相馬の様子を聞きました

2011-04-14 | 災害

  良いお天気

 

今日も早起き父さん

昨夜は本宅にお泊り予定でした春ちゃんは こちらに泊まることになり

結局2度ほど起こされました



春ちゃんは また父さんが起きると起きてきて

禁断の和室のお布団に座ったかと思ったら




父さんも母さんも朝は忙しいので春には構わず

静かだな~ と思いましたら




寝る準備に入っていました

 

でも お布団無いし~


それでも 寝る春ちゃん




可哀そうなので 父さんにお布団を持ってきてもらい





ようやく落ち着きました

この後 父さんがお仕事へ

母さんはお教室の支度

に向かっていましたら

「ヴ~  ヴ~」と二声

何かと思い 後ろを向きましたら

春ちゃんお布団に綺麗にお座りし 母さんの背中に向かって ヴ~ヴ~言っていました

理由は??

お布団かけてください  でした

お布団を手にしたら また横になり  母さんにお布団をかけてもらったら

ずっと熟睡していましたが 8時に無理やり起こし  本宅へ


母さんは直ぐ帰り 掃除  準備




11時~ お教室でした

 

今日は 先日お話しました  福島の相馬に別荘を持っている生徒さんがお見えになります


いつも 木曜日のお教室が終わると 相馬のほうにいらっしゃるので 

3月の地震の時は 

まさか・・・  と  ドキドキ

すぐお伺いのメールをしたかったのですが 混乱している時にメールは・・・

翌日の朝 送れるか?わかりませんでしたが 

この時はご自宅にいることを知り安心しました


今日1か月ぶりにお会いし 先週相馬に行かれた時のお話を伺いました

先月は 本当でしたら地震のあった週にでも 「相馬に行こうと」 お友達と話していたそうですが

お教室があるのと  次の週だと 学校も春休みになるから・・・  という事で

1週間前に相馬へ

運が良かった


その後 相馬のお隣のお家の方が避難で その方のお家へ

1か月ほどは・・  と思っていたそうですが 8日で相馬のほうに帰られたと

相馬のお家は お隣さんも 生徒さんのお家も ちょっと高いところにあり 難を逃れたそうです

その事は後程

なぜ8日でお隣さんが帰ったかと言いますと 相馬の難を逃れたお家の周りには お年寄りが多く

生徒さんのには30軒ほど 隣の高台のには50軒ほど・・・

そんな感じで 少しのお家が無事

ほとんどがお年寄り  電気もガスも水も…なかなか復旧せず

と言うのも お年寄りたちはおとなしく  県や国のほうに 復旧を早く! と言う事は言わずに我慢

今回の地震で 強く意思表示をしないところはどんどん後回しになっているそうで

それを知ったお隣さんは 「早く戻って 若い人たちがたちが働きかけないと!」 と言う思いで 
相馬にすぐ戻られたそうです

それから  空き巣の心配 

多いそうです



黙って国や県の対応を待っていたのでは 先に進まない所が多い・・ と耳にしましたが

本当のようです


残ったお家などで避難生活をしているところは お年寄りも多く 不自由しているのだと

その後 その場所には 電気も水も・・ 無事

それを聞いて 生徒さんは先週相馬に向かったそうです


常磐道経由ではいけないので 東北道から海のほうへ

地震前に見た景色とは全く違う景色に

その方のお家は少し小高い丘の上 

そのすぐ下に 神社?お寺? さんがあり  

昔から 「津波が来るときはこれより上に逃げろ!」と言われていたそうで

生徒さんのお家はそこより少し上に

でも お家より1分ほど歩いたところまで津波が  根こそぎ


お宅からは 海が見え 畑がみえ 近くには美味しいイチゴを育てている農家があったり・・・

長閑でそれはそれは良いところ   だったのが


とにかく戦後の焼け野原のようで何も無く・・ とお話していました


先週 丁度相馬のお家に着いた日

疲れてすぐ

その時 大きな余震があり


その時は縦揺れ

びっくりし 柱にしがみつき 

大きな直下型・・・

どんな感じかとお聞きしましたら ガガガガガガ・・・・・・・・ と上下に

その感覚と 感じる揺れは ちょうど道路工事でアスファルトを砕く ? 何て言いましたっけ??

手でハンドルを持ち 先の部分でアスファルトを砕いていく機械

それと同じくらいだったそうです


生まれて初めての体験だったと


幸いにして 生徒さんのお家は つい最近新築したばかり

家を建てた工務店さんと大工さんは 宮大工

通常より 補強をしっかり

今回の地震・余震 に 外も中もびくともしないそうです

丁度 先週の余震後 工務店の社長さんが家を見に

びくともしていないのに安心して帰られたそうです

おしゃれで こだわりのある

家具もすべて作り付け

食器戸棚には 大好きなアンティークが

それも どれも倒れず


もちろん 周りのお宅は 色々なものが倒れ 壊れたそうです


さすが 技術の高い宮大工さんの建てたお家


お家は無事でも まだまだ安心はできず

第1原発から 50キロだそうです


早く落ち着いてくれることを




そんなお話をお教室前に


とにかく皆さん 元気でよかった


いっぱいお話をしましたが 手際のいい皆さん

時計を見ましたら 3時間かからずに試食






お教室が終わりました



4時過ぎに春ちゃんを迎えに


今夜はこちらで晩御飯

春はこちらにお泊り

もう母さんの後ろで熟睡しています