原作と大分違うという話を聞いたので、ちょっと検索したら・・・あら、原作は受け攻め逆じゃーん(笑)手塚せんせーは悪い美少年が好きなのかしら(爆)しかも女装もあるらしい。体をエサに男に近寄るとか。へー、ヤマトタケルみたい。手塚センセーは「リボンの騎士」といい、トランスセクシャルに感心があるのかなあ。映画だと玉木が修道女のフード・・・何て言うの?ベールみたいなの被って賀来をからかうシーンがあるくらいで、女っぽい感じはないです。(・・・受けっぽいけどね!)逆に女をコマして手駒に使ってらあ。
まあいいや、設定的には映画の方が好みです。
しかし、この映画の宣伝初めて見て、連想したのが「超獣戦隊ライブマン」だ・・・。このブログに移行する前の「日記」にも書いたが、ワタクシが最も愛する特撮戦隊ものだ。この作品で、もとは主人公たちと同じ科学アカデミアの生徒だったが、敵側に走って改造された豪という青年が、後に人間に戻り、自分の罪を悔いて神父だか牧師だかになるという展開があったのだ。この豪と、アカデミアでの親友だったイエローライオンの丈との関係があやしい・・・と当時のワタクシは萌え萌えしていたわけだ!
「悪の結城と、善と悪に揺れる賀来(神父)、肉体関係有(←決め付けている・・・)」と、「正義の丈と、悪から善へ変心して悔悟する豪(神父?)、丈がノンケ(爆)なのでプラトニック」という違いはあるものの、なんかこー、ワタクシのツボな設定の2作品、妄想せずにいられようか?!いや、ない!!
というわけで、再び勝手に腐女子的演出だ!例によってセリフも捏造しております。
滝のように降りかかる血しぶき。男の首から噴出するそれを、こどものように手で堰き止めようとする賀来を、結城は微笑みながら見ていた。
「あーあ、殺しちゃったね」
陰から歩み出た結城は、自分が磔にした男の背後にまわり、賀来を正面から見た。賀来の途方にくれた目の中に、恐れと共に自分が映るのを心地良く感じる。
「猿轡をはずすと、首が切れるように細工しておいたんだ。これでお前もオレと同じ人殺しだね。自首する?だめだよ。お前という歯止めなしで、殺人鬼のオレを野放しにするつもりかい?」
男の痙攣が小さくなっていく。完全に動かなくなっても手を離そうとしない──離せない賀来の手を外してやり、そのまま引き寄せて抱きしめる。頭から爪先まで血塗れの賀来の体はそれでも暖かかった。
「これで完全にお前はオレと同じ側の人間だ。二度と、オレを裏切るな。さあ、一緒に行こう、賀来・・・」
茫然と目を見開いている賀来の、ぬめる頬を両手ではさむ。
「愛してる・・・」
わななく唇に、口づける。血の味のキス。共犯者の・・・誓約のキスにふさわしい。
指に、温かいものが触れる。そっと目蓋を上げると、賀来が涙を流していた。清らかな涙。だが、それを血で汚すのはオレだ、と愉悦がこみ上げる。
──オレを救おうとしながら、共に地獄に引きずりこまれるお前。黒い服に身を包みながら、それをオレに剥ぎ取られ、快感に身を委ねるお前。
・・・わからないのか?お前が愛しているのは、世界を滅ぼそうとしているオレにほかならないことを。改心したオレなど、お前は愛したりはしないだろう?──
(・・・だからオレは殺し続け、世界を壊すんだ、賀来・・・)
抱き合い、激しく口づけを交わすふたりを、十字に掛けられた「犠牲(サクリファイス)」が、ひっそりと見下ろしていた・・・
・・・このあと死体を始末したふたりはもちろん一緒に
シャワーを浴びて、ベッドインさー!!妄想って、すばらしい・・・
まあいいや、設定的には映画の方が好みです。
しかし、この映画の宣伝初めて見て、連想したのが「超獣戦隊ライブマン」だ・・・。このブログに移行する前の「日記」にも書いたが、ワタクシが最も愛する特撮戦隊ものだ。この作品で、もとは主人公たちと同じ科学アカデミアの生徒だったが、敵側に走って改造された豪という青年が、後に人間に戻り、自分の罪を悔いて神父だか牧師だかになるという展開があったのだ。この豪と、アカデミアでの親友だったイエローライオンの丈との関係があやしい・・・と当時のワタクシは萌え萌えしていたわけだ!
「悪の結城と、善と悪に揺れる賀来(神父)、肉体関係有(←決め付けている・・・)」と、「正義の丈と、悪から善へ変心して悔悟する豪(神父?)、丈がノンケ(爆)なのでプラトニック」という違いはあるものの、なんかこー、ワタクシのツボな設定の2作品、妄想せずにいられようか?!いや、ない!!
というわけで、再び勝手に腐女子的演出だ!例によってセリフも捏造しております。
滝のように降りかかる血しぶき。男の首から噴出するそれを、こどものように手で堰き止めようとする賀来を、結城は微笑みながら見ていた。
「あーあ、殺しちゃったね」
陰から歩み出た結城は、自分が磔にした男の背後にまわり、賀来を正面から見た。賀来の途方にくれた目の中に、恐れと共に自分が映るのを心地良く感じる。
「猿轡をはずすと、首が切れるように細工しておいたんだ。これでお前もオレと同じ人殺しだね。自首する?だめだよ。お前という歯止めなしで、殺人鬼のオレを野放しにするつもりかい?」
男の痙攣が小さくなっていく。完全に動かなくなっても手を離そうとしない──離せない賀来の手を外してやり、そのまま引き寄せて抱きしめる。頭から爪先まで血塗れの賀来の体はそれでも暖かかった。
「これで完全にお前はオレと同じ側の人間だ。二度と、オレを裏切るな。さあ、一緒に行こう、賀来・・・」
茫然と目を見開いている賀来の、ぬめる頬を両手ではさむ。
「愛してる・・・」
わななく唇に、口づける。血の味のキス。共犯者の・・・誓約のキスにふさわしい。
指に、温かいものが触れる。そっと目蓋を上げると、賀来が涙を流していた。清らかな涙。だが、それを血で汚すのはオレだ、と愉悦がこみ上げる。
──オレを救おうとしながら、共に地獄に引きずりこまれるお前。黒い服に身を包みながら、それをオレに剥ぎ取られ、快感に身を委ねるお前。
・・・わからないのか?お前が愛しているのは、世界を滅ぼそうとしているオレにほかならないことを。改心したオレなど、お前は愛したりはしないだろう?──
(・・・だからオレは殺し続け、世界を壊すんだ、賀来・・・)
抱き合い、激しく口づけを交わすふたりを、十字に掛けられた「犠牲(サクリファイス)」が、ひっそりと見下ろしていた・・・
・・・このあと死体を始末したふたりはもちろん一緒に

