華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

眠りに関するエトセトラ

2016年11月04日 21時01分53秒 | Weblog
今日も午前シフト。

患者さんは4名。全員介助要らず。大きなドラマもない。勉強する時間もあるいいシフトだった。

しかし。
お昼過ぎに妹病棟が閉まった。わが病棟に新規入院は来て満床になったものの、6名のうち4名は本日退院予定。やばい、やばいよー、と思って先ほど同僚にメッセージを送ったら、今日の午後、わが病棟は閉まったそうだ。明日も午前シフト。どこか応援に出される。憂うつやけど明日働いたらお休みなのでとりあえず頑張る。

仕事を終え、病院の近所でDと落ち合った。なぜならDがCPAP(シーパップ)と呼ばれる、無呼吸症候群対策の機械を試すことになり、それをピックアップする必要があったため。
CPAPは寝ている間に鼻、もしくは鼻と口を覆うマスクを着け、機械から風邪を送り込むことで気道を確保し、無呼吸状態になるのを防ぐというもの。だから寝ている間の姿はちょいとばっかりかわいくない。だけど健康には代えられないのでね。
とりあえず先方が進めるものをレンタルしてきた。お試しは4週間。その間にどれだけDが良質の睡眠を取れるか、またいくつかのタイプがあるマスクの中でDに一番しっくりくるものは何かを判断する。総合してDの体調全般に良い影響を与えるようならば機械の購入となる。
レンタル費用は4週間で270ドル(25000円ぐらい)。購入となると30万円近く(マスクの交換が時折必要やけど、マシンは基本は一生もの)。はぁ。頑張って働かないとねぇ。

ちなみにこのCPAPを使っている人は病院でもよく見かける。男性に多いかな。CPAPのためといったら電気代も少しだけ値引いてもらえるかもしれないとのこと。それだけ無呼吸症候群が多く、かつ対策が勧められているということなんやろうなぁ。無呼吸症候群で怖いのは心疾患。下手したら命取りやからね。
効果は一晩でも現れるらしい。明日、Dがなんていうか楽しみやわ。

話が少しそれるけど、CPAPは大きな機械で、ひと昔前のラジカセぐらいのサイズになる。無呼吸症候群が深刻で、このCPAPがないと寝ている間に死んでしまうかも…という人はいて、そんな中の一人の女性がジェッ〇スターの夜行便に乗る際にCPAPと手持ちの荷物を持ち込んだところ「手持ちの荷物はひとつだけ」という理由で搭乗拒否か余分の支払いを要求されたか何かという事件があった。それも多分昨年あたり。その女性はCPAPはライフラインであって普通の荷物とはわけが違うと説明したけどジェッ〇スターは聞き入れなかったらしいく、女性の怒りの声が記事になっていた。
ざっと読んだニュースなので詳しい話はわからないけど、そのぐらいはいいんでないの?と思うのは無責任な乗客の一人の意見なのかねぇ?

さて帰宅。
そのつもりはなかったんだけど、着替えて寝転んだらそのまま寝ていた。午前シフトを好む人は「家に帰ってからもまだ時間があって家事もできる」というけど、私の場合はまったく機能しないので本当に意味がない。午後シフトの日はゆっくり寝てるとしても最低限の家事ぐらいはするので、私には午後シフトが合っている気がする。

昨日も寝てしまって、夜はなかなか寝付けなかった。今夜はスッと眠れるといいなぁ。
明日はどこへ行くのやら。いい一日でありますように。
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