今困ったことが一つあります。それは10倍くらいの倍率になった小葉紫檀と花梨の二胡への購入希望者の方々の中に、「孟さん鳴尾さんそして深澤さんの弾いた二胡の音を聞いて申し込みます」これ違いますから。あれらは、鳴尾さんでさえもう2年、孟さんは7年、そして深澤さんも6年弾いているのです。それぞれ楽器の木の種類は違いますが、彼女らの弾く量が決定的に違うのです。孟さんに「最近の楽器よく響くように作れるようにな . . . Read more
二胡の場合、木軸が綺麗に回るものというのはとても少ないです。殆どの場合最初から棹の穴の中にチョークの粉が詰まっています。チョークの粉は木軸をかなりしっかりと、というより、ガチガチに固めてしまうことも多いです。あるいは反対にとても抜けやすく、軽い衝撃で抜けてしまうこともあります。これはヴァイオリンのネックです。このように左右に分かれています。この二か所にかかる力がバランスが良いととても良い止まりと回 . . . Read more
最近皮の張替えが多いというのは以前に書きました。かなり古い楽器が多いです。18年20年と相当弾きこんで、鳴りにくくなった楽器たちです。中には初心者のころに弾いていた、紅木だけれどちゃんと鳴らしてあげたくなって、CDMにしてほしいという方もいらっしゃいます。いずれにせよ、その頃に作られた楽器がそろいも揃って、皮を張り替えると、張り替えたばかりにもかかわらず、とても高音部までよく鳴るのです。多分今の皆 . . . Read more
今後はこのようにします。今までは実は、この桐箱ふたではなく、箱の方なのです。そのように私は思いこんで作ったのです。ですから箱の裏に雅印を押したのです。この画像を見るといかにも蓋に見えてしまうのですね。そこで、このように変えました。印を押す場所が変わるだけで随分見え方が変わりますね。使っていくうちに、右側のように減ってきます、すると取り出しにくくなるので、サイドの木を丸く削って指がかかるようにと思っ . . . Read more
これは普通の西野二胡です。木軸が金糸と銀糸とで巻かれています。今回の花梨と小葉紫檀のヤマト二胡もなんとなく今まで通りこの金糸と銀糸で巻いてしまったのですが、、、、何となく色が全体に多いような気がしまして。こうしてみました!木軸のところの糸を黒と紫の二色で巻いてみたのです。こうすると、頭と台のホンジュラスローズと色がそろってきます。シックになったと思いますがいかがでしょう。この花梨と小葉紫檀には、こ . . . Read more
光舜堂13周年記念,お客様に感謝を込めて。ほぉさん企画です。このところ光舜堂としてはいかに低額で良い二胡が作れないかと考えてきました。日本製としてはですが。出来上がったのが、花梨の材料と小葉紫檀を組みあわせたこの楽器です。胴は花梨と小葉紫檀の接ぎ合わせ。棹は花梨、台はホンジュラスローズウッドです。小葉紫檀というのは、二胡を作る木としては最高級とされている木です。紫檀という名前が付いてはいますが,マ . . . Read more
出来たら、本当は一度弓毛を中性洗剤で洗うと良いのですが。基本的にヴァイオリン系の洋楽器の弓の毛は洗っていないものがほとんどです。弓毛には基本的に無脱色の物と脱色の物があります。殆どのヴァイオリンに使う馬毛は、軽く脱色してあります。その脱色の程度は、馬毛屋さんそれぞれで違います。いずれにせよ、軽く脱色していても、表面的な馬の油は軽く取れます。一生お風呂などに入ったことの無い馬たちの毛ですから、みなさ . . . Read more
お客様が光舜松脂を購入後、落としたり、ぶつけたり、あるいは何らかの衝撃が加わり破損した場合、送っていただければ有償にて再成型いたします。また、熱湯をかけたりしても細かく罅が入ってしまいますのでご注意ください。光舜松脂は湯煎では溶けません。電子レンジでの加熱は溶けますが、危険ですのでやらないでください。以下をお読みください。https://blog.goo.ne.jp/ko-shun-do/e/dc . . . Read more
光舜松脂が、破損した場合送っていただければ再成型いたします。光舜松脂は湯煎では溶けません。電子レンジでの加熱は溶けますが、やめたほうが良いです。以下をお読みください。https://blog.goo.ne.jp/ko-shun-do/e/dcb8ff5eefcf1b235a7b42312adc6c2d日本国内の人に限り、割れた時には、なるべく多くの粉やかけらを拾って、箱と共に光舜堂へ送ってください . . . Read more
全ての擦弦楽器の駒は、高さがとても響きを、音色を作る上で大切な要素になります。高さが変わることで、表板に対する圧力が変わるからです。高さが高くなれば、表板に対する圧力が強くなり、音の鳴りは大きくなります。しかし。その圧力が表板の持っている木の厚みとその質の強さを越えると、表板は均一な振動にならず、歪んだ振動を発生させ、ウルフ音等の雑音の原因にもなります。二胡の駒の場合、とかくどんな種類の木でという . . . Read more