【 西野 → 】
そうですか、毒ですか!!ある意味、情念とか、感情とか、強く訴えかける力とも言えますね。毒にも薬にもならない、という言葉もあるくらいですから、人の想いを音楽に換えていくという事と考えれば、良いのかもしれませんね。
同じ文字でも、中国と日本では違うとらえ方というのがあるのですね。
私が知っている限りですが、中国人あるいは日本人以外と言ってよいのかもしれませんが、日本に長年住ん . . . Read more
少し間が空きました光舜堂と弦堂の店主対談。前回から読み返ししたい方はコチラをどうぞ!
( 店主Web対談☆5【日本人には強烈な『毒』の話】2020.8.21付 )
今回は弦堂さんのターン。『毒』についても知識の深い弦堂さんのお話は、まだまだ尽きることがありません。
それでは続きをお楽しみください♪
【 弦堂 → 】
中国は漢方の国なので、『毒』と言っても単純な捉え方はしないように思います。 . . . Read more
【 西野 → 】
私は二胡を弾いてみて、西洋の擦弦楽器などより、感情移入しやすい楽器だと考えています。
体の中に抱え込むように弾く姿勢もあるのでしょうが、指板の無い分、発音は悪くなりますが、手の感覚がそのまま伝わるような気がするのです。むしろ、その感情表現がしやすいところが、ゆったりと弾いた場合、「癒し」と感じられることも多いのではないかと想像します。
日本人の二胡愛好家が二胡という楽器 . . . Read more
【 二胡絹弦 - 弦堂 → 】
それぞれの工房で型が違うのですか。
大きさが大体同じだからという基準で型を共用すると多少なりとも違うものになってしまうでしょうね。
そうしますと、木部の方をそのままコピーすれば同じものができそうですが、そうでないのは不思議ですね。
例えば、王根興の柔らかくも厳しい響きは弟子らの作品からは出ていません。手作業での彫りが重要になってくるということなんでしょうね。 . . . Read more
【二胡絹弦 - 弦堂 →】
もしかすると、西野さんのお母さまの楽器は日本製という可能性もあります。もう江戸あたりから二胡と月琴など人気の唐物は国内生産していたらしいので。
輸入はあまりにもコスト高だったようですので。もし日本製なら、それも博物館級は間違いないでしょう。正倉院の楽器はもっと古いですが、中国の古い音が残ったものですので日中の研究者が合同で調査しています。レプリカを作って研究を進 . . . Read more
【二胡絹弦 - 弦堂→】
ショウホウさんは古い珍しい二胡をコレクションしておられますよね。博物館が収蔵しそうなタイプのお宝がお好きな印象ですので、西野さんの最初の楽器はまだ秘蔵しておられるかもしれません。もし最初に持ち込んだのが中国屋楽器店でなければ消息不明になっていそうです。
前に西野さんが「皮の張り替えで楽器の音は変わらない」と言われた時はかなり驚きました。「そんなはずはない」と。
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二胡を愛する皆様ご無沙汰しております、ほぉです!
弦堂の店主 三山さんと、光舜堂店主 西野のWeb対談がついに始まります!
「このお二人の書くブログは、日本二胡界の宝物です」と呼んで下さるほど楽しみに待たれていた方々も少なくなかったそうで、大変お待たせいたしました!
なにしろ、この宝物、二人のやり取り原文のまま誤字脱字と改行の修正無しでは、恐ろしく読みにくい!!無編集掲載は、脱落読者が続出するのは . . . Read more