中国の二胡の形そのまま残して、と言うのは、二つ理由があります。
一つは、今の形が日本では、二胡だと思われている事。
そして、西野二胡の形にした楽器は、東京の教室では、受け入れられない。
最近では、先生から購入した楽器以外は認めないというところは、あるいは購入せよという誘いをお断りすると、針りのむしろに座らされて、結局は教室を止めてしまう事、は、全くないのかというと、何か所はありますかね。(こ . . . Read more
私は、美術を専業にしてきています。
それなりに、評価もされていますし、実績を持って来ています。(お前何様だといわれないように書いておきます)
正直言って、中国の今の形の二胡が美しいとは思えないのです。
でも、皆さんは、これこそ二胡と思われて、購入しているのでしょうし、中国の民族楽器だから、この形で何の違和感もないという方も多いのでしょうね。
また楽器は形によって音が変わります。
二胡の部 . . . Read more
二胡は、東洋のヴァイオリンを目指して、中国だけでなく、その周辺、タイヤラオス、ベトナムなど、また韓国にも基本的には2本絃で蛇皮を使った楽器と言うのを、
これなら西洋の楽器のヴァイオリンのレベルにまで持って行けるだろうという事で、文化革命の頃に研究され今の形が考えられたものだそうです。
この二胡の原型と言うのは、各地方それぞれに本当にさまざまな大きさ、長さあるいは共鳴弦のついたものなども有、どれ . . . Read more
二胡の問題のひとつに、弾き方と言うのが確立していないという事が言えると思います。
ある先生はこのように、右手の中にすっぽりと握りこむように。
ある先生は、人差し指の第二関節に近い所で親指と握る、
或は弓は地面と平行に真平らに動かす。
あるいは弦と直角になるように少し右手が上がっていく、
胴と平行になるように弓を弾くまたは、少し引っかけっるように斜めになど、
本当に様々あります。
手の . . . Read more
これは二胡の弓ではありません。(この絵は、佐々木庸一氏の翻訳の、フランツファルガ氏のヴァイオリンの名器と言う本からお借りしました)
ヴァイオリンの弓の歴史的な変遷です。
今の二胡の弓は、バイオリンの弓とすると、まだ300年以上前の弓と同じ形をしていますね。
少しだけ違うのは弓の棹が、まっすぐではなく今のバイオリンの弓と同じように、真ん中が凹んで両端が上がっていますから、竹の張力を少しはアップ . . . Read more
ヴァイオリンの弓は、フロッグの後ろについている、ネジを回すと、毛の張力を調整できます。
二胡の弓にも、後ろに、ネジがついていて弓の毛を張る張る事は出来ますが、ヴァイオリンのようにぴんとは張れません。
それは竹が弱いからです。
ヴァイオリンのようにピンと張る為に中指と人差し指を、竹と毛の間に入れて張力を加減します。
右手の指が、フロッグの役割をしているのです。
それでは、ヴァイオリンの弓を . . . Read more
なりゆき弦楽団のMIYAKO団長より
『 お楽しみ会 in 横浜 』 開催のお知らせが届きました!
光舜堂で『二胡のお楽しみ会』として集えなくなって久しいですが、
先日、告知&ご報告を掲載した札幌の会と言い、
あちこちで皆さまが二胡を楽しむ会を催されている事を嬉しく思います♪
横浜方面の二胡弾きさんだけでなく、
フットワークの軽い二胡弾きさんも是非!!
横浜でのお楽しみ会を楽しんで、二胡友の . . . Read more
たまたま、弓の重さについて書こうとしていたところ、nikolさんからコメントをいただきました。
50グラムの弓を使われているとの事ですね。
グラムという事で行くと、二胡の弓は、最低でも40グラムくらいです。
弓の毛の重さと言うのは、現状の物は0,08グラムくらいです。
12,3本で一グラムです。ヴァイオリン弓の毛は0,1グラムくらいあります。
nikolさんは相当重い方を持っていると思い . . . Read more
たぶんほとんどの人が、二胡の弓の方が長いと思われているかもしれません。
これ実際には、同じ長さなのです。
何処が同じと言いますと、
毛の実際の有効部分の長さです。
二胡の弓の先端から、右手が握るチューブの部分まで、約64㎝です、まれに66㎝などと言うのもありますが、これが適正かどうかはまだわかりません。
ヴァイオリンの弓の毛は、棹の頭から、フロッグ(手元の黒檀で出来た調整部分です)の先端 . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
ワタクシ、もともと色彩の好みは寒色系。
男子っぽい色合いの服が多いので、店主と日常でもよく“色かぶり”するのですが、
この日曜日、いつものように待ち合わせ場所にワタクシを拾いに来た店主の車に乗り込むと、
げげっ!!
「ギャー!西野さんっ、完全にペアルックじゃないですか!!」
「ホントだ、やだなぁ」
せっかくおニュー(←死語?)のリネンのトップスを . . . Read more