駒は二胡の部品としては相当大きな力を発揮します。
それこそ駒によって音色も変わりますし響きも変わります。
駒のそれらの効果というのの一番の原因は駒を造るための木の種類の違いです。
木の種類によって持っている基本的な振動がそれぞれ違いますから、
それが音色の違いとなって現れてきます。
ただし、今市販されている二胡の中には、駒を変えることで雑音が出てくるという場合もあります。
反対に考えると、駒の種類を変えることによって雑音が出てくるような楽器は、根本的なところで、どこかに不具合があるとも言えます。
演奏家や先生たちの持っている楽器たちは、駒を取り換えただけでは音色や、響きが変わるくらいで、
雑音が出てきて演奏しづらいというような楽器は、無いものと、、と考えられます。
ある意味良い楽器は、駒が変わるくらいで雑音が出るということは、無いといっても良いでしょう。
駒の樹種以外でもう一つの要素というと、
それは駒の高さです、
そして駒の底面の形状でもあります。
まず駒の高さは、
皮が固い、初期の頃には、86ミリから、9ミリくらいの高さが合います。このことは、今書いている本に理論的に説明してあります)
弾き込んで、皮が柔らかくなったような二胡の場合、駒の高さは、10ミリ位にまで高さを上げたほうが、
駒の振動がきちっと、皮にまで伝わりやすくなります。
駒の高さというのは、皮の柔らかさ、硬さ次第で変えたほうが、二胡愛好家には弾きやすいといえます。
先生たちが、それほど駒など気にしないで弾けることの一つには、十分な圧力で、弦を弾くことができ、
多少駒が高かろうと低かろうと気にしないで済む、ウエートのかけ方ができるからともいえます。
それにしても適正な駒の高さがあるほうが、十分良い響きにはなるのですが。
通販ですと、このあたりの加減というのが、できにくいですね。
ですから皆さんいろいろな駒を買って試すことになります。
彪駒や黒彪駒が、かなり幅をもって様々な二胡に対応できていたのは、
駒の下部にある切込みが、多少の高さの違いを吸収してくれていたということはあります。
そして多少の皮の硬さ、柔らかさになじみます。
最近年のせいでしょう、動かない左の親指を使わざるを得ない、駒の削りがかなりつらくなってきています。
それと、
やはり、直接お客様の楽器に自分で、その場で、皮の状態に合わせて削り込める、光舜堂での、あるいは調整会での、楽器の調整が望ましいということもありますし。
こぎれいに形だけを整えることに対する反感もあります。
昨日調整講座で使ってもらった、駒など、まるきりいわゆる駒の形をしていません。
木を小さなノミでかち割ったものです。
見てくれはただの、木のくずのようです。
しかしかち割ることによって木目通りに割れてくれて、音の響きの色合いは、そのふくよかさはもう抜群、
でも、とても駒には見えないですから販売できないでしょう。
皆さん、駒の穴の位置が少しでも真ん中にないと、気になるようですから。
また、通販会社を通じての、お客様からの様々な疑問などにこたえていくというのは、
直接的でない分、お客様にちゃんとした答えをお伝えできにくいということもあります。
駒の穴の位置なども、真ん中にないからこれは素人が作ったなどともいわれます。
弦の切込みなども、手で感じで削っていると駒それぞれの硬さによっても変わってきたりもします。
木目に、刃物が、引っ張られて曲がるからです。
通販であることを意識して、几帳面なほぉさんを検品係にしていても、たまに切込みのないものがあったりして、
お客様に迷惑ををかけることもあります(すみませんん)
明日送らなければと、二人で焦っての失敗です。
それといくらこれなら平均的な楽器に合うようにと、考えて作ってはいたのですが、
それでもまれに、私の楽器には合わないというようなご意見のお客様もいらっしゃいましたし、
まあ、そこまできちんと考えなくとも、普通に通販している駒が皆、度の二胡にも合うとも思えないのですが、、、
まあ、そんなこんなで、長らくお客様にご愛顧いただいて、
黒彪駒などは、数百という数にはなりました。
今後、は、直接お会いして、楽器を見せていただいて合わせた状態での、駒の販売とさせていただこうと考えております。
あるいは直接光舜堂へ、今使っている楽器の木の種類使っている年数、あるいは皮の画像、などなど、教えていただければ、
一個づつ拵えて皆さんに送ることもできます。
そのほうが、より皆さんの二胡にあった駒が作れると思います。
