華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

名選手、名監督にあらず

2011年12月13日 22時37分07秒 | Weblog
よくタイトルの言葉を耳にする。名選手はおそらく教わらずとも感性や勘で多くのことをこなせるため、逆にできない人がなぜできないのか理解できないんだろう。先ごろ、落合元中日監督がリーグ優勝を飾り、監督としても存在感を示していたけど、これはかなりの例外ではないかと思う。それにしても落合選手が現役だったころの右流し打ちは美しかった。

もとい。
Dをコンピュータオタクとよく書き表しているけど、実際彼はコンピュータについてよく知っている。しかし、以前はいろいろと質問して助けを仰いだけど今は聞くことを止めた。なぜなら名監督ではないから。
英語である上に、聞いたこともない単語をまるで常識であるかのように話す。「何それ?」と聞き返すと「だーかーらー」とカチンと来るものの言い方をし、向こうもイライラし始め、これみよがしにため息をつくため、私もすごくイライラする。また、何か質問したら結果だけ教えてくれたらいいのにくどくどと説明。例えば、Wordでポストカードのデザインはできるのか?と聞いているだけなのに、「Wordよりは○○のソフトを使うべき。なぜなら~~~」となる。その説明の大半に私は興味がないので、答えも聞けないまま興味のない長話を聞かされることにイライラしてまたケンカになる。

今日、また上記のようなことが起こり、もうDに頼るのはやめ、自分でネットで調べながら問題を解決していった。その間Dは作業している私のところにちょこちょこやってきて、かたくなに彼のアドバイスを採用しない私を「頑固者」と言って去って行く。彼のアドバイスとは別ソフトを使用すること。見たことも聞いたこともない英語で書かれたソフトウェアを私が使いこなせるとどうして思うのか。もっと初心者の気持ちを理解しろっつーの。まさに「名選手、名監督にあらず」。

私は午後から用事があったので、またDを置いて外出。帰宅してからコンピュータによる作業を継続していたら、またチョイチョイ口を出してきたので、とことん右から左へ聞き流し、何とか自分のやりたいことをほぼ自力でやり終えた。そして今思う。

“必要は発明の母”

Dを頼れないからこそ自分で解決しなければならない。そして私は自力でコンピュータについて学ぶ。すすすす、素敵やん(By松っちゃん)。こうなると名監督も良し悪しなのかしらねぇ。っつーか迷監督の方が選手が自力で頑張ったりして。

本日の写真は原稿とはまったく関係のない街の写真。午後から用事で出かけた際、聖歌隊が街中で合唱披露。それに合わせて女の子たちがすごいハイテンションで乱舞していた。聖歌なのに。

毎年思うけど、このクリスマスツリーって安っぽく見えるなぁ。
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