コロナが始まって以来1年8カ月、一人、静に、工房で修理や制作、あるいは新商品の駒や松脂の研究などしていました。
コロナの事もあり、工房へ来られて、楽器を見てほしいという方は、大変申し訳ないのですが、お互いの健康のことも考えて、ほとんどの方をお断わりしていました。
唯一、弦堂さんだけは、色々開発のこともあり、また弓毛の張替えをお伝えするためにいらしていただいたのですが、
今回、東京では大分ワク . . . Read more
教えることは、教わることだと言います。
呑み込みの悪い、不器用な私は、教わるのも下手です。
現在、二胡の方の仕事を、時々手伝いをしてくれる、人がいます。
流石に工芸を勉強してきただけあって、弓の毛替えを教えたら、何とか3本目にはものにしましたね。この人は、器用な人が集まっている我が工房の中でも抜きんでて器用かもしれませんが。
いま、あちこちの二胡系の方と、松脂や弓の毛替えそしてワックイのこ . . . Read more
このところ、松脂をいろいろ造っています。
勿論、現在市場に出回っているものなども調べています。
ところが製造方法など、あるいは材料のことなど、ほとんど出てきません。
いわゆる噂程度なのです。
唯一・アルシェという会社が、その工程の一部の画像など載せているくらいです。
販売されているものの中には、金箔入りの物などもあります。とても強い音を出します。(その分難点もあります)
多少べたつきの . . . Read more
左の物は、三絃です。大きいですね。
この大きさにてこずりました。初めてやることなので2回も失敗!!
何しろ大きくて全体を均一に張るというのがとても難しく、張り込む道具を変えました。
そのおかげで、隣の二胡が出来上がったのですが。
これ見てください、これで完成なのです。
何が違うかと言いますと、これフェルトがいらないのです。吸音材がいらないのです。
普通、99%の二胡は、駒の下に . . . Read more
今一番は、これ‼
そしてさらに、
これは桐箱です。
元々はヘグムの表の板を作るために、6年くらい前に買っておいた桐の板です。
ヘグムの表板などは、大きさは直径10センチ厚み5ミリくらいです。
まさか、そのくらいの小さな材など木場で買えるわけもなく、結局は3mくらいの厚みが10センチ幅30センチの物を買いまして、使ったのはヘグムだけ、それと二胡にも張ってみました。
いわゆる 板胡の表 . . . Read more