ご挨拶こんにちは、ネオです今年も早いもので、年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。わたしの今年一年は弓毛の張り替えから始まり、竹のまがり、しなりの勉強、そんな一年でした。まだまだ西野さんに全てOKをいただける状態ではないですが、少しづついい弓が作れるようになってきました!来年12周年のお祝いの企画にはわたしくし、ネオも参加する気持ちでおりますので、お楽しみに!!今年は光舜堂建て替え、お客様の楽 . . . Read more
今年は新工房の建築がありまして、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。10月から工房再開で毎週土曜日を営業日といたしまして、沢山のお客様に御来房いただきました。遠いところありがとうございました。と言いましても実際、土曜日にいらした方は、かなりお近くの方が多く、ほとんど中央線沿線の方々でした。遠方の方、京都滋賀、あるいは岡山また大阪の方々は、ご旅行の都合、あるいは出張のついでに立ち寄られたかたは、 . . . Read more
このように言われて、今月に入ってもう3台も古い二胡が工房に来ています。思い入れがあるからこそ。弾き込んできた楽器だからこそ、皮を張り替えてまた弾き込んでいきたい!これこそ、私がやりたかった仕事に繋がります。私が最初に二胡を作り始めたのは、家族の持っていた古い二胡の修理を何とかできないか?そこが出発点です。工房で張替えを待っている楽器は、みなさんが今お持ちの様な、とても高級な二胡ではありません。初心 . . . Read more
このところ皮の張替え依頼というのがとても増えています。一月に2,3台という感じですね。なんでだろうとネオちゃんと首をかしげています。不思議なのは、何となく同じ依頼が続くことが多いのです。先週から始まったのが、弱音の問題。一つは音が大きく出ない、音が弱い。もう一つは、音をもっと小さくして弾きたい。良い弱音器はないのか?音が小さいから大きく音が出るようにしてほしいという一つの例です。左は普通に音が出る . . . Read more
二胡の楽器としての性能を表現するときに、様々な言葉を使いますね。ところがこれは人それぞれに表現が違いますね。私としては完全にではないですが、ようやっと最近は、分けて使っているつもりですが、音色も響きも鳴りも含めて皆さんの耳に聞こえてくるのですから、皮を張り替えたら音が変わった!という方もいらっしゃいますし、新しく張り替えたばかりですと響きは強く鳴ったけれど音色が、、という方もいらっしゃいます。皆さ . . . Read more
ちょっと不思議な体験でした!!先日、ある演奏家が工房へいらっしゃいまして、お持ちの二胡のCDMへ張替えを考えていることでした。そこで、置いてあった、CDMを弾いてもらいました。いきなり来ましたねーーー。表現の仕方が難しいですが、調弦を始めて、曲を弾いているのではないですが、調弦がぴったり合ったときに感動的な鳴り方をしたのです。楽器が鳴るというよりその場の空気が振動する感じです。単に調弦してその音に . . . Read more
遠鳴りする楽器があります。何人かの奏者が一緒に弾いていてもその楽器音だけが聞こえてくるなどということもあります。特にヴァイオリンのストラデバリウスなどは良くそのように言われるものもあります。ヴァイオリンの場合はみな同じ楓とスプルスで出来ていますから、たぶん遠鳴りする楽器というのはその構造や作りによるのだとは思いますが。他の楽器、ギターやマンドリンあるいは三味線また三線などはその楽器の材質によるとい . . . Read more
西野二胡なんぼの物じゃい!と思われる方、あるいはあの鳴尾さんや木村ハルヨちゃんが弾いている楽器弾いてみたいのだけれどと思われる方も一らっしゃるかもしれません。また中には、楽器の修理が大変気に入られて、光舜堂の二胡も弾いてみたいのだけれどという、関西方面のお客様もいらっしゃいます。この3ケ月くらい、10台に近い二胡の皮を張り替えました。其の8割が、CDMに張り替えてほしいとのご希望でした。中には、一 . . . Read more
これは、蛇皮の鱗の上に出来上がる脱皮する部分です。表皮といっても良いのかもしれません。この表皮のなかなか取れない皮があります。けっこう市販されている二胡にもこの表皮の部分が残っていて、あとから剥がれたりもして、皆さんびっくりして鱗が剥がれたと、言ってこられる方もいます。でもこれは本来半年に一度、あるいは4,5歳になると年に一度くらい蛇は脱皮します。脱皮したばかりのこの表皮の部分というのはかなり剝が . . . Read more
少し腰を痛めてしまいました。50年通っている長生館の先生に、年も考えずに若いころの様に建築などやるからだよ、、と、やはり年相応の動きというのは必要なのですね。なまじっか、かつてはかなりの怪力でしたので、一瞬だけならまだ力が出せると材木担いだりしていました。なんにせよ、紫檀黒檀は重いです。それを脚立にのって、棚の一番上の、頭の上にまで持ち上げて、やってしまいました。腰!何とかだましだまし、仕事はして . . . Read more