それこそ駒によって音色も変わりますし響きも変わります。
駒のそれらの効果というのの一番の原因は駒を造るための木の種類の違いです。
木の種類によって持っている基本的な振動がそれぞれ違いますから、
それが音色の違いとなって現れてきます。
ただし、今市販されている二胡の中には、駒を変えることで雑音が出てくるという場合もあります。
反対に考えると、駒の種類を変えることによって雑音が出てくるような楽器は、根本的なところで、どこかに不具合があるとも言えます。
演奏家や先生たちの持っている楽器たちは、駒を取り換えただけでは音色や、響きが変わるくらいで、
雑音が出てきて演奏しづらいというような楽器は、無いものと、、と考えられます。
ある意味良い楽器は、駒が変わるくらいで雑音が出るということは、無いといっても良いでしょう。
駒の樹種以外でもう一つの要素というと、
それは駒の高さです、
そして駒の底面の形状でもあります。
まず駒の高さは、
皮が固い、初期の頃には、86ミリから、9ミリくらいの高さが合います。このことは、今書いている本に理論的に説明してあります)
弾き込んで、皮が柔らかくなったような二胡の場合、駒の高さは、10ミリ位にまで高さを上げたほうが、
駒の振動がきちっと、皮にまで伝わりやすくなります。
駒の高さというのは、皮の柔らかさ、硬さ次第で変えたほうが、二胡愛好家には弾きやすいといえます。
先生たちが、それほど駒など気にしないで弾けることの一つには、十分な圧力で、弦を弾くことができ、
多少駒が高かろうと低かろうと気にしないで済む、ウエートのかけ方ができるからともいえます。
それにしても適正な駒の高さがあるほうが、十分良い響きにはなるのですが。
通販ですと、このあたりの加減というのが、できにくいですね。
ですから皆さんいろいろな駒を買って試すことになります。
彪駒や黒彪駒が、かなり幅をもって様々な二胡に対応できていたのは、
駒の下部にある切込みが、多少の高さの違いを吸収してくれていたということはあります。
そして多少の皮の硬さ、柔らかさになじみます。
最近年のせいでしょう、動かない左の親指を使わざるを得ない、駒の削りがかなりつらくなってきています。
それと、
やはり、直接お客様の楽器に自分で、その場で、皮の状態に合わせて削り込める、光舜堂での、あるいは調整会での、楽器の調整が望ましいということもありますし。
こぎれいに形だけを整えることに対する反感もあります。
昨日調整講座で使ってもらった、駒など、まるきりいわゆる駒の形をしていません。
木を小さなノミでかち割ったものです。
見てくれはただの、木のくずのようです。
しかしかち割ることによって木目通りに割れてくれて、音の響きの色合いは、そのふくよかさはもう抜群、
でも、とても駒には見えないですから販売できないでしょう。
皆さん、駒の穴の位置が少しでも真ん中にないと、気になるようですから。
また、通販会社を通じての、お客様からの様々な疑問などにこたえていくというのは、
直接的でない分、お客様にちゃんとした答えをお伝えできにくいということもあります。
駒の穴の位置なども、真ん中にないからこれは素人が作ったなどともいわれます。
弦の切込みなども、手で感じで削っていると駒それぞれの硬さによっても変わってきたりもします。
木目に、刃物が、引っ張られて曲がるからです。
通販であることを意識して、几帳面なほぉさんを検品係にしていても、たまに切込みのないものがあったりして、
お客様に迷惑ををかけることもあります(すみませんん)
明日送らなければと、二人で焦っての失敗です。
それといくらこれなら平均的な楽器に合うようにと、考えて作ってはいたのですが、
それでもまれに、私の楽器には合わないというようなご意見のお客様もいらっしゃいましたし、
まあ、そこまできちんと考えなくとも、普通に通販している駒が皆、度の二胡にも合うとも思えないのですが、、、
まあ、そんなこんなで、長らくお客様にご愛顧いただいて、
黒彪駒などは、数百という数にはなりました。
今後、は、直接お会いして、楽器を見せていただいて合わせた状態での、駒の販売とさせていただこうと考えております。
あるいは直接光舜堂へ、今使っている楽器の木の種類使っている年数、あるいは皮の画像、などなど、教えていただければ、
一個づつ拵えて皆さんに送ることもできます。
そのほうが、より皆さんの二胡にあった駒が作れると思います。