ほぉさんの残したもので、二胡弾きの皆さんにとってお役に立ったのは、やはり、この「二胡の救急箱」でしょう。全てのページにほぉさんの絵付きの解説が入っていて、とても分かりやすくできています。二胡についての解説の本というのは様々出ていますが、やはりこれだけわかりやすい本というのは無いと思います。とにかく初心者の方にも二胡という楽器がどのように作られて、どのような不具合が発生しやすいのか、またその不具合は . . . Read more
弓毛の張替えキャンペーンやって良かったなと思っています。それも長い期間にして正解でした。今のところ70本を超えるご注文を承っております。おかげさんでネオちゃんもかなり弓毛を張るのがうまくなってきています。その内私がいなくなっても彼女が毛替えはできると思います。まあ、いろいろありますね。日々使っていると、弓毛は確実に傷んでいくのです。ただ、いくつか送ってこられた時に、突然音が変になったので、あるいは . . . Read more
弓の竹は内側に沿っているものが良い、
いや良い弓は真っ直ぐが良い。
どうやら二つの意見がありますね。
こんな感じですね。
不思議なことに楽器屋さんでさえ、形を見ただけで、これは良い弓悪い弓という人もいます。
ヴァイオリンの弓は、後ろのねじを締めるまでは、上の絵と同じに、ゆるく内側に沿っています。
そして演奏するときにはネジを締めて、毛をぴんと張るようにすると、
棒(二胡の竹の部分 . . . Read more
紫檀もよいけれど。これ桑の木。
中国の貴州の桑。
中国の琵琶も、以前は桑の木だったそうで、(日本の琵琶はいまだに桑です)
中国では楽器自体もどんどん進化して、木も紫檀系になってきたようですが、
音色の良さでは桑の木は、いわゆる老紅木に匹敵するのではないかと、
勝手に考えています。
というか時々ご来店のお客様がもってこられる、古い二胡には桑の木が多いような気がします。
東京のあるお . . . Read more
棹がきれいに曲がっていますね。
(これ、正常でしたら、棹はこのように浮いて見えずに、本当は下にピッタリと沿ってつくはずなのです)
以前から言っていますように、紫檀系、特に小葉紫檀あるいはインド紫檀と言われるものは、
材の質によってはかなり柔らかく、
二胡の棹に仕立てた場合、木軸を緩めずにおくと、
曲がります。
二胡の棹が曲がるということは、きちんとしたコンデションで弾けないこ . . . Read more
先週末から今週にかけて、何人かの方から、電話や、メールなどで、生存確認のご連絡をいただきまして、
大変恐縮しております。
またほぉさんとも、こんな爺の健康などご心配していただけるというのは大変幸せな事だねと、
感激もしております。
そういえば、この3週間ほど、ブログをアップしておりませんでした。
この3週間、ほんとに様々なことがありまして、
まずは、月初めに、今デザインしている、参宮橋 . . . Read more
https://ameblo.jp/niko-design/
この方、光舜堂のオープン以来のお客様でもあり、
数少ない二胡を作っている方でもあります。
これから、この栗の木の二胡がどのようになっていくのか楽しみですよね。
やっぱり、作ってみないと分かりません。
自分でもやっているのに、他の人がやっているのはとても興味深いのです。
何よりこの方の、すごいのは、和という事に徹底していること . . . Read more
という言葉が、シェークスピアのヘンリー5世にあるとのことです。
直接的にこの言葉を知ったのは、ボライソーの話を読んでです。
ボライソーは帆船の話で、帆船大好きなもので読みふけっていたらこの言葉が出てきたのです。
何となく、光舜堂のお客様、そしてこのブログの読者の方々のことを思い、
この我ら幸いなる少数。という言葉が気になりました。
ある方たちに言わせれば、光舜堂に関わるのが幸いであるかど . . . Read more
当然、木の樹種の違いによってそれぞれの二胡の音色が出てきます。
更に、蛇皮の厚みや質などによって、耳に聞こえてくる音色も変わります。
そして、それを引き出すための駒の種類でも変わります。
皆さんもこれはご存知でしょうが、駒の種類,形状、質量などでも音色が変わります。
もっと言うと、皆さんの弾き方でも音色は変わってくるのです。
先生や音楽家が、皆さんの楽器を弾いた時に皆さんの弾いた時の音色 . . . Read more
光舜堂のブログでは“店主の西のムスメ”でお馴染み、演奏家の木村ハルヨさん。
忙しい中のあらゆる隙間の先頭に「東京の父に会いに行く」を入れる孝行ムスメ。
そんな彼女が、『二胡の救急箱』をブログでご紹介くださいました。
東京の父ひとすじに、西野二胡を愛し、光舜堂を愛してくれているハルヨさんですが、
最愛の父の著書『二胡の救急箱』を買って帰ったのは、意外にも つい先日のこと。
というのも、日々忙しく演 . . . Read more