくれ」と県からいわれているようなものです。

　「説明責任はどう果たしたのか」と聞いたら、「マスコミにコメントを出した」というものです。
　この程度で「説明責任を果たした」と言えるでしょうか。

　唐津市は、玄海原子力発電所から１０㎞圏内に玄海町住民の４倍２６，０００人が住んでします。

　唐津市は、もっと原子力問題に「生活者の視線」で取り組んでもらいたいものです。

　住民団体も、街宣活動や申し入れ、集会などの計画が相次いでいます。

桜が満開

　我が家の桜が今満開です。

　初夏の頃には、サクランボがなります。
それもたくさんなります、でも食べ頃になると鳥がきて、私たちの口に入ることはありません。

　今年は、網でもかけて鳥にやられないようにしようと思っています。

　

「中間貯蔵施設」発言で決議

　昨日の、市議会冒頭に、岸本玄海町長の「使用済み核燃料中間貯蔵施設」誘致ともとれる発言に「遺憾」の意を表す「決議」を全会一致で可決しました。

　唐津市を頭越しにすすめられるプルサーマル計画、そのうえに、永久貯蔵施設になりかねない「中間貯蔵施設」の話です。

　決議前に開かれた、議会運営委員会で「決議だけでなく玄海町長に決議文を持って行くべきではないか」と委員長（プルサーマル特別委員会委員長と兼任）に求めましたが、「そこまでは考えていない」といいました。

　それでは、「打ち上げ花火」みたいなものになってしまう恐れがあります。
本当に「遺憾」を現すんだったら、玄海町に出かけなくてはならないと思いますがみなさん動お考えでしょうか。

　唐津市議会の「本気度」が試されている時です。

副市長は一人に

　吉本副市長の任期が３月で切れることを受けて「次期の副市長は一人体制で臨みたい」と坂井市長が、昨日の代表者会議で表明しました。

　そのほかにも、監査委員、公平委員も人事異動がおこなわれることもあわせて表明しました。

　70歳という節目に辞めていく「不文律」があることを受けたもののようです。

　それにしても「副市長の２人体制」にしたこと自体に問題があったのではないか。「県外用務」が多い坂井市長を補佐するための２人体制ではなかったのか。

　坂井市長には、副市長が一人になれば、これまでのように市役所を空けるようなことがないよう願いたいものです。

今日は議案質疑にたちます

　昨日から３月補正と来年度当初予算の審議が始まり、午後７時過ぎまでおこなわれました。
　その後、プルサーマル特別委員会が開かれ、玄海町長の「使用済み核燃料中間貯蔵施設誘致」発言に遺憾を現す決議をすることを決めました。

　その後、近所の田川實さん（６９歳）が亡くなられたのでお通夜に伺いました。

　議案質疑以下の項目を中心におこないます。

・緊急景気対策１０億円
・後期高齢者医療特別会計
・一年以上滞納をすれば、保険証が取り上げられ、医療が受けられない場合も
・保険証の大型化（ハガキ大の大きさにできないか）
・国民健康保険特別会計
　国民健康保険会計は早晩立ちいかなくなるのではにか（構造的問題）
・財政見通し
　新聞報道でも将来の財政見通しが「基金１４年度にも枯渇」と報じられている。
・退職債が１３億円増えて３２億円　新年度の予算が１４億円計上　４６億円に
・市庁舎建て替えの話もあるが実施すれば財政負担が更に圧迫するのでは
・市営住宅入居募集について
　例に基づき全ての団地を対象にした入居募集を始めるべきでは
【教育費・ 関連】
・稲葉新教育長に「人権・同和事業の取り組みについて」基本的な所信を問う。
・唐津市の同和事業において、事業費負担が「県の二分の一」が原則。

【条例関係】
・上下水道料金の改定条例
　引き上げられる地域もある（浜玉町）のために２年の緩和措置を３～５年に
・合併浄化槽推進ＰＦＩ事業契約
・特定目的会社会社との「随意契約」となっているが３１億円の契約を１０年間と　いう長期こなうことになる。
　競争原理が働らかない「随意契約」はなじまないのではないか。
・保育所の無償譲渡
　
　昨日追加提案された、「定額給付金の事業費約２０億円」については志佐治徳議員が質問にたちます。

　志政会の残り時間があるので６人ほど質問にたつといっています。公明党も居ますので、今日も遅くなるのではないかと思われます。

市議会は本格論戦へ

　今日から市議会は、議案審議、一般質問、委員会審議と進みます。

　私は、議案質疑を明日総括質疑します。明後日に一般質問をします。
昨日は、の決算会で忙しかったので準備ができませんでした。

　今日は「論点整理」にをします。
明日は、１１時算後から、明後日は１０時からの予定です。生中継と録画で「チャンネルからつ」で放映されます。