
やっと入り口が完成し始めました。
まだ完成ではないのですがこれだけでも、人目を引くようで、通り掛りの人が立ち止ってみていきますし、偶然にも二胡仲間が寄ってくれたりもします。
後ろのドアはまだガラスが入っていません。
このドアは、クルミ材で出来ています。
北海道の胡桃です。
基本的には柏胡桃あるいは、鬼胡桃はよく家具に使われたりもします。身をとるための姫胡桃や澤胡桃は木の質がサクサクできっと栄養分がみな実に取られてしまっているのかもしれません。ですから家具類には使いません。
フランスの胡桃は、アールヌーボーの家具に使われその弾力が活かされてかなり曲線的な物が作れます。
テーブルなどにしても肘をついても痛くないほど表面的に柔らかいのですが繊維質が硬く強い材の一種です。
その柔らかさを利用して、ライフルなどの銃床には胡桃が使われます。肩に当たる衝撃を吸収してくれるのです。
かつて、日本陸軍が銃床を作るために、岩手県野岩泉地方に、40万本の胡桃を植えていますそれがそろそろ使えるくらいに大きくなってきているはずなのですが、だれかちゃんと管理しているのでしょうかね?
また江戸時代では、桐と同じくらいに軽いので「山桐」と言われ桐の代用品として下駄にも使われています。
鬼胡桃は、ヒッコリーと言われる材と同じものです。
強くて弾力があり、ピッケルや、昔のスキーのストック、あるいはゴルフのスティックに使われていました。
昔は、同じ木でもそれぞれの特性がちゃんと生かされて、使われていました。
家の土台やまな板には、桧葉の木、杭には松、柱には栂、お棺には槇、版木には桜、縫物の台には柳。弓には正弓。
また5000年くらい前の遺跡の中から、黄楊の櫛が出てきたりもしています。
材料それぞれの持ち味が活かされていたのでしょう。
二胡も古い物は黄花梨や花梨が多く、続いて小葉紫檀が多かったようです。(そういう意味では花梨や紫檀こそ二胡の本来の音色と言う事が出来るかもしれません)
両方とももう摂り尽くされてほとんど残っていませんね。
それらの音色に近い物として、代用品の意味で、紅木類が使われるようになり、何とか紫檀や、老紅木などと言う名前になっています。
音色の違いを楽しむ為もあるのでしょうか黒檀なども作られるようになったようですが、
今でも中国や、東南アジア一帯に残っている二胡系の民族楽器は殆どが花梨系の物のようです
黒檀系はむしろ日本で珍重されていて中国の人はあまり弾かない人も多いです。
日本のある大きな教室が盛んに進めてきた、黒檀と言われて販売されているものは実はブラックウッドやオバンコール、中にはアフリカ黒檀と言う名前ですが実はマメ科の物で、言っていれば紫檀類と変わらない音色の物が多いのです。
中には同じ黒檀でも縞黒檀やカリマンタンエボニーと言われるものは、これは本当の柿科の黒檀ですが、よく見るとかなり茶色の強い物が多いです。
本物の真黒材の楽器と言うのはほとんどないと思っていただいて良いようです。
まだ完成ではないのですがこれだけでも、人目を引くようで、通り掛りの人が立ち止ってみていきますし、偶然にも二胡仲間が寄ってくれたりもします。
後ろのドアはまだガラスが入っていません。
このドアは、クルミ材で出来ています。
北海道の胡桃です。
基本的には柏胡桃あるいは、鬼胡桃はよく家具に使われたりもします。身をとるための姫胡桃や澤胡桃は木の質がサクサクできっと栄養分がみな実に取られてしまっているのかもしれません。ですから家具類には使いません。
フランスの胡桃は、アールヌーボーの家具に使われその弾力が活かされてかなり曲線的な物が作れます。
テーブルなどにしても肘をついても痛くないほど表面的に柔らかいのですが繊維質が硬く強い材の一種です。
その柔らかさを利用して、ライフルなどの銃床には胡桃が使われます。肩に当たる衝撃を吸収してくれるのです。
かつて、日本陸軍が銃床を作るために、岩手県野岩泉地方に、40万本の胡桃を植えていますそれがそろそろ使えるくらいに大きくなってきているはずなのですが、だれかちゃんと管理しているのでしょうかね?
また江戸時代では、桐と同じくらいに軽いので「山桐」と言われ桐の代用品として下駄にも使われています。
鬼胡桃は、ヒッコリーと言われる材と同じものです。
強くて弾力があり、ピッケルや、昔のスキーのストック、あるいはゴルフのスティックに使われていました。
昔は、同じ木でもそれぞれの特性がちゃんと生かされて、使われていました。
家の土台やまな板には、桧葉の木、杭には松、柱には栂、お棺には槇、版木には桜、縫物の台には柳。弓には正弓。
また5000年くらい前の遺跡の中から、黄楊の櫛が出てきたりもしています。
材料それぞれの持ち味が活かされていたのでしょう。
二胡も古い物は黄花梨や花梨が多く、続いて小葉紫檀が多かったようです。(そういう意味では花梨や紫檀こそ二胡の本来の音色と言う事が出来るかもしれません)
両方とももう摂り尽くされてほとんど残っていませんね。
それらの音色に近い物として、代用品の意味で、紅木類が使われるようになり、何とか紫檀や、老紅木などと言う名前になっています。
音色の違いを楽しむ為もあるのでしょうか黒檀なども作られるようになったようですが、
今でも中国や、東南アジア一帯に残っている二胡系の民族楽器は殆どが花梨系の物のようです
黒檀系はむしろ日本で珍重されていて中国の人はあまり弾かない人も多いです。
日本のある大きな教室が盛んに進めてきた、黒檀と言われて販売されているものは実はブラックウッドやオバンコール、中にはアフリカ黒檀と言う名前ですが実はマメ科の物で、言っていれば紫檀類と変わらない音色の物が多いのです。
中には同じ黒檀でも縞黒檀やカリマンタンエボニーと言われるものは、これは本当の柿科の黒檀ですが、よく見るとかなり茶色の強い物が多いです。
本物の真黒材の楽器と言うのはほとんどないと思っていただいて良いようです。