文化や伝統というのは不思議な事に、その文化の発祥地よりその文化が伝えられたところの方に、原型が残るということが多いですね。
たとえば、正倉院に残る中国の古楽器群であったり、
そして日本の琵琶と言われている物が実は古い形の物をそのまま伝えて、平安時代以来殆ど形が変わっていなかったり。
中国の琵琶は材料も形態も随分進んで高度なテクニックに耐えられるようなものに変わってきています。
以前モントリ . . . Read more
楽器のレッスンに行くというのは楽しいですね。
ちゃんと練習していかなかった時には、行かなければ良かったとも思う時も有りますね。
タダ個人レッスンですと、ちゃんと練習していかなかったなどというのは、話として通りません。
むしろ行かない方が良いのかもしれません。
グループレッスンというのも有りますね。
これは、不思議なのですが、二胡の世界はグループレッスンというのが普通なのですね。
皆さん . . . Read more
私が様々な教室を見て歩いていた中で気が付いたことが一つあります。
教室によって、というか先生によって、大きく二つに分かれます。
一つは、初心者に弓の弾き方を教える場合、弓の握り方、そして、弓を動かす方法を口頭で教える先生。
これは殆ど80%くらいですね。
それから、もう一つは、先生が生徒の隣に立って運休を手を取って動かす方向を教える所、これは20%位でしょうか。
ところがバイオリンの場合 . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
噂のThe WAX、確実に人気度がアップしておりまして、
日頃いかに皆さんが松脂のこびりつきに悩まれていらしたかが伺えます。。。
でも、ずっと長く松脂を着けっぱなしで弾いていると、松脂は木そのものを傷つけてしまうので、
そうなってしまった二胡は、いざThe WAXで拭き取っても限界があります。
ですから、既にお持ちの皆さんは、もしも、ついでがあるよ . . . Read more
いよいよ禁断の地に、踏み込もうかと思います。
私にとって禁断の地とは、演奏もできないのに、演奏の事をとやかく言うことでしょう・
もう5年も二胡を弾いているのに、ろくな音が出せない。
賽馬でさえ弾けない、良宵も途中まで、二泉映月に至っては、顔かたちがアービンに似ているだけ。
多分、あの帽子とメガネをかけたら、兄弟と間違えられくらいです。このブログを読んでいただいている方の中でお会いしたことの . . . Read more
今の梅雨の時期はみなさん相当、二胡の音にいやな思いをしているかと思います。
でも新しく購入した二胡の場合、この時期はかなり楽器の成長にとっては良い時なのです。
何故かと言いますと、皮が湿気を含んで緩んでいますから、この時期にしっかり、強めに、ガンガン弾きこむと皮の成長が促進されます。
そしてこの時期に音を鳴らせるようにすると言うのも、皆さんの腕前の成長にも繋がります。
弦が切れるかと思う位 . . . Read more
温度が高く、湿度が高い。
蛇皮の一番変化しやすい状態です。
蛇皮は張る時、冬場ですと人肌位の温度のお湯につけておいて、それから伸ばしにかかります。
要するにこの今の梅雨の時期はそのひと肌に近い温度で湿度も90%、かなり良く伸びる時期です。
いくらしっかり締め上げていた皮でもさすがにこの時期には緩みます。
その時にやって欲しい事、やってはいけないこと、同じことですが。
必ず木軸を緩めて下 . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
現在108城ではギタレレが流行りそうな予感。
というのも、
ギタリストのイクラちゃん こと、居倉健さんの影響でギタレレに興味を持った光舜堂店主、
(というか、楽器なら全般にすぐ興味を持っちゃうのですが)
とにかく、彼の演奏を聴いていてヒラメイタことがあったらしく、
安い楽器を改造してイクラちゃんに実験してもらおうと最近ネットで注文し、
届いた物が現在 . . . Read more
光舜堂の店頭にある一枚の蛇皮、、、1匹分。
今でこそクルクル巻いたままで、ご説明等、必要な時にだけ登場するのですが、
かつて円山町店舗だった時には、オープン当初からダーツゲームの目隠し(←なってなかったけど)として
ダーツ機にぶら下げて、常にご来店の皆様に蛇皮の全貌という物をお見せしていました。
初めてぶら下げてから3年。。。
気付けば この皮、随分と前に仕入れた物。
今では、「こんなペラペラ . . . Read more
新しい素材は新しいデザインを生み出しますし、楽器達も同じことが言えます。
ちょっと二胡とは離れた話のようですが、中国の春秋時代(BC600)の頃の遺跡から、製鉄用の炉の跡が出て来ました。発掘されたのは1800年代の終わり頃です。
当時としてはとても画期的なもので実は、この後2500年くらいしてやっとこの製鉄方法にヨーロッパの製鉄法が追い付くのです。
というか、この製法を取り入れたのです。
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