華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

短い期間にいろいろありました

2016年11月01日 23時27分30秒 | Weblog
今日から仕事。午後シフト。
午前中は前職場の先輩とお茶を飲むことになっていた。せっかくだし、時間の合う人を誘おうよ…ということで最終的に5名でブランチを取った。

前職場は小さいがゆえにスタッフ間の距離が近かった。ほとんどの人の名前を知っていたし、長く勤めている人に至っては子供の名前や年齢まで覚えているような状態。私も4年ほどかけてそんな環境に溶け込めたようで、今でもこうやって集まっておしゃべりできる人がいる。仕事を通じて知り合った人と友達関係ってなんだかんだで成り立たないことが大半だと思うんだけど、そんな中で“友達”と呼べる人もできて、本当にありがたい話やと思う。

女が5人も集まれば、話すネタが尽きることはなし。軽食をいただきながら、近況報告もかねて話に花を咲かせた。英語がおぼつかない&知り合い歴が短い私は、いまだに話に入りきれないことがあるんだけど、近しい人たちと集まっていたので話もよくわかったし、会話に混ざることもできた。それだけこの人たちと一緒に過ごしてきたってことなんやなぁ。こういう出会いに恵まれたことに感謝。


私は午後から仕事だったので途中で抜けた。お休みやったら良かったのになぁ。店を出る際「今日は仕切ってくれてありがとうね~」と先輩たちからのお言葉。そんなにいろいろした覚えはないんだけど、元来の仕切り屋体質がにじみ出てんのかしら?なんて思ったりした。楽しかったのでまた企画しなくては…と思うこのあたりが仕切り屋体質なんかしら?

さて。
いったん帰宅して準備してから仕事。家を出る前にわが病棟に電話をかけたところ、無事にわが病棟は開いていた。11月にもなって開いてるって珍しいんよ、と古参のスタッフが言っていた。
あとで見回りに来た偉い人としゃべったところ、わが地域はいわゆる年配層の流入が続いている上に、シドニーでの生活費が高すぎて移ってくる若者層も徐々に増えてきているらしく、病院自体が年を追うごとに忙しくなってきてるんだそうな(シドニーの地価&物価は東京もびっくりするぐらい高い)。わが病棟を閉めようと思えば閉められるらしいけど、それでほかの病棟を一杯にして、緊急入院が続くなどでベッドが必要になったとき、うちのスタッフがほかの病棟で勤務していたら開けるに開けられないので、なるべく開けたままにしているそうだ。私たちスタッフにしてみれば願ったり叶ったり。この調子が続くことを願っている。

今日はカジュアルスタッフと一緒のシフト。心安い人でいいシフトをこなすことができた。大きなドラマもなかったしね。申し渡しの直前と直後に新規入院が来たのがちっと面倒くさかったぐらい。でもおかげでまた満床。いいぞー。この調子でお願いしします。

無事に仕事を終えて帰宅。休み明けの仕事で疲れたのか、もうだいぶ眠い。

ところで。
話は全然変わるのだけど。
昨日、日本人の友達の家に行く際、高速道路を走っていった。その際交通事故を目撃した。おそらく発生してからたいして時間が経ってないもの。警察も救急車もまだ来ていなかった。車は派手に壊れていたけど、運転手と思われる人がガードレールの外側に避難しているのが見えたので、おそらく死亡事故ではないと思われる。
もしもあと数分早く走っていたら、事故に巻き込まれたのは私だったかもしれないと思ったらゾッとした。調子にのってスピード出すなよ!って言われてるんやろうなぁと思いながら安全運転を心掛けた。

そして昨夜。
ブログを書き終えて、そろそろベッドに向かおうかな~と思っていた11時半ごろ。急に窓を叩く音がする。Dが何かしているのかと思ったらどうも様子が違う。誰かが外にいる。Dが窓を開けてみると「お宅のごみ箱、燃えてるで!」。
表をみたら、我が家の2つのごみ箱から火が出ており、大急ぎで消火にあたった。幸いボヤで済む程度の火だったけど、ゴミ箱は解けてゴミが中からこぼれ出ていた。
オーストラリアは人が一人ぐらいなら入れそうな大きなゴミ箱に一週間分のゴミを詰めて、収集日に家の前に出しておく。昨日は普通ゴミとリサイクル可のゴミの日だった。その2つともから火が出ている。最初は「可燃性のものを入れたっけ?」とか思ったけど、そんなんならもっと早くに火が出ているはず。しかも両方のゴミから火が出ること自体不自然。十中八九どっかのアホによる放火。

なんでやねん。

教えてくれた人にお礼を言って別れ、消火のあとすぐに警察と消防に連絡をした。だけどどちらも来られないという。警察によると我が家の以前に近隣だけで24件に上る何かしらの通報があって、ボヤ程度の放火では現場に来ることはかなわないんだそうな。
そして今日、Dが新しいゴミ箱を供給してもらうために役所に電話をした。その際当然事情を説明したら、同様の連絡が10件あったそうな。そして「例年より少ないわー」。
なぜなら昨夜はハロウィン。悲しいかな、バカな奴らがバカなことをしでかす夜でもあるらしい。社会問題でしょ!と思うけど、この話を知人にしたら「うちの地域ではよくある話」だって。なんでやねん。どうなってんねん、オーストラリア!?

とりあえず大事に至らずに済んで良かった。なんか下手したら命に関わる案件がボンボンっと2件も続いて、ちょっといやな気分になっている。二度あることは三度あるとか言うしさー。明日からしばらくおとなしく過そうと思う。
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