しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

夢の続き

2012年01月27日 | Weblog
高校時代の彼女の夢を見た。自分がデートしている。
現実のこととして一緒に歩いている。手も握っている。

こんなことはありえない。45年も前の出来事が現実な筈がない。
どこかにそんな意識はある。それでも夢と思いたくない。
顔が声が見える、聞こえる。心臓がドキドキする。
事の進行に期待感がある。ベンチに腰をかけて身体のぬくもりを感じる。
夜のとばりも降り、人気も消えた。次のシーンはと思ったら目が醒めてしまった。

懐かしかった。現実は小生同様「おばあちゃん」となっている人だ。
お会いしていないから姿は昔のままだ。
若くて魅力的だ。自分も若い。
夢だから実現した素敵な世界。
タイムスリップした「タイムマシン」の世界。
夢はありがたい。懐かしい深層心理を引き出してくれたようだ。

夢の中でのみ実現する世界。これは商売にならないか。
映画「トータル・リコール」あのシュワちゃんが主演した映画である。
夢を得る会社「リコール社」の商品。
事前に「人種・髪の色、スタイル、顔の好み、身長、目の色、等」データ入力
夢の舞台設定。入力して夢の中でデート旅行する。舞台は火星だった。
完璧な記憶・現実感を売り物にする。高価だが人気という商売。
映画の中では想定した女性が現実の人であった。


過去の出来事を辿る旅に出る「トータルリコール」はそんな映画だった。
夢を現実としてその記憶を得られたらその時間はすばらしいものとなる。
「フィリップ・K・ディツク」が1996年に発表した短編小説「追憶売ります」を
ポール・バーホーベン監督が映画化したものだ。
シュワちゃん人気で脚本の素晴らしさが隠れがちだがこの設定は別の役者で映画化しても面白いと思う。


明日の夜も「夢の続きをみたい」と思う。
強く願えば「リコール社の商品」を買わずとも「タダ見」できるかもしれない。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夢を見ることは素晴らしい (コーチャン)
2012-01-27 05:31:39
夢を見ることは素晴らしい。
仮想空間がその時だけ現実となる。
コストがかからない。いつも夢を見れる人は幸せ者だ。^^
返信する

コメントを投稿