華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

悲しきカジュアル扱い

2016年11月20日 22時24分02秒 | Weblog
今日は午前シフト。久々の5時半起き。あぁ、つらい。

わが病棟は予想通り今日も閉鎖。どこに送られるのかなー?と思いつつ看護事務所に電話したら「Med4に行ってね~」。
またM4。こんなに同じ病棟に続けて送り込まれるって珍しい。でもこうやって続くと要領がわかってくるので助かる。

さて。
一緒にシフトに入るはずだったM8の同僚とペアを組み、6名の患者さんの担当になった。1人あたり4名の患者さんを受け持つのが通常なんだけど、現在病院自体が忙しくないためかこういう数字だった。病院にはドクターたちは常にいるものの、メディカルチーム(具体的なケアを進める主治医とその下に属するドクターたち)が回診をしないため、週末は比較的静か。加えて2人で6名という数字だし、今日はいいシフトを過ごせそう…と思ったのが間違いだった。

忙しいし。

悲しいかな、応援でよその病棟に送られたときは、その病棟の最も面倒くさい患者さんを割り当てられることが少なくない。今日がそれだった。
6名のうち、1人はもうまもなく世の中にお別れを告げる人。でも痛みが強く、機械を通じて継続的に危険ドラッグを投与されているため、まめに状況を確認する必要があった。
2名はそれぞれ別の理由でひどい痛みを抱えている。どちらもこれまで機械を通じてオピオイド系の薬を継続的に摂取しているにも関わらず、「もっともっと」と何度もナースコールを押す。危険ドラッグなので必ず2人で投薬する必要あり。いちいち時間がかかる。
ほかの2名は諸事情により転倒の危険が高く、これまた何かとすること多し。
要は1名をのぞいてみんな何かしらの理由で手がかかる人たちだった。
私と同僚は本当に座る暇もなく、ずっと走り回っているような状況。だけどほかの病棟付きの看護師たちはいい時間を送っているようで、座り込んで談笑している。私がコンピュータを使いたいと思って見に行っても、椅子を占拠しておしゃべりに夢中でどこうともしない(モバイルPCを見つけることができたのでそちらで処理)。

まぁ、そんなもんよねぇ(苦笑)。

よそ者が多少忙しそうにしてたって、それがめちゃくちゃなものではない限り気にはされない。担当分けするリーダーも身内のスタッフにいいシフトを送らせてやりたいと思うのが普通やろう。
その心理状態は理解するけど、私はそれが嫌だからカジュアルではなく正社員として働いている。わが病棟がこんなに頻繁に閉まるのは予想外で、今日のようにカジュアルスタッフ扱いされるのは正直心外。でもぁ仕方ない。そんなもんさ。

同僚も同じような感じで、表情から不満がダダ漏れだった。でも2人して黙々と働いた。やることはきちんとやった。それでいいのだ。

明日も午前シフト。わが病棟が開いている可能性は低い。残すところ今の病院で働くのもあと5日。みんなにお別れをいうことなく病棟を去ることになりそうやなぁ。

帰宅。
当たり前のように眠気に襲われる。午前シフトの日はいつも夕方に寝てしまい夜にすぐ寝付けなかったりするので、今日は寝まい、寝まいと努力した。
だけど失敗に終わった。
気が付いたらやっぱり寝ていた。寝転ぶからあかんねんなぁ。今日は電話をかけていたのでそのついでに寝転んだのが最後、電話を切ってすぐに寝ていた。やれやれ。おかげで買ってきた花の植え替えがまだできてない。早くやらないと。

夕食は昨日の残り物を適当に。楽ちんでいいわ。昨日長い時間を台所で過ごしたので、しばらく楽がしたい。
そして音楽オーディション番組鑑賞。お気に入りの出場者はいるけど、今年のこの番組は全体的に面白くない。どうやらオリンピックの影響でいつもなら3か月近くかけて放送するショーが2か月ぐらいに短縮されているらしい。アダム・ランバートが出ているから観ているようなもの。アダムが時々オネエで面白い。

寝てしまったので今はあまり眠くない上、今はDがいれてくれた紅茶を飲んでいる。また寝入るのに苦労しそうやなぁ。
明日頑張ったらまた2日お休み。待ちきれんわ。
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