先日のブログの記事で、
大阪での、教室募集の表示が無いライブを告知した事で、
光舜堂が多くの方々にご迷惑をおかけしたと感じ、状況説明と謝罪した件について、
重ね重ね、ご迷惑をおかけしました鳴尾先生始め、鳴尾教室の門下生と、
このブログ読者でライブにいらした方々にお詫び申し上げます。
私としては、上記の方々への申し訳ない気持ちで一杯の文章を書いたつもりでしたが、
劉 継紅先生といろいろ . . . Read more
これはシャム柿とチンチャンです。
以前から温めていて、幸いにもだいぶ乾燥した木がかなり出てきました。
この木象嵌の方法の最大ネックは、木の乾燥度の問題です。
乾燥度の違うもの同士を組み合わせると、木が動くとはぎが割れてしまいやすいのです。
ただ幸いなことに、細い材料が動いても、それほど大きくは動きません。
20センチくらいのまな板のような材料は、乾いて動いてくると両端が、5ミリくらい . . . Read more
速い物ですね、もうすぐ光舜堂を立ち上げてから、4年になります、
なんだかんだと言って、二胡作り始めてから6年ですね。
ブログを書き始めてから、ちょうど4年たちます。
良く二胡の事だけでこんなに書くことあるねと言われます。
昔のブログを読み直してみて、まだまだ駆け出しだったはずが意外と、正解なこと言っているのに、
自分で驚きます。
たぶん、自分の中でこんな二胡作りたいというのが、あ . . . Read more
楽しみにしていた今回初の兵庫での調整会、
我がボス西野は確実に体調をその日に向けて回復させていたのに対し、
ワタクシは例の風邪の後、咳発作症状が未だ治らずに長引き、最悪な体調で関西入りする運びとなりました。
お世話をするための同行のはずが、ことのほか元気なボスにぶら下がるボロ雑巾状態。。。
しかし、そんなボロボロ状態でも、この調整会には本当に元気をいただきました。
何よりも、場所をご紹介下さり、 . . . Read more
退院してかれこれ、3週間が過ぎました。
小手調べで、関西にも行き、尼崎の園田というところで、10数台の二胡の調整もやってきました。
こんなにはっきり音が変わる調整というのは初めてですというお客様も多く、今、関西の調整というのは昔から二胡の調整というのはこのような方法です、という形が決まっているようなのです。
これは致し方ないでしょうね。
二胡は伝統楽器だからというその伝統が重きをなしている . . . Read more
二胡を作る木をいくつかの種類に分けてみます。
もちろん紫檀系黒檀系と、大きく分けて二つあります。
紫檀系の中に、老紅木、花梨、紫檀とあります。
これは音色の違いで分けることも出来ますが、もう一つの分け方は、道管の多いか少ないかです。
花梨も老紅木も道管がとても多い物です。
そしてバリサンダー(中国で言う本紫檀)シャム柿です。
道管の多い木というのは、音が大きく内部で良く木が振動します。 . . . Read more
二胡の音は、弦が振動してそれが駒を通して、蛇皮を振動させ、最終的に胴を鳴らい棹を鳴らして、二胡の音色になります。
黒檀の音色、紫檀の音色、老紅木の音色、花梨の音色。
いろいろあります。
どれが良いというものでもなく、どれが優れているというものでもありません。
木の種類によって音色が違うのです。
弦がどうのこうの、駒がどうのこうの、この辺を変えたとしても、木の音色そのものを変えるというのは . . . Read more
おかげさまで、キャパいっぱいのお申込みをいただきましたので、
これで、今回の兵庫での調整会申込受付を締め切らせていただきます。
お申込み、ありがとうございました。
もしかしたら、今回の会場は今後もお世話になることが出来るかもしれませんので、
年に2回くらいのペースで関西で定期的に開催出来たら、と思っています。
その時には また どうぞよろしくお願いいたしますね。 . . . Read more
石原様初めまして。
コメントありがとうございます。たぶんこのブログを読んでくれている方の中にも同じようなご意見があると思いますのでここに一つの項、立ち上げます。
「調整する時に、当然ですが基準が有ると思います。西野さんは何を基準に調整されますか?」
私は、あくまでも、楽器自体それぞれの持っているポテンシャルがなるべく良く発揮されるように調整していきます。
楽器はそれぞれ皮の質も違いますし経 . . . Read more
綺麗ですね、これは今から50年くらい前の二胡です。
ご覧のとおり、丸い筒に近い物です。
濃い色のところは、今はもう見る事の出来にくい、黄花梨です。
多少白っぽい所は、楓のようです。
スリランカの、二胡の先祖と言われるラヴァナストロンが、楓で作られているといわれますから、この楓はその流れかもしれません。
このラヴァナストロンが、弦楽器の先祖という人もいます。
そのせいでしょうか、ヨー . . . Read more