二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

竹がやっときます。

2014-09-30 16:16:09 | ■工房便り 総合 
さすが、かの国、予定?より、竹の入荷が遅れています。 竹が来てから強度試験。 そして竹の強さの弱いものは強くして柔らか過ぎる物は硬くして、 弓魚の所は、ひび割れのチェック。 ボルトの穴の強化。 竹の先端の強化、 弓魚のがたつきの調整。 そして強化塗料の含浸。 等々、これいっぺんにやると100本やるのに一月近くかかります。 ですので10本くらいづつやっていきながらご予約の方の弓造り . . . Read more
Comment

緊急のお願い?お知らせ?豆知識。

2014-09-27 09:22:04 | ■工房便り 総合 
これはお知らせでもあり、お願いでもあります。 福音弓をお預けしてあるお店だけの事ではなく、一般的な知識としての話です。 北京式の弓を外して、他の楽器に付けようとしたときに起きる竹の破損の話です。 上海式は手元のネジを全部外してネジを抜かないと、弓の毛を外すことは出来ません。 しかし、北京式は、弓魚(フロッグ)の爪にひっかけてあるだけですから、力を入れて引っ張れば、外すことが出来ます。 こ . . . Read more
Comment

9月21(日) 『店主の依怙贔屓』連続発令中! 11:00~17:00

2014-09-27 08:34:15 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。 『福音弓』、西風(せいふう) も東風(とうふう) も大好評につき、続々のお申込み! それで店主はガンガン製作しておりまして、ノッた時の店主の仕事の速いのなんの! 現在、1ヶ月先のお渡しの方の分まで仕上げに入っております。 ですので、これまでに受付した方に関しては予定よりかなり早くにお届けが出来そうです。 今週もご予約分を手にしたお客様からは「もう元の . . . Read more
Comment

中古二胡のお取り扱いはしておりません

2014-09-26 21:32:16 | ★その他 告知など
光舜堂では中古の二胡のお取り扱いはありません。 ご不要の二胡の買取業もしておりません。 わざわざこのように書くのは、 その件に関するお問合せが本当に多いのと、 ブログの検索キーワードで、「中古二胡 販売」「二胡買取」と言ったワードが毎日上位だからです。 これは、光舜堂がかつて、お客様の二胡をお預かりして紹介することをしていたために そのキーワードで探している方が当時の記事に飛んできているからで . . . Read more
Comment

柔らかい音にしたい。その3

2014-09-26 09:51:07 | ■工房便り 総合 
ご自分が弾く二胡の音を、柔らかい音にしたいと思ったら。 ご自身が柔らかい良い音色と言うのを、いつも聞くことでしょう。 CDではなく、いつもできる限り生音で、 そうで無いと、楽器が響く感じや体にしみいる感じと言うのがわかりずらいです。 とかく擦弦楽器は、自分で弾いているときの音と、人が弾いている音の差がかなり大きいものです。 自分で弾いていると、弓が弦をこする音まで聞こえますから、何となく . . . Read more
Comments (5)

柔らかい音にしたい、その2

2014-09-25 09:49:59 | ■工房便り 総合 
基本的に二胡は、柔らかい音になるには、時間がかかります。 最初から二胡の良い音がするというのは、かなり無理があります。 毎日弾き込んで、2年かかるともいわれます。 でもこの事を実感として皆さんが感じるのは、もっと時間がかかっているのかもしれません。 どうしても、二胡を習い始めてから、2,3年すると、 もっと良い音で柔らかい音で鳴らしたいという欲求が出て来るのも、これはやむおえないとは思いま . . . Read more
Comments (2)

柔らかい音にしたい、(楽器の調整)その1

2014-09-24 09:56:17 | ■工房便り 総合 
光舜堂に二胡の調整にいらした方の50%くらいの人が仰るのは、「柔らかい音にしたい」 モチロンCD 等で聴こえてくるような、柔らかな含みのある音に調整して欲しいという事です。 出来ない事ではありません、駒を変え千斤を変え、雰囲気としては、柔らかな感じにもなりはしますが、 それは雰囲気でしかありません。 どうも誤解があるようですが、調整というのは音色を変える為の物ではありません。 もしそのよ . . . Read more
Comments (2)

低音二胡、中胡の必需品、「西風」

2014-09-23 10:03:03 | ■工房便り 総合 
これは50年前に作られた二胡に付いていた弓です。 アービンは、こんな弓で、あの二泉営月の演奏を録音したのですね、きっと、 その上絹弦でしたから、いかに演奏が上手かったのか分かります。 アービンの頃にはまだ二胡の調弦と言うのが、今のように、DAと完全に決まっていたわけでもないようです。 アービンの弾いている録音の音を聴いている限り、それほど大きな二胡ではなく、今の二胡よりはるかに小さながっき . . . Read more
Comment

福音弓のお試しの時には、

2014-09-20 20:26:17 | ■工房便り 総合 
これはお願いです。 福音弓のお試しに光舜堂にいらっしゃるときには、必ず、おg自分の楽器を持っていらして下さい。 そしてご自分の一番お気に入りの弓も一緒に、もっていらして下さい。 そして福音弓を試した後ご自分の弓に再度取り替えて、感じを比べてみてください。 その方が、良く、違いが分かります。 どちらがどうとは言いません。 長い間使ってこられた弓でしょうから、愛着もあるでしょうし、ご自分の . . . Read more
Comment

革胡の修理、記録として、その3

2014-09-20 09:46:13 | ■工房便り 総合 
革胡の駒は、このように胴の中に突き刺さっています。 内部にまで貫通して、皮を振動させるような仕組みです。 この真ん中の四角い穴に通ります。 この穴の両サイドが薄いですね。 そこで、ここにかかる力が大きくなると、この部分が破損します。 今回は以前の物より強い紫檀を使うことで強度を上げたのと、 3ミリだけ厚くしたのと。 この穴の形状を長丸にして、弱くなる部分を少しでも減らしています。 . . . Read more
Comment