華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

What a night...

2016年02月19日 22時25分40秒 | Weblog
今日も午前のロングアワー。心配された寝起きはそこまで大変じゃなかった。これでひと仕事終了した気分。

ブィーンと仕事へ。今朝は先輩と13名担当。アシスタント&学生アシスタント付き。この学生さんはコースをほぼ終えかけの人なので、一人前とほぼ同じ作業ができる。熱心に働く人なのでとっても助かった。
13名。学生は数にかぞえない。3名で13名って決して悪くないんだけど、アシスタントさんがなんと11時で終了。なんでやねん。
13名のうち半分が手術を受けた人たち。一人が手術箇所から結構な流血。先輩がこちらに時間を取られた。
一方で私は何をしているのかわからない間にどんどん時間が経っていく。
輸血が2件。傷口の手当(2人がかりで一時間近くかかる)。そして通常通りの投薬、看護記録等をやり終えたらすでに申し渡しの時間だった。

午後からはチームリーダー。決して病院代表ではない。だけど病院代表を勤めたリハブ病棟の先輩が、なぜか代表が持つはずの電話を携帯しておらず、全部外科・内科病棟にかかってくる(代表にかかってきた電話に誰も出なかったら、外科・内科病棟に転送される仕組み)。
私は午後から担当患者さんを総替え。というのも、今日午後からシフトに入ったスタッフが誰も外科患者を見たことがなく(うちの病院に来てまもない人ばかり)、私が担当するしかなかった。
手術を受けた患者さんは基本的にナースステーションのそばの部屋に配置される=私はナースステーションの近くで作業をする=かかってきた電話の応対を余儀なくされる。こんな日に限ってなぜかリンリンと鳴り続ける電話。もういくつかは応えることができなかった(何を言ってくるかわからない電話よりも現場の患者さんの方が大事)。ちなみに今日の代表が電話を携帯していないことに気が付いたのは帰る直前だった。先輩は先輩でかなり忙しそうで、携帯することを忘れていたらしい。

これだけでも十分に忙しいのに、私は午後から7名の患者さんを担当。新人さんたちは質問にやってくる。新たな輸血も1件。さらに以前にも触れたことのある美容整形外科の先生がまもなく申し渡し、という時間になって回診にやってきて、それに着いてまわる必要あり。あまり難しいことは言われなかったけど、時間は取られた。
この頃になるとさすがに脳みそが働くのをやめ始め、(ちなみにこの時点でお昼休憩からまったく休みを取っていない)、集中力も何もあったものではない。
そしてハタと時計をみるともう帰る時間。だのになのに、私を引き継いでくれるロングアワーの夜勤スタッフが時間になっても来ていない。

いやな予感。

電話をかけると案の定在宅中。「ロングアワーなんて言われてないよ」。

うそーん。

でもこの夜勤スタッフの言っていることが正しかった。シフト表では通常勤務となっている。何がどうなったのか誰かの頭の中で変換され、早く来ることとされていた模様。

遠方に住むので、今すぐ家を出てもだいぶかかるよ、とのこと。それでもいいから早く来て、とお願いして電話を切った。
私以外のスタッフが余分に7名の患者を持つ余裕なんてどこにもなかったので(しかも外科患者を看たことがない)、私が居残るしかなかった。

今日は特に一日中忙しかったので、仕事を終える時間を待ちわびていた。なのにこの仕打ち。切れた緊張感は即座に戻ってくるものではない。半分泣きそうになりながら夜勤スタッフがくるまで残りの作業を開始。そして半分ぐらいの投薬を済ませたところで先輩がやってきてくれた。予想以上に早く来てくれて大助かり。申し渡しを終え、残りの看護記録を書いたら9時だった。

あぁ、しんど。

もう脳みそトゥルットゥルやわ。

帰ったらDが夕食の支度をしてくれていた。もう食べるような時間じゃなかったけど、それすらも考えられず目の前にあるものをムシャムシャ食べた。あぁ~。

明日は午後シフト。明日も午前やったら病欠もんやわ。朝のうちにしっかり回復せねばー。
明日はまたチームリーダーらしい。ちょっと憂うつ。はぁ。

もうとっとと寝てしまおう。
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