二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
明日の補習講座&調整会のためにバタバタと関西入りしておりまして、
すっかり先週の報告日記のことを忘れておりました。
実はバタバタの種は先週末に既に始まっていてですね、
先週の日曜日は、あわや光舜堂は臨時休業になるところでした。
31日も休むというのに、なんてこと!!
とは結局ならず、良かった良かった。
まぁ、その話は出張から戻ってからゆっくりと、、、 . . . Read more
「信じられない事ですが、西野さんの弓はどうしていつも、
どれを取っても全部必ず良い品質なのですか?!」
と、弓に一家言ある人にほど いつも言われます。
「奇跡的ですよ?!」と。
中国でも、プロの方々もいつも弓には苦労していて、
「100本買っても本当に使いたいと思える弓はその中のせいぜい3~4本」
というのが現状だからだそうです。
その答えは簡単です。
光舜堂では、良い弓が出来るまで商品にしない . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
東京地方もついに桜の開花宣言となりました春分の日、
金沢から、Niko Music Laboの孟菲さんご夫妻がいらっしゃいました。
木材勉強ツアーや、諸々の打ち合わせやチェロやで、あっという間の1日!!
金沢でも東京でも何度も一緒に過ごしているお二人ですから、
笑いの絶えない楽しい時間でした。
そして大きく進化した福音弓の新作や西野二胡の話。
日本中 . . . Read more
昨日、ある二胡の演奏家と話していて、弓についてです。
二胡の弓の竹は、長持ちしないのではないか?
という話になりました。
曲がったり、細かい亀裂が入ったり。
竹は、かなり油分が多いです。
乾燥して、その油分が抜けた状態の硬さが、弓にはとても良い反発力としなりを作り上げます。
ですから、弓の竹は、自然に乾かすか、人工的に乾かしてから使います。
最近ではとても少なくなりましたが、昔は竹の . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
すっかり辺りは春めき、桜の開花予想なども聞こえて来ましたね!
調整会で行く月末の関西でもちょうど桜が見られそうで楽しみです。
などと、穏やかそうに書いておりますが、
実情は、現在 絶賛花粉症の中、弓製作に追われる日々。。。
東風と西風を作りながら、店主の開発材料の新種下ごしらえ同時進行。
さまざまな種類の馬毛が混乱しないようにカラーゴムで仕分けるのに . . . Read more
現状の二胡という楽器の中で弓ほどその、実情を反映しているものはないような気がします。
楽器そのものもそうですが、
弓は、製造されて、販売されて、お客様の手元に届くまで、
その製品の状態を管理しているものがいないのです。
二胡の弓は、弾いてみないとその良い悪しはわかりません。
最低でも、かなり経験年数のある方が、弓を手にもってそのバランスと、
竹の硬さ、撓り、粘り、を曲げたりして、確かめ . . . Read more
ご存じだろうか?
かなりの二胡愛好家が細い竹の弓が好き。
理由はいろいろ。
手が小さいから、力がないから。
そしてまた、ご存じだろうか?
プロの演奏家は女性でも、かなり太目の竹の弓を使っているという事を。
弓の竹は細いものでも,6,5ミリ。
太いもので、8,5ミリくらいです。
中には、まれに9ミリくらいのものもありますが、これは中胡用の弓として販売されているものが多いです。
細い . . . Read more
先日、ある二胡屋さんと話し合っていて、弓の話になり、
またその中でも北方式と南方式と違いの話になりました。
その二胡屋さんでは、南方式の弓毛の張替えは受けていないそうです。
なんであんなに大変なもの作ったのだろうなどという話にもなりました。
大変といえば、皆さん弓の先端よく見たことがありますか?
役6・6ミリくらいの太さの竹の先端に、大体4.5ミリ直径の穴をあけてあります。
残りは . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
3月8日はミモザの日です♪
(この記事、8日にアップしようと書いていたのですがズレましたね)
折しも、毎年この時期恒例の西野家のミモザが満開になり、
今年も日曜日にお目見えしました!!
これが出て来ると光舜堂にも春が来たな、って感じます♪
とは言え、昨年の各地の塩害による被害はこんなところにも。
今年の光舜堂のミモザも例年よりやや少ないのです。
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二胡の弓を作る工程を少し書きます。
弓は竹と、馬毛で成り立っています。
あとは細かな部品としての、弓魚(これがなかなかに曲者)と、スクリュー、
そして持ち手の部分の、チューブでしょう。
まず、なんといっても、竹ですね。
これは、竹ですね、
竹にも良し悪しがあります。
冬場に切る竹は、成長が止まっている時期でもあり、
後々の狂いというのが少ないのです。
木も、伐採時期は冬場にか . . . Read more